「若者よ、マルクスを読もう (20歳代の模索と情熱)」を読んだ
↑図書館で借りて読んだ。
カール・マルクスについては、彼の考えた経済理論についてというよりも、彼の生き方に興味を持っていた。すごく貧乏なのに毎日、大英博物館の図書室で勉強して資本論を書いたとか、そういうエピソードに惹かれるものがある。
本書も、彼の理論というよりは彼の生き方とか問題意識の持ち方とかに主眼をおいているように感じられて、それ故に読んでいて面白かった。作中で触れられているが、マルクスの理論は現在では合わないこともたくさんあるがだからといってマルクスが無価値というわけではない、という読み方が良いのだろうと私も思う。
- 2018/06/17
- 読書
- 固定リンク
- トラックバック (0)
- コメント (0)
- ↑
最近のコメント