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七転八倒・三月末日・新聞書評を読む

 3月の上旬から中旬にかけては非常にテンションが高くて研究活動をやる気にあふれていたが、3月の下旬になって失速してきた。
…解析が難しすぎる。そんなわけで、壁にぶちあたって、悶々としている状況。これからどういう風にしかけるか、実に悩むところである。
 七転八倒するより他にないだろうという気分である。

 新聞を読む。朝日新聞が本日から文字を大きくするということでレイアウトが変わっていた。オピニオン面で小田実の追悼記事が出ていて読み応えがあった。
 読売新聞の昨日の書評で「続・獄窓記」が紹介されていた。読みたいと思った。
 読売の書評が時々やる、人生相談と本の紹介を兼ねた「本のソムリエ」だったか、あの特集がとても好きだ。載っていると夢中で読んでしまう。

 今日が3月の最終日。ということは、明日が4/1である。札幌に来て一年がたつ。そのことが個人的に非常に感慨深い。なんとか一年乗り切った、ということが俺の中での記念である。

 学校の本屋で週刊アスキーを立ち読みする。キーボード紹介の記事で富士通の親指シフトキーボードが紹介されているのがおやっと思った。…あれは私も気になっている良いキーボードだ。日本語入力ならばあっちのほうがよいんじゃないかとつくづく思う。

 アニメ「CLANNAD」の番外編を見る。とてもよかった。見ている俺がこっぱずかしい。
 バンブレを25話まで見る。見ごたえのある良い作品だった。
 ハヤテの先週分を見る。そして今週の最終回を前半だけ見る。…やっぱり好きな作品だった。ハヤテが最終回なんだなーということが本当に感慨深い。なにかが終わったというような喪失感を感じる。

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↑自然科学51位

「二次元と三次元ではどちらの女性がよいか?」修正版

 高校の時の知り合いに対して、上記のテーマで文章を書いてみた。書いてみるとなんかわりとまとまった文章になって、それを死蔵するのも惜しいから修正してここにも載せてみることにする。痛々しい主張ではあるが、現時点の私がどう考えるかというまとめとしては意義深いんじゃないかと自分では思っている。

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「咲-Saki」「みつどもえ」「夏のあらし」を買う

 本日、大通公園南の札幌オタクショップめぐりに出かけてきました。それでブックオフととらのあなで、チャベスさんお勧めの「咲」1-3巻と、「みつどもえ」1.2.4巻、分かってくれるのがぴよさんしかいない「夏のあらし」3巻を入手しました。

 学校に戻ってきて早速読んでいますが「咲」が思ったよりも面白く読めるのでびっくりした。
 基本的にマージャンのルールが良く分からないのでマージャン漫画は分からないだろうと思っていたのだけれども「囲碁が分からなくてもヒカルの碁は読める」というように、確かに読めたのでびっくりした。
 しかも個人的に「マージャンが社会的に大人気のゲーム」という世界観が面白くて仕方がない。作品中で大真面目にマージャンに青春をかける主人公たちを見て「これはギャグか?」と笑ってしまう場面も多々あった。
 ただ考えてみれば現在の野球にせよサッカーにせよ、それが大人気でなければならないという必然性はない。ひょっとしたら、現在の日本における野球がマージャンであったかもしれないのだ。高校野球がこれだけ大人気なんだから、ひょっとするとマージャンの高校生日本一決定戦が大人気である世界であったとしても不思議じゃないのでは、と読んでいてそんなことを思った。
 あとはうすうす読んでいて、マージャンの面白さが少しはわかって来た。手札のそろえ方で得点が決定する、ある種、ポーカーに似たゲームなのかなと思いながら読んだ。
 マージャン漫画といえば、「アカギ」も相当な傑作らしいので、読んでみたいなーと思っている。

「みつどもえ」はギャグとして笑いが止まらない作品。4巻を読んでいてあまりも面白いので声に出して笑ってしまう。それなので他人が近くにいるときは読めない作品である。

 あとはなんだろう。「みつどもえ」については1巻はそれほどでもなくて2巻目以降に面白さが爆発している作品だと思った。そう思うと、この前3巻から買ってきて入ったのはよかったかもしれないと思う。1巻から入ったら面白さに気づく前にやめてしまったかもしれない。アニメも「とりあえず3話までみよう」とよく言われるが、漫画についても最初だけで判断するのは危険かもしれないと思った。


以下、今日買ってきた漫画。

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岩波ジュニア新書久々のあたりを古本で買う

「近代社会と格闘した思想家たち (岩波ジュニア新書)」をブックオフで買ってきた。
 私が高校生くらいまでの岩波ジュニア新書は、読み応えのある良書を連発しているシリーズで、たぶん私の精神形成に大きく影響したラインナップである。ここ最近はどう考えても面白くない本ばかり出すようになって残念に感じているが、最近の本では久しぶりにあたりだと思ったのが、この本と、もう一冊の続編である。
 図書館で読んで「これはすごい」と思った。気になっていた本で、今日でかけたブックオフで見つけたから衝動買いした。

 あとはSF小説で、ジョージ・オーウェルの「1984年」とレイ・ブラッドベリの「華氏451度」が気になっていた。両方ともディスユートピア小説。超管理国家の恐怖を描いた作品として名高い。
 古い本だしブックオフにあるかなと探したら予想通り100円コーナーにぽんとあったので買ってきた。古典的な作品はブックオフ100円コーナーにあることが多い。なので重宝する。
 ただ昔の文庫本は活字が8ポイントで小さくて読みにくい。最近新聞の活字がどんどん大きくなっているが、その関連記事によると「文庫本は情報ぎっしりのほうが受けた」ということだそうだ。
 高校から大学にかけて、私は8ポイント活字の文庫本を電車の中で立ち読みしていたんだから、よくやっていたなと思う。さすがに今は読んでいてちとつらい。

「科学を読む愉しみ―現代科学を知るためのブックガイド」は、ちょっと俺が定期的にチェックしている池内了の本。存在を知らなかったが、本棚で見つけて「まあ350円だし買ってみるか」と買ってみた。ちらちら読んでいるが、わりと当たりの本である。

 今日の古本屋は当たりだった。せっかくだからほかの店も冷やかしたらなにかでものがあるかもしれない。

 本当ならば、今日は実験をやりたかったのだが、どうも気が向かないので、外を散歩したり本を読んだりしてすごしている。最近はろくに本が読めていないから読めるときに本を読むのがよいかもしれない。


近代社会と格闘した思想家たち (岩波ジュニア新書)近代社会と格闘した思想家たち (岩波ジュニア新書)
(2005/09)
鹿野 政直

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科学を読む愉しみ―現代科学を知るためのブックガイド (新書y)科学を読む愉しみ―現代科学を知るためのブックガイド (新書y)
(2003/01)
池内 了

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1984年 (ハヤカワ文庫 NV 8)1984年 (ハヤカワ文庫 NV 8)
(1972/02)
ジョージ・オーウェル、新庄 哲夫 他

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華氏四五一度華氏四五一度
(2000)
レイ・ブラッドベリ

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計算が合わない

…アーベル積分が予想以上に難しい。どうにもこうにも計算がうまくできないので困る。どうしたものだろうか知らん。というか、計算方法云々というよりももっとほかの課題が出てきているのだろうか。なんにせよ難しい。

 研究室の引越し作業は大体終わらせたと思う。とにかく、これから大いに勉強をしないといけない。
 なんだかテンションが低いが、気合を入れないといけない。

 図書室に出かけて新聞を久しぶりに読んだ。三菱重工の中型旅客機を全日空が購入するそうだ。ブラジルのエンブラエルの記事とかが面白かった。

 アニメ「ぽてまよ」11話を見た。上質の作品であると思う。だが、カリスマ的な面白さを感じるまでには至らず。やはり私の人生経験が浅いのかもしれないと思う。

WEBラジオ 無重力地下放送 55回  俺の部屋は他人に見せられない、話し

 ブログの延長としてフリートークを録音して配信する「音声ブログ」無重力地下放送の55回目を、前回から一ヶ月くらいたちましたが、配信します。
 これからは気が向いたときに細々とやりたいです。

無重力地下放送 55回(MP3形式)
↑19分くらいです。

55回放送の内容
ちゃぶ台を拾った・普通にごみを拾ってくる子供だった・古本古雑誌の日が狙い目/部屋にサバとバナナの臭いが充満して大変なことに・さしみを買いすぎて大変だった・醤油をリッターで買ったのは間違いだった・包丁を買ったがスクイズがトラウマで怖い/俺の部屋はぶっちゃけごみ屋敷・机の上にエロゲを積んでいるのが一番いけない/知り合いからDC2をプレゼントされた・ななかさんが俺の嫁すぎる・音姉がいい・DC2を評価しないまぬけづらさんは激しく間違っている/アニメの話・ハヤテがいよいよ最終回なのが感慨深い・クラナド本編最終回がすごく良かった/漫画の話・「みつどもえ」は良い・ひとはちゃんが良い・「夏のあらし」3巻が発売されたらしい/カイジのEカード編での利根川のセリフが感慨深い/「最強伝説黒沢」にぐっと来た。

注:バックナンバーは過去6回分まで残しています。それ以前は削除しています。

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radio
 岡山発の「Radio29」長時間延々とお二人で話し込んでいます。真似できないすごさです。

自堕落ラジオ
 2008年度もますます気合をいれて突っ走るオノッチさんのラジオ。

▲SPRING MIST▼ -radio edition-
 先日スカイプキャストでごいっしょしました、トール鉄ラジオ。

桃月学園Blog・ラジオ支部(仮)
 ぱにっくぽにーさんのラジオ。

サトシアキラさんのWEBラジオ
 動画+音声という表現手法にも挑戦しているアキバ系な番組。

まぬけづらの小部屋
 ブログの延長線上で表現手法を模索する、私と同じようなスタンスに共感するラジオ。

D.C.II ~ダ・カーポII~ 通常版D.C.II ~ダ・カーポII~ 通常版
(2006/06/23)
Windows XP

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夏のあらし! 3 (ガンガンWINGコミックス)夏のあらし! 3 (ガンガンWINGコミックス)
(2008/03/22)
小林 尽

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みなみけ 1 (1) (ヤングマガジンコミックス)みなみけ 1 (1) (ヤングマガジンコミックス)
(2004/11/05)
桜場 コハル

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カイジ―賭博黙示録 (9) (ヤンマガKC (762))カイジ―賭博黙示録 (9) (ヤンマガKC (762))
(1998/10)
福本 伸行

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最強伝説黒沢 1 (1) (ビッグコミックス)最強伝説黒沢 1 (1) (ビッグコミックス)
(2003/06/30)
福本 伸行

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研究室の引越しに着手・「獄窓記」を読んでいる

 4月から研究室の場所が変わるので、引越しを始めた。なのでちまちまと荷物を移動させている。気分一新という感じでよいんじゃないかと思う。一日いただけだが、なかなか居心地がよさそうな部屋だった。
 実験室では隣の研究室がエンジンを回して実験をおっぱじめた。なんか、始まったなーという気分。

 本が読みたくなったので図書館に出かけてきた。山本譲司「獄窓記」新潮文庫を借りてきて読んでいる。
 元国会議員だったが、秘書給与詐欺の罪で服役した、その顛末から刑務所の中の生活なんかを書いている。
 この本を読む限り著者が実に誠実な人柄である。それなのでなんとも読んでいて泣きたくなってくる本だ。
 そして考えさせられるのは「これは悪いことなのか?」という疑問である。

 ハードカバーが発売されたときに大きく紹介されていたが、私は文庫本になって図書館に並んでやっとよんだ。この内容ならば発売直後に読むべきだったと思えてならない。

獄窓記 (新潮文庫 や 60-1)獄窓記 (新潮文庫 や 60-1)
(2008/01/29)
山本 譲司

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ちゃぶ台を拾ってきた・プレイヤーダウン・酸素ガス交換

 昨日家に戻ろうとしたらマンションの入り口に引っ越す人がいらなくなった家財道具をいろいろと置いていた。ふとみると「ご希望の方お持ちください」の張り紙がある。洗濯機はもうあるので、まだなかったちゃぶ台を一つもらってきた。随分ぼろいがちゃぶ台としては十分に実用に耐えるものである。今までは台がなかったのでテレビを見ながら食事をするときとかダンボールの上で食べていた。少しは文化的になるだろう。

 オーディオプレイヤーがダウンした。
 この前4500円でジャンクで買ったソニーのウォークマンNWA1000だが、なんかバッテリーがお亡くなりになったらしい。バッテリーというか、充電しても起動すると「バッテリー切れ」のエラーサインがでて動かん。時々システムエラーのメッセージまで出す始末である。まあジャンクなのではじめから動かないことを想定していた。二ヶ月動いてくれたんだからよしとしたい。それなので今は、前に使っていた東芝gigabeatを引っ張り出している。…実用的には特に困らないんだからすごいといえばすごい。

 今日は卒業式だった。妙に学校がお祭り騒ぎであったが、私は自分自身が卒業の目算がさっぱりと立たないので妙に沈んでいた。

 昨日注文した酸素ガスがさっそく届いた。それなので気をつけて取り付けを行なう。初めてやったが、なんとか取り付けることが出来た。問題はない。特に危険もない。やれば出来る。
 酸素がきたので実験装置をぶいぶいと回す。
 この前MGLABでの実験結果を解析していて「???」という風になってきたので、その検証を行ないたい。
 この先どういう風に動くか難しいが、だが、やりがいがとてもあるので良いと思う。

 本を読もうかと思ったが、春休みで図書館が17時で閉まる。気がついたら閉まっていた。

 食堂であったシチューが妙に美味かった。

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無重力でブーメラン・回転するゆで卵・ラジオペンチの逆立ち

土井宇宙飛行士の無重力でブーメランがどうとぶか、という問題が面白そうだ。なんかニュースで出ていた。スペースステーションでもブーメランが戻ってきたそうだ。力学的にどう解析できるのかがすごく興味深い。

> 無重力でもブーメランの軌跡は同じ…土井さんも「感激」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080320-OYT1T00406.htm


 学習院にいたときに回転するゆで卵が立ち上がる現象を力学的にといた論文がネイチャーに掲載されて話題になった。面白そうな問題だと思って仕掛けたが歯が立たなかった。歯が立つようになりたいと思う。今ならば前よりは分かるようにはなっていないか?

 あとはラジオペンチの反転現象である。無重力環境でラジオペンチを回転させると逆立ちする現象がある。これも映像を見てぶったまげた問題だった。アメリカの大学院生がテーマとして考えたらしいというのをちらっと聴いたが、あれがどうなったのかもすごく気になる問題である。

酸素ガスを買う

 実験で使う酸素ガスがからになったので買ってみた。酸素を買ったのは初めてだったが至極あっさりと注文できたのでびっくりした。…思ったよりはあっさりと買うことが出来た。

 届くのに時間がかかるかと思ったが、それも明日には届くそうだ。これならばロスなく実験が出来そうで良かった。

 イマジネーションが少し出てきているので良いと思う。難しいがあきらめず、そして焦らずに動いていくことが大切だと思う。

 学校の掲示板に4月からの予定が張り出されていた。4/10から講義が始まるらしい。いつものことだが、始まるまではとても面白そうに思える。実際は退屈なのだろうが。4月からはどうなのかなーと思うと実にどきどきとするものである。

 なんにせよ、4月からは講義だなんだで、なかなか実験がやりにくくなりそう。それもあって、春休み中に気合を入れて動いておくことが今後に向けてとても重要なことになりそうである。…少しばかし考えてみたい。

 なんというか、実感がなかなかなかったが、学校的に一年が終わるんだなーということをうすうす思うようになってきて実に感慨深い。

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F1オーストラリアGP決勝・順当なレースだった

 中島一貴が最後に(途中から)ずっこけてしまったことを除けばしごく順当なレースだったと思う。あとはトゥルーリの4位も意外な結果ではあったが。今年はTOYOTAが強いのか。
 アグリ・ホンダが最下位ながらも二台完走。現時点では完走できただけで良しという状態である。
 マッサが惜しかったなー。少なくとも二位は取れていたレースだっただけに、レースは難しいなつくづく思う。ライコネンが順当に勝った。そしてマクラーレンの二台も順当にポイントを取ったレースだった。

…今年のウィリアムズは順当にやればポイントは取れる、上手くすれば表彰台が取れるマシンだと思う。ので今後の活躍が気になる。
 次がバーレーンでよいのかな。楽しみである。

F1マレーシアGP予選

 F1マレーシアGPがやっている。昨日の予選まで見た。…結局マッサがポールを獲得したのか。ただ私は下位チームの争いが上位よりも気になるので、Q1の方が見ていて面白い。佐藤琢磨がフォースインディアのスーティルを上回ったのが見事だと思った。あれが一番「すげー」と思ったことだった。
 この前のオーストラリアGPを見ていて実に驚いたが、マシンが11チーム中で一番遅いにもかかわらず、そしてその結果として予選最下位近くにいたにもかかわらず、決勝レースのスタート直後の混乱の隙を突いて上位に上がり、以降後ろの速いマシンを抑えつづける佐藤琢磨の攻撃的な走りは実に見ごたえがある。
 F1は上位争いを見るだけのものじゃないとつくづく思う。

本田透を読む・実験装置を少し動かす

 昨日、紀伊国屋書店に出かけて本田透の「脳内恋愛のすすめ」を読んできた。序盤はちょっとまだ読んでいないが二章・三章は読んだ。実に読み応えのある面白い本だった。
 前からずっと思っているが、本田透はめちゃめちゃ頭が良いのではないだろうか。一見すると色物的なことを言っていながら実は真実をついているような、そんなことを思ってしまって仕方がない。

 今日は少し動けたので少しばかし実験装置を動かしてみた。なかなか良い具合に出来たと思う。のだが、まあまだちょっとばかし考えることが必要だろうか知らんという状況。

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脳内恋愛のすすめ脳内恋愛のすすめ
(2007/12)
本田 透

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自分の価値判断はどこまで自分で考えたものか

> まぬけづらの浪漫倶楽部

> ざっくり言えばメディアリテラシーの問題なんですが、教養の問題とも言えそうです。そう考えると、難しい。

 多分ちょっと私の思っていることと違うと思う。
 私が気になっていることは、自分が好きだと思ったとして、それはどこまで自分で考えたものなのだろうか? ということ。

 知らないうちに回りの人の意見・考え方にどうしても影響されてしまう。外界からの影響がない、純粋に自分だけで考えた判断なんて、そもそもありえないんじゃないかということ、を気にしているのです。

「これは私が良いと思っている」と思っていても、無意識のうちに周りからの影響でそう刷り込まれてしまっているだけではないか。
 周りから刷り込まれた意見を自分で考えた意見だと思い込んでしまって、影響を受けたことにすら気づいていない。その状態がなんか怖いのです。

 だからもしかしたら不可能かもしれないが、それでも自分の意見は自分で決められるようになりたいし、影響を受けるにしても「影響を受けている」ことを自覚できるようにはなりたいということ。

 普通の人がなにかの問題について意見を言うと、社会常識にそった意見を言って来ることがある。それはその人のオリジナルでは決してなくて、周りの社会・文化の影響でそのコピーを言っているだけなのだが、それを言っている本人は自分が回りの影響を受けていると分かっていない、自分で考えたオリジナルの意見だと思っていっている。そういうことがあるんだろうなとおもって、その状態に違和感を感じる。

…だいぶ分かりにくいですね。

日本機械学会誌が思ったよりも面白い

 なんか入会したら機械学会から変な冊子が送られてくるようになった。つまらないだろうとおもってうっちゃっておいたが、この前ぱらぱらと見たら意外と面白いのでびっくりした。なのでこれからはしっかりと読もうかと思っている。


 天気は良いけどぼけっとしてすごしている
 今日も天気がよい。実験をしようかと思ったが、なんかテンションが低いというか、ふわふわとした気分であんまり実験をやりたい気分でもないので学校にはきたけどぼけっとしている。適当にすごしたい。


 昨日、クラナドの24話(本編最終話)を見た。…ベタじゃないかとは思ったが、実に良かった。軽く感動した。良い気分になった。最初の2話で切りそうになったが切らなくて良かったと心から思った。
 演劇のシーンでは「らきすた」を思い出した。なんか「らきすた」最終回は幕があくまでで終わっていたが、クラナドはその幕が開いてからをやっているなーというのが、なんか京アニが「らきすた」最終回の続きを描いたかのような錯覚を覚えた。
 ベタベタなストーリーではあったが、見終わって「ああ、見てよかった」と思うことが出来る良い作品だった。俺の中では二重○をつけたい作品である。

 H2Oの最終回も見た。…話しが良く分からんかったので「???」という気分になった。だが、全体を通してみれば話しがわからなくても毎回見ていて楽しめる作品だったと思う。だったらストーリーなんてどうでもいいじゃねえか、という気分だ。

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「どれみと魔女をやめた魔女」をみて衝撃を受ける

 おジャ魔女どれみドッカ~ン!第40話「どれみと魔女をやめた魔女」について、しばらく前にお勧めされたけどすっかり忘れていた。昨日ふっと思い出してやっとみてみた。

…これはすげーな。「こんなすごいエピソードをやっていたのか、どれみは!」ということに衝撃を受けた。見おわって「ぽかーん」としばらく呆けていた。
 たしかにこれは間違いなく神がかったレベルのエピソードである。というか、これを今まで知らなかったということに激しく後悔した。
 細田守はすごいんだなーといまさら思った。

 時かけでも出てきた、というか、細田守のお得意らしいけど「分岐した二股路」がいい味を出している。こっちに行くかあっちに行くか、ただのそれだけでその先の展開ががらっと変わってしまう、その分岐点を表しているのだろうか。もうこれをみてしまうと、散歩をしていてもどっちの道を選択するかでその先の人生が変わりそうで、道選択が大変になりそう。

 40話があまりによかったので、続けて49話「ずっとずっと、フレンズ」をみる。…こっちも非常にすごく良い。どう表現してよいのか分からないけどすごく良いことだけは間違いがない。

 こういう話しをやっていたのか、どれみは。と思うと、このシリーズを見逃したことをいまさらに後悔する。

 なんというか、こういうすごく良いものを見たときにどうすごいかを表現できない文章力のなさをいまさら感じて情けない。
 だが、40話は本当に神だった。それは間違いがない。

あじまる・サブウェイ・西海・そして大将

 昨日、北大生ならみんな知っているという「大将」という北大的には有名なラーメン屋に始めて出かけた。評判だけは散々と聞いていたのでどんなものかと思ったが、うわさの肉チャーハンが予想以上においしかったのでよかった。味はそれほどでもない、という風に聞いていたのでこのおいしさは意外だった。
 雰囲気も非常によいお店だった。こういうB級感あふれるラーメン屋は好きだ。

 高校のときに、立川高校の学生は「あじまる」というラーメン屋をすごく評価していてよく行っていた。私はみんなが言うほどカリスマ的にうまいとは思わなかったが、ただおいしいラーメン屋だったのでよく出かけた。あとは駅の近くのサンドイッチチェーンのサブウェイにもよく出かけたのが実に懐かしい。私はあじまるよりもサンドイッチのサブウェイのほうが好きだった。600円くらいのサンドイッチを「ちょっと料金は高い」といっていた高校のころが本当に懐かしい。

 学習院にいたときは、目白の駅前にある西海というラーメン屋さんによく行った。名物の西海ラーメンをよく食べたが、あれはよいラーメン屋だった。半ライスが無料でついていて、それを食べると量的にちょうどよかった。

 昨日北大生ご用達のラーメン屋に出かけて、妙に懐かしい気分になった。それにしても午前5時までやっているんだからこのラーメン屋の気合の入りは違う。このあたりは北大の伝統の強さなんだろうなと思った。

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札幌のショップを散歩する・あと実験もした

 休日である。ということは学校に人がいなくなって実験がやりやすくなるので学校にきて実験装置を動かしていた。少しばかし動かす。まあちっと出来たから良いだろうと思う。

 午後になって、もうすごく暖かくて散歩するに良い天気だったのでショップに行く事にした。

紀伊国屋書店札幌本店(私の知る限り札幌最大の本屋、ということはおそらく北海道で一番大きい本屋)
まんだらけ(中野店とは比較にならないが十分充実)
ブックオフ南2条店(割と大きいし本の回転率も良いので使えるブックオフ)
らしんばん(中古漫画は扱いが少ないがときどき掘り出し物があるのでチェックしがいがある)
アニメイト(札幌店も相変わらず腐女子率高い)
メロンブックス(男性向けで同人誌の扱いが大きい)
とらのあな(私の行きつけ、普段はここで買う)

と、ゲーマーズ(移転してからの場所を知らない)を除く札幌の主要なショップを一通り冷やかす。
「みなみけ」原作が面白いので、札幌に3/19入荷の最新5巻を買ってきた。
 あとはチャベスさん推薦の「みつどもえ」が気になったので探したところ、まんだらけ・ブックオフに中古在庫なし。メイト・メロン・とらで新刊でも1.2巻が売り切れという状況だった。それなのでとらで3巻を買う(帰りに紀伊国屋に寄ったが1.2.3巻売り切れ、ということは札幌では恐らく1.2巻は現在入手不可…人気なんだなと思った、本屋で目当ての本がないのはこの前の「異国迷路のクロワーゼ」以来二回目である。)。

 なんかすごく人がたくさんいてびっくりした。とらのあなにも女性客がきていて、「これ面白いんだよねー」と「デトロイトメタルシティ」を指していたのに軽くびっくりした。


 学校に戻ってきて「みつどもえ」3巻を早速読む…なるほど、本当に面白い。すれ違い・勘違いを見事なまでに描いていて「週刊連載で毎週この脚本を書けるのか?」ということに驚いた。確かに落とし方も傑作的に見事。面白い作品の紹介ありがとうございますm(_ _)m>チャベスさん。後日、1.2.4巻も入手して読みます。札幌では1.2巻が全部売り切れで入手困難ですが。
 先日名古屋に出かけたときに、メロンブックス名古屋店には在庫があったのを覚えている。


 この記事を書いていて、考えてみれば上記のようなショップに歩いていける範囲内にすんでいるというのがすごく贅沢だと思えて仕方がない。特に紀伊国屋書店・札幌本店は間違いなく札幌で一番大きな本屋である。東京の大型書店と比較しても遜色がない(といえば言い過ぎか、ジュンク堂池袋店・紀伊国屋の本店と新宿南店には負けている、けど神田神保町の三省堂書店には肩を並べているくらいの規模と文化的レベルがある)。その大型書店に歩いて10分という立地条件にすんでいるというのは良く考えると贅沢極まりない。

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みなみけ 5 (5) (ヤングマガジンコミックス)みなみけ 5 (5) (ヤングマガジンコミックス)
(2008/03/17)
桜場 コハル

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みつどもえ 3 (3) (少年チャンピオン・コミックス)みつどもえ 3 (3) (少年チャンピオン・コミックス)
(2007/10/05)
桜井 のりお

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妄想は自分で考えろ・大通公園まで歩く・もうすぐ4月

 実験装置を動かしてみる。これからどういう攻略をするか考えている。試行錯誤をしている。面白い装置があるんだから使い倒したい気分。

 気温が高くて散歩をしたい気分だったので大通公園まで歩いてきた。北大から大通までいって往復すると大体運動として良い具合である。途中の紀伊国屋書店とかによるとなかなか新鮮で面白い。冬の間はなかなか外を歩けなかったのでやっと外歩きが出来て実に嬉しい気分である。

 あと十日とちょっとで3月が終わる。もう4月なのかと思うと不思議な気分。なんというか、去年の4月からの一年が終わるということがさっぱりイメージできない。4月になったら心機一転、というかなんというか、気合を入れなおしてまた突っ走りたい気分。

 最近は本当に勉強がやりたい気分になってきた。そして実際に勉強をしていると思う。大学受験よりも勉強することがあるんだと自分でびっくりしている。実に面白い。

 研究室にやけに大きな液晶ディスプレイがやってきた。おそらく4月からのユーザーは、現在の私が使っているこのブラウン管ディスプレイは使わなくなるんじゃないかと思う。多分私がこのCRTディスプレイの最後のユーザーだろう。そう思うとなんか寂しいというか、愛着を持っていたんだなと気づく。

 どうやら明日は休日らしい、のだが、出来ればまた実験装置を動かしたい気分。疲れが出たら寝ていそうだけど。

 水曜日なのでサンデーのハヤテを立ち読みする。今週のナギ・ハムは良かった。明日が休みなので週刊アスキーも前倒しで出ていた。ぱらぱらと読むがめぼしい記事はなし。



 価値判断についてふと思った。良いか悪いか、価値があるのかないのか、ということは自分で判断するべきだと。良いものだ・良い人だと思ったとしても、それは自分の妄想・偏見にすぎない。正しくは「自分が良いと思っているモノ・ヒト」ということだろう。だったらその偏見は自分自身で考えて下すべきだと思う。他人が良いといっているから良い、悪いといっているから悪い、という風な偏見を持つのは、偏見を持つのは良いがその理由が「他人が言っているから」というのは嫌だ。価値判断はどこまでいっても個人の妄想・偏見にすぎない。だったらその妄想・偏見は自分で持つべきだ。
 そういうことを散歩していて思った。

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MGLAB実験の解析に着手する・かけっこが遅かったわけ

 MGLABで取得した実験結果の解析をやってみる。アーベル積分という特殊な計算方法での計算をやっているが、妙に面倒な計算なので扱いにてこずるものである。しかも出した結果が合っているかどうかがよく分からないというのが問題だ。とにかくいくつかやってみて全体から判断するよりほかにあるまい、という気分だ。
 やること、やりたいことがたくさんあって楽しい毎日だが、数値計算もやりたい。…やれるかな。気合を入れてやればやれるんだと思うことにする。

 今日実験結果を解析していて、やはり今の自分が良いのか悪いのかは自分で決めるしかないと思うようになってきた。自分自身で「良し」と思えるのならば、他人がどう思おうとどうでもいいじゃねえか、と思うようになってきた。我ながら新鮮な発想である。他人の評価なんて気にするな。自分で下す評価だけが問題だ。

 どう考えても、勉強は社会的に評価される行為じゃないと思う。勉強したって別段誉められない。そして、他人から誉められるために勉強はするものじゃないだろうってことも最近は思う。


 昨日は懇親会に出かける。予想よりは面白かった。出かけただけの価値はあったのではないかと思っている。楽しかった。昨日遅くまで話していたので今日はなかなか起きられなかったが、それだけの価値はあっただろう。セブンイレブンの牛カルビ丼が妙に美味かった。

 今日は冷蔵庫を頂いた。文明的な機器が来たなーと感慨深い。


 この前やっと気がついた。小学校・中学校で私が体育が不出来だった理由の一つは誕生日が1月で遅生まれなことが理由だ。7月・8月までに生まれた人に比べて半年近く生まれるのが遅いのだから、小学校・中学校レベルの体育ならばそれが直接的なハンディとなるはずだ。
 私が体育がどうしても苦手だったのは、一つは太っていたこともあるだろうが、だが生まれたのが遅いというハンディが間違いなくあったはずだ。それに気がついたら妙に悔しくなった。俺が徒競走でクラスの最下位ばかり取っていたのは、俺だけの責任ではない。


 この前の日曜日のハヤテを見た。西沢さん大活躍で、ついでにヒナギクさんも出てきたのでうれしかった。そういや今月でアニメ版ハヤテが終わるんだなーということが、寂しい。私が札幌に来た去年の4/1に一話が始まった。私の札幌ラウンド1年目と共にあったアニメであった。そう思うと本当に感慨深い作品だ。

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F1オーストラリアGP決勝・下位チームが光ったサバイバルレース

 リタイア続出で結局完走が8台だったのか。私がF1を見始めてここまでのサバイバルレースは始めてであった。
 個人的には下位チームの健闘が光った。テストがまったくできずにぶっつけでレースに臨んだアグリ・ホンダが、予想通り予選では散々な結果であったが、そのマシンで佐藤琢磨が中盤まで11位を走行するという走りを見せたのは驚愕であった。
 あとはブルデーである。チャンプカーで4年連続チャンピオン獲得という経歴の持ち主で勝負強さはあるだろうと思っていたが、リタイアするまでアロンソを抑えて4位を走っていたのにも実に驚いた。

 レースはマシンの性能だけで勝負が決まるものじゃない、ということをつくづく思ったオーストラリアGPだった。
 中島一貴が完走して6位3ポイントを獲得したのもすごいといえばすごいか。初戦からポイントを取るのはやはり見事である。
 ホンダファンとしてはバリチェロの失格が痛かった。だが、去年と違って闘えるマシンになっているということは見ていて分かったので今後に期待が持てると思う。

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難しいが、やりがいはある、か

 今日は動けたので実験装置を動かす。気になっていたことの二つ目を調べている。
 少しばかし動かしていて、興味深いというか、解釈の難しい結果が出てきている。とにかく、やっただけの価値はあったと、思っているところ。
 それにしても、実に難しい。難しいほうがやりがいはあるだろうと思ってやるより他にあるまい。

 F1オーストラリアGPは予選まで見た。まだ決勝レースは見ていない。早くみたい。

 ブログに何か書きたいが、書くべきことが浮かばない精神状態になってきている。WEBラジオもやりたいが、しゃべりたいことが浮かばないので出来ない。
 精神が低調なのだ。ということはつまり、俺がバカになってきているということだろうか知らん。
 4月に学校が始まったら、出来ることならば刺激になりそうな講義を聴いたほうが良いと思う。だが、聴ける自信もない。実に難しい。

 暖かくなったので外歩きがしやすくなった。それだけが救いか。外を歩いていたら気分も晴れるんじゃないのかと思う。

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F1オーストラリアGP開幕

 2008年度のF1がいよいよ開幕。フリープラクティスについで予選を見る。久しぶりにF1を見た、という気分。実に面白い。アグリ・ホンダの低調っぷりもいたし方がない。テストがまったくできていなかったからなー。

 今日はひたすら寝ていた。疲れがどっと出たような気がする。おかげで予定していたことができなかった。ちと残念ではある。

 ぽてまよ9話を見る。
 H2Oの9.10話を見る。それなりに見ている。だが、話が重いので見るのがつらい。11話をちょっと見るが、重すぎて見ていてつらい。

 最近は精神状態がなんとも低調な気がする。一体全体どうしたんだろうかと思えてしまって仕方がない。マジで困った。アニメも見る気がろくにおきない。

…読書が足りないのかな。もっと本を読んだほうがよいだろうか。勉強に集中したほうがよいのか、集中すると視野狭窄でまた低調になるのかもしれない。

 考えてみれば、去年の4/1に北海道にやってきた。あと二週間で北海道に来て一年になる。なんとかやれているじゃないかというのが、新鮮である。二年目も大いに気合を入れて勉強をやらないといけない。なかなか難しいが。

 何をして動くのが私にとって一番満足することなのだろうか。それに悩む。

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チャレンジングな試みではあった

 気になる現象を確かめてみたかったので実験装置をぶいぶいと動かす。我ながら、面白い結果が出てくる可能性のある試みではあったが、本日動かしていてどうやら予想内のことしか起きないらしいと結論付ける。どうにもこうにも、出ないものは出ない。だが、こういうアタック自体は悪くはないと思う。続けていれば値千金の何かが出てくるに違いがないと思う。あきらめずに堅実に動くことが大切であると思う。
 今日は敗北ではあったが、価値のある負けだったと思う。

 気になっていることはあと一つある。それを明日と明後日で確かめてみたい。

 実験に関して言えば、なにかパズルのピースを断片的に集めているような状況である。まだつながってはいないが、だがここでしっかりとピースを集めて眺めておくことは重要なことになるのだと思う。


 以下、メモ書き。読みたい本。

> いじめられっ子のチャンピオンベルト (単行本) 内藤 大助 (著)

> ドラゴンフライ―ミール宇宙ステーション・悪夢の真実〈上〉 ブライアン バロウ

> ライディング・ロケット(上) ぶっとび宇宙飛行士、スペースシャトルのすべてを語る (単行本(ソフトカバー)) マイク ミュレイン (著), 金子 浩 (翻訳)

> 昭和のロケット屋さん―ロケットまつり@ロフトプラスワン (Talking Loftシリーズ) (単行本)

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実験準備、そして文献を読む

 久しぶりに新聞を読む。スペースシャトルで「きぼう」を打ち上げたことが大きく報じられている。
 ボクシングの内藤選手の記事を読む。新聞でしか読んでいないが魅力的な人だとつくづく思う。


「ご冗談でしょう、ファインマンさん」を久しぶりに読み直した。前に読んだときも印象に残っていたが、ファインマンがプリンストンの加速器を見るシーンがとても印象深い。
 MITにある立派な加速器を見ていたファインマンが、MITよりも研究結果が出ているプリンストンの加速器はきっとすごく立派なのだろうと見に行くと小さくてぼろぼろの加速器だった。それを見て「ここは俺に相応しいところだ」と納得するファインマンに妙に感情移入する。この本で一番私が面白いと感じるエピソードである。


 MGLABの実験結果を解析するべきかと思うが、その前に確かめてみたいことが二つある。それなので、解析を後回しにして実験をやろうと思う。その準備を今日は少しばかしやっていた。

 いささか焦燥感を感じる。春になったので何か動かないといけないような気分になるが、動けないのでそれでいささか慌てる。落ち着きたいと思う。

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バカさかげんが分からないバカでいい・ファインマンの自伝・反秀才論・筒井康隆

 図書館に出かけた。
 紀伊国屋書店の書評を見ていたら久しぶりに「ご冗談でしょうファインマンさん」が読みたくなってきたのだ。
http://booklog.kinokuniya.co.jp/mogi/archives/2005/07/post.html

 それなので借りてきた。あとは気になった本をチラッと二冊ほど借りてきた。少しばかし読んでいるがなかなか読める。筒井康隆の小説はなんか大学パロディの小説として面白いらしいと名前だけは聞いていたので、ちょっと読んでみようかと借りてきた。割と長いので最後まで読める自信はないが。

 ここ最近はMGLAB実験とかHASTIC講演会とか、いろいろあってゆっくり本を読むことも出来ず、ものを考えることも出来なかったので、今日はなんだかぼけっと本を読みたい気分だったのだ。

 OVA「よつのは」OPの「恋する記憶」を聞いている。結構良い曲だと思う。



 頭のよさについてふと思う。自然科学をやっていると「自分がかなわない天才を見て自分はダメだと思った」といって他のジャンルに移る人の話しを時々読むが、今のところ私は「自分がどうやってもかなわないような天才」にあったことがない。
 自分が優秀だとか、天才だとか、そういうことは思わないが、だが「こいつにはどうやっても勝てない」という相手にはついぞお目にかかったことがない。

 阿呆とは、自分が阿呆であることがわからない状態のことではないかと思うと、自分が自分のバカさかげんに気が付いていないだけなのかもしれないと最近は思う。だが、「自分はバカであり、こいつにはどうやっても勝てない」ということが分かる賢さならば、分からないままでいたほうが良いんじゃないかと、最近は思う。

 動きようはある。この世界に対して、勝負の仕掛けかたは存在すると自分で思っている。北海道にやってきて、「自分は闘える(勝てるかはともかく)」と思えるようになった。それだけで十分だ。

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 以下、本日北大中央図書館で借りてきた本。
 あとはなんだ。ロシアの宇宙ステーション「ミール」の火災事故について描写がある「ドラゴンフライ」という本が良いよって、この前のHASTIC講演会で教えてもらったから読みたいと思う。札幌市立図書館にある。

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)
(2000/01)
リチャード P. ファインマン

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反秀才論 (岩波現代文庫)反秀才論 (岩波現代文庫)
(2000/05)
柘植 俊一

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文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)
(2000/01)
筒井 康隆

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HASTIC学術講演会終了・「FORMULA TAKUMA」を買う

 妙に疲れた。たいしたことはしていないが、聞いていてだいぶ疲れた。
 終わってから少し文献でも読もうかと思っていたのだが、どうにも疲れていて集中力がないのであきらめて引っ込む。

 バンブレ22話「敗者と勝者」をやっと見た。相変わらず見れる作品だ。
「ぽてまよ」の7話・8話を見た。こちらも非常によい。

 なんだかぼけっとしている。最近まで集中して動くことが多かったから休養が不足しているような気がする。だがやっと動ける状態になったんだから休むのももったいない、という気分だ。
 明日は北大入試の後期試験がある。私は私でできれば勉強をがんばりたいという気分。

 F1ドライバー佐藤琢磨のムック、「FORMULA TAKUMA」を北部生協で購入する。読みたい。

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FORMULA TAKUMA (講談社MOOK)FORMULA TAKUMA (講談社MOOK)
(2008/03/07)
佐藤 琢磨

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HASTIC学術講演会

HASTIC講演会

 参加してきました。

HASTICポスター

 こんな感じでポスター発表をしてきました。

HASTIC学術講演会に参戦・プレゼンが上手く出来ない・パエリアを食う

 というわけで、

> 日本航空宇宙学会北部支部2008年講演会
> 第9回再使用型宇宙推進系シンポジウム
> 第5回HASTIC学術講演会
> 第17回短時間無重力利用に関する講演会

 に参加しています。正直、先週までMGLAB(日本無重量総合研究所)での落下実験をやっていて、それに集中していたので終わって、ぼけーっとしているのでHASTIC講演会に集中する、その気分の切り替えがさっぱりと出来ずに困った。
 しかも発表に使うポスターが、先週まで実験をしていた関係で印刷できていなかったので直前になって印刷しているありさまであった。当日印刷ですよ。同人誌即売会の会場製本なみのばたばたぶりである。

 ポスターの準備をしていたおかげで最初の講演に遅れた。まあ、いいけど。
 その最初の講演を、あれはなんだろうか。ドイツ-オランダの共同の風洞の偉い人、みたいなおっちゃんがわざわざ札幌くんだりまできて話していた。
 ぼけっときいていたが、あんまり上手い講演でもないので「こいつ下手だな、俺にやらせればもっと上手くプレゼンできるぜ」とか、我ながらかなり失礼なことを思いながら聞いていた。

 そんなこんなで聞いていたら、発表者の3分間ショートプレゼンテーションの時間になった。直前に、ポスターを印刷したときにメモリを忘れてきたことに気づいて慌てて取りに戻る。そんなわけでショートプレゼンにも遅刻する。今日は遅刻してばっかりだ。

 しばらく聞いていると私の番になった。やってみたが、なんだか上手く出来なかったのでだいぶ落ち込んだ。私が上手くやったらなかなか良いプレゼンができると自分では思っていたのだが、今日のショートプレゼンは我ながら良くないプレゼンだった。それなので「うーん、上手く出来ないなー」と思いながらすごすごと戻る。

 16時10分から18時までポスター発表。それなりにやる。最初は客がまったくこなかったので「どうするか、これ?」と思っていたが、しばらくするとちらほらと客がくるので説明をする。なかなか良い具合だったと思う。ひっきりなしに客がきたらすぐに声が出なくなるので、このくらいのちらほらした具合に客が着てくれたほうが説明するほうとしては良かった。参加しただけの価値はあっただろうかと思う。
 相変わらずレベルの高い客がきて私がたじたじになったり、大いに勉強になった。
 私の後ろのほうでCAMUIロケットのチームが発表をしていたので、最後の20分くらいはそこでCAMUIロケットの研究のことを聞いた。

 懇親会があったので、めずらしく参加する。東北大学からたくさん参加者がいらしたので、東北大学の事を教えてもらう。
 料理ではパエリアがどんとおいてあって、美味しそうだったのでたくさん食べた。美味しかった。

 私の発表は今日で終わりだが、発表会自体は明日もある。なので、もうちょっと聞いてみようと思う。

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実験の疲れがどっと出て頭痛・名刺を作る

 起きて学校にきた。ほうっとしている。実験の疲れがどっとでたようだ。なんだか妙に頭痛がする。他に症状はないので風邪とかではなく疲れが一気に出たんだと思う。夕方になってすこしはマシになったが。

 今日学校にくるために外に出たらすごく暖かくてびっくりした。一週間岐阜県に出かけている間に札幌が春になってしまった。マフラーも手袋もなしで外を歩けるようになった。冬は冬でそれほど嫌いではなかったが、それでも春になって暖かくなるとなんだかウキウキとした気分になってくる。「これから何かをやってみよう」という前向きな気分になることが出来る。なにより、日差しが多いと精神的に前向きになれるのでそれが良い。日差しが少ないとどうしても気分が沈みがちになって、それが一番冬でつらいことだったのかもしれない。

 去年の9月から準備をしてきた懸案のMGLAB実験をなんとか良い具合にやることが出来た。実に良いと思う。

 明日はHASTIC学術講演会があって発表をしないといけない。少し考えたい。
 プリンターで名刺を印刷してみた。これまではコピー用紙に適当にすって適当にはさみで切っていたが、今回はちゃんと専用の用紙にテンプレートからすってみた。やってみると割と簡単にしっかりとしたのが作れたので「へー」っと思った。こういう小物が簡単に作れるようになったというのはすごいことだと思う。しかもフルカラーだし。インクジェットプリンター万歳。

 今週の終わりからいよいよ2008年度のF1が開幕する。開幕戦はオーストラリア・アルバートパークである。今から楽しみだ。

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