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コラム:ラジオの特性・可能性を考える

 同志、まぬけづらさんがWEBラジオをスタートしました(現時点では続ける…予定なのでしょうか)。私としては、この実験がどうなるのか、注目して聴かせて頂きます。

 それというのも、私はちょっと前から「インターネットラジオをすることはblogと比べるとどういう違いがあるのだろうか」ということを考えているのです。
 上記のラジオの中で、パーソナリティのまぬけづらさんが語っていますが「このトークの内容だったらラジオでやるよりもblogでやったほうがよいんじゃないのか?」という意味の実に核心を突いたコメントをしていますが、私もそれを思うんですよ。
 それなので、「ラジオというのはblogでは出来ない表現が可能なのか?」ということを最近は思うのです。

 自分でアマチュアWEBラジオをやっていて思うことは、話す内容を事前に詳細に書いてトークしたら「ただの音読ではないか?」と感じ、かといって何も見ないでフリートークをするのではとても面白い話が出来ないというジレンマがあったり、そもそも私は結構詳細に原稿を事前にかいてからトークをしていますが、そうするとやっぱり「トークにしないでこの文章をblogに載せればよいのではないか?」ということも思ったりするわけです。

 私を含めてブロガーは基本的にblogを最初の表現手法として持っているので、それを上回る「何か」がないとラジオなんてやる気にならないと思うんですよ。私の場合は文章だけで「楽しい!」というその雰囲気が表現できないので、そういう「ハイテンションで面白い!」というそんな雰囲気をラジオのトークだったら出せるんじゃないのかなとを思うのと、それからオタクの同志と会ったときにおしゃべりをするオタトークのその雰囲気をラジオのトークで再現できないだろうかというような事を思ってやっていること、あるいは私の先輩ラジオであるRadio29のパーソナリティの金魔轟さんがいっていた「純粋にラジオをすることが楽しい」ということも現在は感じているのでやっているのですが、今回まぬけづらさんがラジオを始めたという記事を見ていて、「まぬけづらさんはラジオをどうとらえるだろう?」ということがすごく気になりました。

 blogをやるのは技術的には誰でも出来ますが、ほぼ毎日記事を書くアクティブブロガーには誰もはなりません。毎日blogを書く事を面白いと思えるか、興味を持てるかというのは人によって違う、多分ほとんどの人はblogを毎日かくことに興味を持たないのです。
 ラジオについてもそれはいえると思う。ポッドキャストで注目された、アマチュアがトークを録音してインターネットで配信するという方法ですが、これは技術的には簡単に出来るようになった。だけれども、アマチュアWEBラジオ・音声blog・ポッドキャスト(どういってもよいけど)は、普通の文字のblogよりも手間暇がかかります。それをおしてなおかつラジオをやろうという風に思って続けるかどうかというのは、やっぱり人によるんじゃないかと私は思っています。「面白くないからやめる」と思う人がいてもおかしくない、というか、そう思う人のほうが多いんじゃないのか? ということを私はうすうす感じているのです。
 だから「ラジオを面白くやるにはどうしたらよいのか?」ということを私は考えているのです。

 まぬけづらさんが今回実験的にトーク配信を始めてみましたが、やっていてつまらないとか労力に合わないと感じるようになったら撤退するのだと思う。果たしてそうなるのか、あるいはblogとは違うなにかの面白みやラジオの使い方を感じて続けるのかというあたりは、私はすごく気にしています。
 そんなわけで、正直に書きますと、まぬけづらさんが今回ラジオをやりますということを言っていて思ったのは、「定期的にやるとしたら、それはやろうと思うだけの面白みを感じるのか・感じられるのだろうか?」ということです。…いや、はじめた初回にこんなことをかいてしまうのは申し訳ないと思うのですが、今の私が気になっているのは、「まぬけづらさんはラジオをすることに価値や楽しみを見出すのだろうか?」ということなのです。

 そもそもラジオというのは面白いのか? がひとつの疑問。次に、ラジオをするにしても、それはblogとどう違う使い方をすればよいのか? というのが二つ目の疑問(あるいはblogと同じような事をしていても楽しめるものなのか)。

以下、まぬけづらさんへ私信
 今回の小部屋の初回に関してはスクールデイズの部分以外は聴かせていただきました(スクールデイズは後で私も触れたいので自分で言ったあとで聴かせて頂きます)。私はまぬけづらさんがピックアップした部分の表現が、特に毒がある部分をとても面白く聴かせていただきました。あきるまでは続けてください。というか、ラジオではどうでも良いような些細な事をトークによって実際以上に面白く出来るということがひとつの魅力じゃないかと思うので、そういうあたりに注目しても良いと思います。

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生協の本のフェアに乗っかってみる

 生協の書籍部が、文庫・新書を3冊まとめて買うと15%割り引き!というセールをやっている(普段は5%引き)。どうやら「角川文庫夏の100冊!」みたいなフェアのシーズンで、各社が100冊の文庫本をばーっと並べる時期なので、まとめて買ってみてはどうかという意味のフェアらしい。
 私としては本が15%引きになるからといってまとめて買うような商品かなという気はするが、本好きとしてはうれしい企画である。ついでに、毎月出る文庫・新書を眺めていると3冊くらいは面白そうな本があるのである。それなので、今回はこの企画に乗って本を3冊まとめて買ってみることにした。それで買ってみたのが以下の3冊です。
「神様のパズル」はSF本。表紙につられてぱらぱらっと見たら、舞台が大学の理学部の物理学科ということで、面白そうだった。ちょっと立ち読みしても読めそうな内容だったので読んでみることにした。あと「スーパーコンピューターを20万円で創る」は科学者の研究の話の本のようで、そういやちらっとこの研究の話を聴いたこともあり読んでみるかと買って見た。「悪あがきのすすめ」は、前から注目しているとにかくタフな著者の人生の闘い方の本である。生き方を考える上でも勉強になると思った。
 あとは気になった本として、乙一の「ZOO」があったが、これは多分図書館に入っているだろうからそっちで借りて読もうと思って今回は買わなかった。改めて思うが、乙一はすごい作家だと思う。小説はあまり読まないが、リスペクトしている。

 明日は英語のプレゼンの演習がある。そんなわけで、また原稿をちょっとチェックして軽くイメージトレーニングをしないといけない。実は明日が結構大変な予感。まあ頑張ろう。

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コラム:趣味とは何か? 一見無駄な行為こそ教養の元ではないか

 今回は趣味の話をしたい。一体全体「趣味」というのはなんなのだろうかと。
 それというのも、私が前の学校で線香花火の研究をやったり、あるいは衛星設計コンテストに霜柱の研究で応募をしたりしていたときに「それは(学術的な研究ではなく)趣味ではないか?」という意味のコメントを受けたからである。
 私が「趣味」という言葉を言われたり、あるいは使っている人を見ていると、それがよい意味で使われているケースがほとんどない。「それは趣味だろう」といわれたら、それは「くだらない・ばかげている」という意味で、けなされる用語なのである。
 そして一番重要なことは、今の私は「それは趣味だろう」といわれるようなことばかりをやっているということである。

 今の私が一番力を入れてやっていることは、北海道大学工学研究科において研究活動をすることだが、この研究活動も別段お金が稼げるわけでもなく、またなんの役に立つのかといわれたら答えに困るような事柄である。古典的な話になるが、研究活動に実利を求めるものではないという状態にある。
 そんなわけで、一番力を入れていることがそもそも「それは(何の役にも立たない)趣味ではないか?」とバカにされても反論が難しい状態である。
 それに加えて、私が力を入れていることに、読書・新聞を読むことがあげられる。これも私はモノを考える上でとても大切な勉強の一環だと思っているが、「趣味ではないか?」とバカにされるとやっぱり反論が難しい。
 さらに、最近の私がものすごく力を入れていっているのが「ブログを毎日書くことは知的に役に立つ、勉強だ!」ということと、あとアマチュアWEBラジオをできるだけ毎週やるということも知的に向上するための勉強だと思っているが、ブログとラジオも「趣味」だといわれると反論は結構難しい。
 さらに私がブログのサイドバーの自己紹介で「趣味はアニメと漫画」と書いているが、実はこれは方便で、私はアニメと漫画は優れた文化であって、アニメを見たり漫画を読むことは教養を深める方法で勉強の一環だと本気で思っている。だが、多分そこらへんの人はアニメと漫画を「趣味」だと捕らえていて、それが教養だという私の意見はまともに聴かないだろう(あとはゲームもそうだ)。

 私がそういう状態・考え方にあるので、私はやっていることに対して「それは趣味だろう」といわれたら反論をしたくなるのだ。「私がやっていることはただの趣味じゃない。読書や新聞やブログやラジオやアニメや漫画やF1は世界について考えるための勉強の一環なんだ」と。
 大学でやっている勉強や研究活動はそもそも「趣味」に近いものがあるが、それでもブログ・ラジオ・アニメ・漫画よりはまだ立派なことだと思われていると思う。だけれども私は数年にわたって大学にいてそこの学生や教員を見ていて、「勉強や研究活動しかやらないでほかの事を全部切り捨てたら考えの浅い人間になる」という危機感を持っているのである。正直に述べるが、私は大学で周りの学生や教員を見ていて「教養が感じられない・知性が弱い」と感じることが多かった(私の偏見だしそもそも教養とは何かといわれると困るが)。それなので「ひょっとすると『趣味』こそが人間的に知的に向上するための切り札ではないか」と思うのである。

 また、アニメをたくさん見て感想をブログにたくさん書くアニメブロガーの皆様のブログを見ていて思うのは、「これはただ趣味なのか?」ということだ。私もアニメを見ていたから分かるが、一週間にアニメを20本以上見るのは非常に大変だ。そこまでくるとつまらない作品を義務で見たりする。そしてその感想をいちいちブログにリアルタイムで書き続けるという行為が、ただの趣味であるはずがないと私は思う。「ここまできたらセミプロの評論家ではないのか?」というのが私の感想だ。

 そこらへんの人が「くだらない」と思うような行為が、実はすごいことなんじゃないかと私は思っているし、他人が趣味だといってバカにするようなことをやり続けて、私は何かすごいことをしてみたいと思う。また「趣味」を続けることによって、他の人が見えないものが見えるような知的な向上を目指したい。
 入れ込み具合が少なければただの「趣味」で終わるだろうが、真剣に打ち込んでやるのならば、他人が下らないと思うようなことでもなにかのすごいことができるし本人の勉強になるのだと、私は思っている。

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Author:Yutaka ICHIMURA
 趣味はアニメ・漫画・ライトノベルなどポップカルチャー全般とモータースポーツ観戦、物理学・機械工学の勉強。
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