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レーザーヘッドがいよいよ届く・聖火リレー・オタクイズデッド

 これで実験ができるものである。実に心強いが、それにしてもどういう風に仕掛けるべきか展開に悩むものではある。

 図書室で新聞を読む。休日についての識者アンケートの話が面白かった。「休み」というのは仕事の絶対量ではなく精神的な余裕が効いて来るのだなと思った。未来が不安だと休むことができないのだ。

 長野県での聖火リレーが厳戒態勢で行われたニュースも見る。しばらく前に、善光寺がスタート地点を辞退したことも聞いた。混乱を嫌ってかと思ったが、「仏教徒として中国に抗議する」意味合いでの辞退だとしばらく後で知って「坊主、やるじゃねえか」と思った。宗教者は時には正義を主張しなければならない。

 学校の本屋を見たらオタキングの「オタク・イズ・デッド」が新潮新書で並んでいたのでいよいよ出たかと感慨深い。一年半前にコミケで同人誌で買った本である。

 アニメは「かのこん」4話、ならびに「DC2SS」4話を見る。どちらも楽しめる。それにしても「かのこん」は本当になんの内容もねえな。

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実験データの解析をする

 通常のビデオ映像は1/30秒間隔だが、これは1/60秒で撮影した写真を合成して成り立っている。それなので、1/30秒の映像を1/60秒に分割するフリーソフトを探して(AviUtlというソフトウェアでできることが分かったのでそれを使っている)それで着火現象の解析をちっとばかしやってみる。なかなかよい具合である。それにしても、難しい。

 札幌はここ数日は非常に涼しい。少し寒いくらいである。それなのでまだ冬用の装備を引っ張り出して着込んでいる有様。マフラーと手袋がなくてもOKなだけよいだろうか知らん。

 アニメは狂乱家族日記と絶チルの今週分を見る。それなり。ひだまりスケッチの再放送をみてつくづくレベルが高い作品だったのだなと改めて思う。


 いよいよ勉強に食われそうだ。勉強に集中するとそれ以外の事柄への興味がどんどんとなくなってきてしまって仕方がない。うっかりすると精神的に死ぬかもしれん。だが、それはそれでよいかもしれないと最近は思うようになってきた。せいぜい勉強に集中する。それあるのみ。

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↑自然科学58位

レーザーヘッドが水曜日に来るらしい

 個人的に大きな朗報である。4月の上旬に発注していたレーザーがどうやら明後日に届くそうだ。これならば、今週末の4連休あたりに実験装置に搭載して回せるんじゃあないだろうかしらん。この連休中に勝負をかけることを考えてはいたが、レーザーが届くとなると、いよいよ価値のある実験ができそうだ。今からワクワクしているところ。

 本を少し読む。岩波ジュニア新書のテレビについての話。「なんでわれわれはこんなに無意味にテレビを長々と見てしまうのだろう?」という問題について考えている。今の私にとって見ればインターネットがまさにこの問題に当てはまると思う。メディア論として興味深く読める一冊である。

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↑自然科学65位

テレビとのつきあい方 (岩波ジュニア新書)テレビとのつきあい方 (岩波ジュニア新書)
(1996/01)
佐藤 二雄

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F1スペインGP@佐藤琢磨13位完走

 中島一貴も二回目の入賞である。このスペインGPは見ごたえがあった。
 大荒れのレースであった。こういう混戦においてコース上に残り続けることの大切さをつくづく思った。

 佐藤琢磨が予選最下位の22位で、そもそもアグリ・ホンダのチーム状況が厳しいので出走して走るだけでよし、という状況ではあったが、その中にあって一時は9位を走行し、そして終盤に国際映像が久しぶりに佐藤琢磨を大きく捕らえたが、クルサードを数周にわたって抑え続けるあの走りに勇気付けられた。
 完走中最下位という結果ではあったが、これは非常に価値のある最下位だと思う。
「闘う最下位」ということをつくづく思った。あれがテールエンダーの走りだ。ただじゃあ抜かせねえ、だ。

 今回のスペインGPといえば、MVPは間違いなくアロンソじゃないかと思った。予選で2位をとるあの走り。そして決勝レースでも中盤のリタイアまで上位陣と互角のレースを演じていて、「これがワールドチャンピオンの走りか」と驚かされた。私はアロンソのファンじゃないが、だが、今回のスペインGPのアロンソは文句なく格好良かったぜ。

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↑自然科学75位

A-DATAのUSBメモリを購入・実験連弾二回目

 昨日ドスパラに出かけて8GBのUSBメモリを購入した。ふっと見たら最近はメモリの値段が実に安くなっているので実験データの輸送によいんじゃないかと思い買ってみた。TWO-TOPにもあったが、前に使っていたADATAが気に入っていたので、ドスパラで8GBのメモリを3300円で購入する。なかなか使えそうである。

 昨日に引き続き本日も実験装置を回す。なかなかうまくできているんじゃないかと思う。昨日今日の二日間で大分よい実験ができたと思う。何とかかんとかこの調子でやるよりほかにないだろう。せいぜいがんばるつもりである。

 F1スペインGPである。勉強に全力集中することにしているのでいつ見れるんだか分からん。プラクティスの最初の部分だけちょこっと見る。

 アニメ「仮面のメイドガイ」4話を見る。相変わらずバカに磨きがかかっているなー。ここまでバカだと本当に芸術的だとすら思う。バカアニメ万歳。

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USBフラッシュメモリ 8GB BLUE A-DATA PD9 USB2.0USBフラッシュメモリ 8GB BLUE A-DATA PD9 USB2.0
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不明

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↑今回購入したのは白い形状で差し込む部分が収納できるタイプ。この形状の1GBのメモリを今まで使っていた。

高速度撮影可能なデジカメにぶったまげる

 昨日、古本屋で週刊アスキー4/15号があったので買ってきた。ぱらぱら見ていたらカシオのデジタルカメラ(EXILIM PRO EX-F1)の紹介があって、それによると毎秒1200コマでの高速度撮影が可能だという。…ぶったまげた。毎秒1200コマといったら高速度カメラの性能じゃないか。高速度カメラは通常は数百万円する製品のはず。画素数が劣るといった点はあるが、それにしてもこの性能のカメラがたったの13万円で売っているということに、俺は衝撃を受けた。
 一年位前にソニーのビデオカメラが毎秒120コマでの撮影が可能な機種を売っているのを見てやはりびびったが(普通のビデオカメラは毎秒30コマで燃焼現象の観察には不十分)、それにしても、民生用の機種でこんなものが売り出される時代になったのか。

「チープ革命」ということをつくづく思う。装備の面では安くてよいものが手に入るようになる。あとは使い手の問題なのだ。


 今日は好調だった。基本的に私は夜とか休日とか、周りに人が少なくなったほうが集中力が出るようだ。というか、周りに人がいると集中力が下がるような気がする。
 今日は久しぶりに好調だったので実験が進んだ。やっていて今日が好調だとわかっていたので気合を入れてがっと実験装置を回した。今日はよかったと思う。

 なんというか、ふっとアイデアも浮かんできた。気分的には難しいが、なんとかがんばって動いてみたい。
 休日に集中力が増すとしたならば、この大型連休中が勝負である。ここで何か、価値のある結果をたたき出すようにがんばらないといけないものである。


 立花隆の東大講義「脳を鍛える」新潮文庫、をちょっと読み直す。なんか、読み応えのある本だとつくづく思う。

 F1スペインGPが開幕しているはずである。久しぶりのF1、そしてヨーロッパラウンドスタートなので、楽しみだ。

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渾身のアタック、といって良い

 結果なんてどうでもいいけど。私自身が全力でアタックできたという風に思うことができたとしたのならば、それだけでも値千金ではないだろうか。
 大学院生を対象にした研究助成に応募した。応募原稿を何とか書いて、そして本日提出することができた。たとえ採用されなかったとしても、そして採用されない可能性のほうがはるかに大きいのだけれども、それでも、よくやったと自分で思う。

 キャンパスクリーンデーとかなんとかでごみ拾いをした。天気が良いので少しばかし冷やかす。良い散歩になったと思う。

 大したことはしていないような気がするが、なんともどっと疲れた気分だ。
 ゆっくり休むことも大事だと思う。とにかく、堅実に行けと自分に言い聞かせている。

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研究室のゼミが始動・英語の上級演習も健闘中

 研究室のゼミが始まった。なんというか、いよいよはじまったなーと妙に感慨深い気分である。学習院で最初にゼミに参加したときは、苦手だった半導体の構造解析の発表が連発していたので「???」という状態だった。半年以上、わけのわからない発表を聞き続けた俺もよくやったと思う。
 とにかく動き始めた感じだ。せいぜいがんばりたい。

 ゼミと時間が少し重なっているのが残念で仕方がないが、ゼミを早退して英語の上級演習に参加することにしている(今日は早く終わったので早退せずにすんだが)。
 英語の演習も今の私からすると全力をだしてギリギリ、みたいなレベル設定になっているので非常にチャレンジングなものになっている。だが、この演習をマジでやれば、私の英語力は確実に上がるだろうという確信も感じている。研究室で任意でやっている英会話の勉強とあわせて、とにかく英語が使えるようにならないといけないと思う。

 昨日の夜にSF小説「夏への扉」を読み終えた。結構面白い小説だったと思う。ラストのほうの展開がご都合主義的な気がして終わりになるとちょっと違和感を感じたが、それを上回る価値があっただろう。読むだけの価値はあったと思う。

 今日は学校で大掃除をするらしかったので冷やかすかと思ったが、ひさしぶりの雨で明日に延期になった。明日はどうしたものか。気が向いたら冷やかしてもよいだろう。

 新聞を少し読む。朝日新聞の加藤周一のコラム「夕陽妄語」が読み応えがある。あとは読売新聞が今週に一面肩でやっている大学についての大型集中連載が非常に読み応えがある。
 ベタ記事で、猿橋賞受賞者が決まったというニュースがのっていた。…ベタ記事でしかないのか。ベタでも載るだけましなのか。

 ふっと聴いているが、「仮面のメイドガイ」OPのKOTOKOの曲の歌詞がすごくよいと思う。なんか、ハヤテのときもそうだが、とても考えさせられる歌詞である。
 演劇部漫画「ひとひら」5巻を読む。主人公の麦が大健闘している。読んでいて勇気付けられる作品だ。

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「夏への扉」が面白い・実験装置をぶいぶい回す

 今日は夕方まで実験装置をぶいぶいと回している。…解釈が難しいが、やってみるだけの価値はあるだろう。実験をしていて最近のデータロガーの性能の高さに驚く。北大に来てはじめて使った装置なので「こんなものがあるのか!」と、シーケンサー同様に驚く一品である。

 久しぶりに新聞を読む。15日の読売新聞の解説面で、宇宙ステーションから紙飛行機を投げて地上まで届くか、の実験についての解説と、あとはGXロケットについて難航している解説が興味深かった。

 夜はSF小説「夏への扉」を読んでいる。この前の日曜日の読売新聞の書評「本のソムリエ」で紹介されていてなんか読みたくなったのと、よんでいた「1984年」が歯ごたえがありすぎて読むのがつらいので。
 あらすじとしては、1970年に若者の主人公がいろいろあって「冷凍睡眠(コールドスリープ)」で仮死状態になり30年後の2000年に目覚める、という話。1970年から突然無一文の状態で2000年にきてしまった主人公をめぐるやり取りに「どうなるんだ?」と先が気になる。私はSFをあまり読んだことがないので、こういう話を始めて読む。…面白い。200Pほど読んだが、久しぶりに小説を読んで面白いと思った。
 よく知らないが、SFは面白いのかもしれない。そんなことをふっと思う。

 アニメは「S・A(スペシャルエー)」の3話を見る。この作品が個人的に大当たり。主人公の光が弁当を作る話だったが、最近の正統派な少女マンガであり、それでいて実に俺好みの学園コメディになっている。
「DC2SS」3話を見る。こっちも大好き。一般受けしないだろうが、やっぱりダ・カーポはよい!という気分だ。音姉の「正義の魔法使い」の台詞を受けて「正義の科学者」というのはありえるのか? と考えている俺がいる。DC2にここまで影響を受けた人間も珍しいだろう。
 というか、ダ・カーポのシリーズもジャンルとしてSFだよなと思う。「学園ラブコメ+SF」みたいな。私はダ・カーポの桜の魔法に関係したSF設定が非常に好きなので、SFは結構いけるのかもしれないと思う。

 不幸にして本を読みふけるだけの時間と精神的な余裕がないが。

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))
(1979/05)
福島 正実、ロバート・A・ハインライン 他

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ハヤテのペーパーとか、適当に買った古本とか

ハヤテペーパー50

 そんなわけで、この前アニメイトで入手したハヤテ最新刊です。メイトの特典ペーパーがヒナギクさんだったのでメイトで買ってきた。このかんではあのヒナギク3連話の1話のみなので、続きがとても楽しみな内容になっています。

買った本01

 ハヤテを買うついでに買ったのがこの辺の本。前から書いているけど私が高校生くらいだったときの岩波ジュニア新書がものすごいレベルが高い内容なので、100円ショップで見つけるたびに集めるようにしている。当時は読まなかったが今読むと「これはよい本だ」という本がたくさんある。

買った本245

 こっちも適当に買った本。「まほらば」は高校の知り合いに布教のために全部あげたのでまた買いなおさないといけない。逆境ナインは東京においてきたので。
 マージャンはルールがよくわからないのだが、福本漫画が面白いのと、あとは「咲」が面白いので、「こりゃーアカギもチェックしないといかんかなー」と思ってアカギを廉価版で、単行本9巻分までの分量をがっと買ってきてしまった。少し読んでいるが、マージャンのルールがわからないと結構読むのが難しい。なんかアカギを読むためだけにマージャンのルールを勉強しないといけないような状況になってきた。

新教養としてのパソコン入門 (アスキー新書 020) (アスキー新書 20)新教養としてのパソコン入門 (アスキー新書 020) (アスキー新書 20)
(2007/07/10)
山形 浩生

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↑ブックオフであったので買った。ハードカバー版を図書館で読んではいたが、さすがは山形浩生だ。この本は面白い。なんというか、こういうさくっと読めてなおかつ面白くて考えさせられるような内容が「新書」としてふさわしいと思う。この本はほんと良い。

実験データをとにかく集める・英会話で1984年が出てびびった

 午前中に講義をひとつ片付ける。…毎週最後に小テストをするのだが、それが想像以上に難題だということに気がついた。講義が長いので試験時間がデフォルトで短くなることに加えて、北大工学部の講義を取っていることを前提に問題を作ってあるので、外から来た私からすると初めてみる・解き方の見当がつかないような問題がばんばんと並んでいる。同室のメンバーは15分くらいでさっさと解いてどんどん出て行くのに、私は20分以上たってもろくすっぽ解けずに大苦戦した挙句に未完成回答を提出するという展開が二週連続で続いたので、こりゃー思ったよりもつらいなと思っているところ。

 今日はとにかく実験をしようと思った。なので午後にエイッと気合を入れてすこし実験装置を回す。今日は使えるかどうかわからんがなんとかデータが取れたのでよかったと思っている。こういうのはできるときにがっとまとめてデータを集めることが重要だと思う。調子よく動ける日はむしろ貴重なのだ。

 夜に英会話をする。なんか英語の略語の話題の中でSF小説「1984年」の中の「新語法(new speak)」の話が出てきてびっくりした。…ちょうど読んでいる最中の小説です(といってもすらすら読める内容ではないので断片的に見ているだけだが)。
 この小説では言葉をどんどん単純化・簡略化することで一般市民がものを考えられないようにして思想の支配する独裁国家が描がかれる。現在の英語圏でチャットやメールで使われる簡略化した略語がこの「新語法(new speak)」ではないか、というような話が出てきてびっくりした。…なるほど、そういう考え方もあるのか。英会話の話だったが、英語文化の一端を知ることができて予想外の勉強になった。
 言葉が貧弱だと、考える内容も貧弱になってしまう、というその危険性について、ふっと考え込む内容だった。


 アニメ「狂乱家族日記」の1.2話を見る。…なるほど、こりゃおもしれーぞ。凶華様のキャラが強すぎてそれだけでも二重○な作品(「仮面のメイドガイ」もコガラシのキャラの強さだけで傑作になっているが、凶華様のキャラの強さはひょっとするとコガラシ以上じゃないか)。テンポがとにかくよくて、そして話の展開がまったく予想できない。だがコメディとしては非常に上手い作品だと思う。最近はアニメがろくに見れないし、よく考えると見ている場合でもないようなきもするが、ただ、これは大いに気になる作品だ。

1984年 (ハヤカワ文庫 NV 8)1984年 (ハヤカワ文庫 NV 8)
(1972/02)
ジョージ・オーウェル、新庄 哲夫 他

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狂乱家族日記壱さつめ (ファミ通文庫)狂乱家族日記壱さつめ (ファミ通文庫)
(2005/06/01)
日日日

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ハヤテ最新刊をようやっと買った

 本州では金曜日発売だが、北海道は基本2日遅れで入荷するので日曜日に入るだろうと思って出かけたら月曜日発売とのこと。それなので本日せっせとショップに出かけてハヤテをやっと入手した。今回はアニメイトがヒナギクさんペーパーなのでメイトで買う。

 午前中はひたすらに数値計算の可能性について考えていた。私にとって数値計算は未知のカテゴリーで非常にチャレンジングだが、だが、考えてみるだけの価値はあるはずだろうと思っている。それなので、ちまちまと考える。

 競争的資金獲得のための応募原稿を修正しないといけない。こちらもなかなかである。

ハヤテのごとく! 15 (15) (少年サンデーコミックス)ハヤテのごとく! 15 (15) (少年サンデーコミックス)
(2008/04/18)
畑 健二郎

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ひとひら5・夜は短し・狐のアトリ、などの漫画をざっと買う

ひとひら5

 今日は天気が良いので札幌のアニメショップをふらふらと冷やかした。それでとらのあなとか紀伊国屋書店とかで漫画をざっと買い込んで来た。本州は天気が悪いようだが、最近の札幌は本当に快晴続きで過ごしやすい。外を歩いていると気持ちが良くて仕方がない。

 昨日はとにかく競争的資金獲得のための応募原稿を書いていた。昨日ざっと草稿をまとめて、そして本日に図表を入れ込んでベータ版をざっと書き上げてみた。…私の中でこれは非常にエキサイティングなチャレンジである。それなので結構気合を入れて頑張っている。

 そういえば、紀伊国屋書店で漫画を買ったら図書カードがあたるクジを二枚くれた。普通の宝くじにはあまり興味がないが、このクジは割りと楽しみだ。なので楽しみにしている。

書店クジ


 あとは先日購入した関数電卓の写真でも貼っときます。

関数電卓

休日の札幌は適度ににぎやかで好きだ・原稿を書く・「かのこん」3話をみる

 休日の札幌は普段と顔が変わる。平日はビジネス街のようで歩く人がせかせかしているが、休日は家族連れやカップルが多くなったりなんかのんびりしている。
 考えてみれば、札幌は北海道で一番の都会なんだよな。だからいろんなところから人が遊びに来ているみたい。私はこの雰囲気が好きだ。

 学習院にいたとき、新宿と池袋が近かった。だが私は休日は西多摩の家で過ごしていたので休日の新宿・池袋にはほとんどいったことがない。たまに出かけるとあまりに人が多くて、そして治安が少し悪いんじゃないのかというくらいに少し物騒でちょっと怖い町だった。客引きも多いし。それなので、休日の新宿・池袋が私はあまり好きではない。
 それに対して、札幌の少しのんびりとしていて、軽くにぎやかで楽しそうなこの雰囲気が私はどうにもこうにも好きだ。

 冬場は少し寒いが、それでもたいしたことではない。むしろ冬以外のすごしやすさを考えれば、なかなかどうして札幌は素敵都市じゃないのかと思う。
 札幌は本当に良いところだ。


 研究助成の原稿をちまちまと書き始める。難しい。

 アニメ「かのこん」3話を見る。…バカすぎ! あまりにバカすぎて、そして内容がまったくないことにむしろびっくりした。俺はこういうの大好き。多分見る人は「下らない」といってそれほど高い評価をしないだろうが、俺は評価する。あと、サブキャラの宮崎羽衣にかるく萌えている俺だが、EDクレジットを見たら伊月ゆいさんが出演されていて狂喜乱舞した。伊月ゆいさんがアニメに出演するのって相当に久しぶりだ。

関数電卓CASIO fx-912ESを買った

 いよいよ買ってきました。最新式の関数電卓です。今までは父親が使っていた20年以上前の電卓を使っていたので、最近の数式を入力することができる電卓にあこがれていたのです。

 それで関数電卓で数式処理ソフトのことを思い出した
 関数電卓に実装されている機能は数式処理以外の何者でもない。それをみて、フリーの数式処理ソフトMaxima(マキシマ)を思い出した。

 学習院で放送大学テキスト「数学とコンピュータ」を立ち読みして存在を知ったが、数式を入力すると自動的に解を算出するソフトウェアがあるそうな。有名なのはマセマティカとかメイプルとかになるのだが、フリーのものもあるよって知って早速使ったのがMaxima(マキシマ)であった。
 前ブログでは使ってぶったまげた話は書いたと思う。
「数式処理ソフトは科学者にとっては『魔法の杖』である」
 と書いたはずだ。

 前はちょっと動かしてびびっただけだが、今の俺ならば実戦で使えるんじゃねえのか? とチラッと思っている。なので、なんとかこいつの実戦投入を検討してみたいと、そんなことを思った。

 数式処理ソフトの存在を思い出させてくれたということが、今回の関数電卓購入騒動における一番のメリットであったかもしれない。

 ちなみにビックカメラのポイントでグローランプと豆電球を買ってきた。なんか古かったので。

CASIO スタンダード関数電卓 FX-912ES-NCASIO スタンダード関数電卓 FX-912ES-N
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不明

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ハヤテのごとく!オンリー即売会「執事とらのあな2」寄稿原稿抜粋

 宣伝をサボっていて本当に申し訳なかったけど、しばらく前に行われた「ハヤテのごとく!」オンリー同人誌即売会「執事とらのあな2」に「ひなたのゆめ」のkeiさんが参加された。
 そのときに私もコラムを寄稿させていただきました。全文掲載はどうかということだけど、半分くらいの分量ならばブログに公開しても良いでしょうとのことだったので、部分的に抜粋した寄稿原稿をここに載せておきます。

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研究助成に応募しようと思った

 上限50万円までの研究助成の応募を見て「応募してみよう」と条件反射的に思った。それなので、気がついたら応募書類のフォーマットを取り寄せて応募書類をどういう風に書くか考えていた。

 別に金がほしいわけじゃない。というより、決めてから後で「欲しいものがない」ということにも気がついた。ただ、こういうのに応募して採用された経験がこれまでにないので、応募してなにか競争的資金を獲得してみたいという動機が一番強い。


 今日は郵便局に少し出かけた。近くのヨドバシカメラに出かけて関数電卓をどれにするかまた考えた。関数電卓の選択にこれほど気合を入れるのも珍しいと自分で思う。いろいろ考えてCASIO計算機のエントリーモデルからひとつ上のソーラーバッテリーがついているやつにしようと思った。
 どう考えても電卓というものはそんなに頻繁に使うものではない。だが、無駄に高機能な商品で、科学を勉強しているとその機能に驚く。
 そんなことをいえば、パソコンだってフリーで優秀なソフトがあって、使い方によっていろいろなことができるはずなのだが、その機能をどれだけ使っているというのだろう。

 昨日は中村修二の「怒りのブレイクスルー」集英社文庫を少し読み直していた。いや、面白いよ。軽い本だし、ストーリーは単純なものに感じられるが、私は楽しめる。それにしても、最近は軽い本を読むのがせいぜいだ。重い本が読めないし、読む気力がない。

 図書館で新聞を見る。名古屋高裁で自衛隊のイラク派遣について違憲判断が出たことがどれも一面トップで大騒ぎだった。読売新聞と朝日新聞の社説を読み比べてみると違いが際立っていて興味深い。というか、どの新聞もテンション高すぎ(日経新聞はさすがに扱いが小さかったが)。だが、このニュースは大騒ぎするだけの価値はおそらくあるだろう。裁判所が違憲判断を出すということは、相当に珍しいことらしい。

怒りのブレイクスルー―「青色発光ダイオード」を開発して見えてきたこと (集英社文庫)怒りのブレイクスルー―「青色発光ダイオード」を開発して見えてきたこと (集英社文庫)
(2004/05)
中村 修二

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英語の上級演習に参戦する

 英語の上級クラス演習の日である。先週は簡単な自己紹介だけだったので今日からが本番である。いささかどきどきしたが何とかやれたと思う。大体5人くらいの小グループに分かれて、一つの問題について英語で話し合う。そしてその結果をまとめて発表する、みたいな演習だった。
 気合を入れていたのでグループの司会進行までやっちまったが、なんとかできたと思う。そして、どうやらこの演習は面白いぞと思うようになった。
 おそらくはアメリカでは小学校か中学校でやっているようなトレーニングだろうが、日本では英語の上級クラスである。なんとか現在の私のレベルでぎりぎりついていけるような事なのでやりがいが十分にあると思う。これから大いにやっていきたいと思う。

 昨日は実験が面白くできて興奮して遅くまで起きていた。立花隆の「ぼくはこんな本を読んできた」文春文庫の前半パートを読んでいた。…面白い内容である。本を読まないといけないなーとつくづくに思う。立花隆の読書量はもう超人的であるが(たこやきさんも大分たくさん読んでいるが)、こういう超人的に本を読んでいる人の読書生活の一端を読むと「俺、ぜんぜん本をよんでいないじゃないか」という衝撃を受ける。世界には読むべき本が多い。そしてその本をほんとうに安い値段に入手することができる。これはもうガンガン読まないといけないだろう。
 だが、調子が良いときは勉強をしないといけない。難しい。学術論文を読み込んで勉強をすることもガンガンやらないといかん。本当に難しい。


チャベスさんのところでの「ぽてまよ」論が実に勉強になった。
 私も「なんでS・Aのコメント欄でこんなにぽてまよの話をしているのだろう?」と疑問に思っていましたが、個人的に非常に勉強になりました。これはもう文学部のゼミみたいでした。非常に勉強になります。これを通して「ぽてまよってこんなに奥深かったのか!」と目からうろこでした。

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↑気がついたら90位くらいまで落ちてしまった…。まあそういうこともある。

ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論 (文春文庫)ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論 (文春文庫)
(1999/03)
立花 隆

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なぜブログをやるか

 いまさらふっと考えた。そういや俺は何でブログなんぞをやっているんだろうと。
 たまたまブログのブームが来たときに興味を持ってはじめたのが直接の始まりである。そのあとにmixiのブームがきたからmixiブームが先だったらブログではなくてmixiユーザーになっていたかもしれない(今も登録はしているのだが)。

 考えてみると、ブログに価値があるとすれば「まったく知らない同志と会えるかもしれない」という、その可能性に賭けているのだと思う。最近では、名刺にアドレスを書いておいて「名刺の詳細版」としてブログを活用することも漠然と考えているが、一番の理由は「今はまだ知らないけど考えが合う人」と知り合うきっかけになるかもしれないという、そこに私は賭けているのかなと思う。

 作文自体は好きであって、特に誰にも見せない日記のようなメモ帳は昔から現在までだらだらと書いているが、ブログの形式で外に出しているのは我ながら良くやっているとは思う。

 私は自分自身では「人間嫌い」だと思っている。他人のことがどちらかといえば好きではない。それは自分自身のことが好きではないことの裏返しじゃないのかと自分では思っている。それでも、ブログをやっているということは他者の存在を意識しているわけで、そう考えるとなかなかどうして、私は「人間(自分と他人)」に対して多大な興味を持っているのかもしれない。


 最近はとにかく勉強への集中の具合を高めている。どう考えても大学受験のときより勉強に集中している。勉強自体はそんなに嫌いじゃないが、結果的に勉強以外のことがあまりできなくなってきている。それが多少残念だ。

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「贅沢」についてふと思う

 関数電卓があまりにもすごい性能であることに驚いた先日。それをみて「そういやパソコンてすごく便利なものだよな」といまさら気がついた。パソコンが使えることは当たり前ではないのだと。
 そうやって考えてみると、そもそも現在当たり前に使っているものが「贅沢」に相当するものではないかと改めて思う。

清潔な水が供給されている(水道がないところは世界にいくらでもある)
十分な食べ物がある(食べるものがないということは割とありえることだ)
空気が汚染されていない
冷暖房(昔はなかった)
蛍光灯で夜も明るい(同上)
白米が毎日食べられる(昔は白米はほとんど食べられなかった)
お茶が飲める(同上)
紙(ノート)がただ同然で入手できる(昔は紙は高級品だった)
そもそも店に商品があってものを買うことができる(旧共産国家では店に商品がない)
本が安値で入手できる(昔は高級品だった)

 パソコンとかインターネットがぜいたく品であることは明らかだが、私はそれ以前に「清潔な水が出てくる水道がある」という程度のことにいささか感激している。
 そして、これらのことを「当たり前」だと思って軽視していると、なにかしっぺ返しを食うんじゃないのかと、そんな恐怖も感じる。これだけ贅沢なのだからこの贅沢を活用してなにか有意義なことをしないといけない。そんなことを思っている。

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Fastestをマーク・講義をひとつ聴いてみる

 実験装置を少しばかし改装する。試験的に、というか、まあ簡単に作って動かしてみる。…大当たりだ。なんか、とても面白い実験結果が少し出てきたので実に嬉しい。嬉しくて仕方がない。今日の俺はファステスト(一番速い記録)をマークしている、という風に思う。


 朝に講義をひとつ聴いてみた。それなりにあたりだと思う。なんとか楽しめそうな内容であった。

 少しお願いして関数電卓を貸してもらった。シャープとCASIOとどっちがいいのかさっぱりと分からずにどっちにするかめちゃめちゃ考えているので少しばかし考えてみたい。だが、マニュアルがないと操作方法がよく分からない。

 キッズステーションで「ひだまりスケッチ」が再放送しているので1話を見た。本放送の時のをよい具合に忘れているので新鮮に楽しめる。改めてみて、すごくよい作品だ。見ていてハッピーな気分になる。ああいう学校はいいなーとつくづくに思う。

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MacBook Airと関数電卓を見て驚く

 天気は秋を感じさせる涼しさ。4月とは思えないが北海道基準からすればだいぶすごしやすい。これからどういう風に実験をするかを少し考えてみる。難しいものではあるが、うまくやればできないはずはないと思う。そしてふっとイメージも少しばかり出てきた。最近はずっと悶々としていたが、悪いことばかりでもないだろうと思う。

 USB2.0のカードが欲しいので生協のパソコンコーナーに出かけて注文する。そこでマックブック・エアの実物展示を初めてみて驚く。…こりゃすごい。さすがアップルは魅力的なものを作るなとつくづく思う。iMacの発売をリアルタイムで見たときもそうだが「未来のパソコン」を作るのがアップルだとつくづく思った。横に展示してあったiPod tocthもさすがである。

 例によって関数電卓をしげしげと眺める。カタログがあったのでもらってきた。カタログを読むと電卓にもいろいろと種類があることに驚く。そして、関数電卓がすさまじくいろいろな計算ができるようになってきていることにも本当に驚く。
 こんな便利な計算機があるのだから、これで勉強ができなかったら嘘だよなとすら思った。たとえば、ニュートンや、ライプニッツや、ガウスや、もっと古くてアルキメデスでもよいが、電卓なんてまったくなかった時代の数学者に関数電卓を渡したらどんなことをするのだろうと、そんなことをふと思った。もっとも当時は関数電卓に実装されている微分積分の概念がそもそもなかっただろうが。
 私はパソコンは割りと物心ついたときにはあったのでパソコンのすごさはそれほど感じなかったが、今回関数電卓のあまりの高機能を見て「計算機ってすごい」とつくづく思った。

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ブックオフで古本を14冊ほど衝動買いする・高校生向け参考書が良さそう

天気がよいのでブックオフに出かけて適当に古本を買ってきた。久しぶりに麻生店に出かけたが、久しぶりに出かけると出物があるものである。100円コーナーで良さそうなのを適当に買っていたら14冊になってしまった。100円コーナーには日本文学の古いやつが結構おいてあるので、探しに行くと割と簡単に発見できる。活字が小さいのだけは難点だが。

ブックオフ09


 高校の知り合いがこの前言っていたが、社会科の勉強をするのに高校生向けの参考書を読むのがよいのではないかということであった。チラッと見てみるとなるほど良さそうだ。英語の勉強をしたいので、高校生向けの英語の参考書を3冊ほど買ってきた。それなりに読めそうな本を買ったつもりだがどうだろうかしらん。これが100円なんだから今の日本はなんか良い国だと思う。

以下、この前買った漫画本など。どの作品も読むだけの価値はあったと思う。やはり本と漫画は素晴らしい。

漫画04


漫画08


「1984年」の社会風刺?が面白い

 SF小説「1984年」は1948年に発表されたディスユートピア小説である。
「偉大な兄弟」が支配する独裁国家を舞台としている(おそらくは旧ソ連の共産党や、ナチスドイツに支配されたドイツをイメージした世界)、とにかく徹底した恐怖世界が描かれる(作者は考えていなかっただろうが、太平洋戦争中の日本も同じような世界だった)。

「日記を書くこと」が罪である(真実を記録することが犯罪である)
法律が存在しない(秘密警察ににらまれたら法律によらずに誘拐されて処刑される)
過去を改変する(過去の新聞や雑誌を現在に合わせてどんどん修正する、真実を記録したものがない)
あらゆる部屋に監視カメラが取り付けられていて秘密警察に監視されている
言語を簡略化した「新語法(New Speak)」によって「考える」ことができないようにしていく
過去の本をすべて燃やしている(焚書)、もちろん過去を記録した本を所持すれば秘密警察に誘拐され処刑される。


 割と直接的な風刺がなされているので、素直に読めるものではないが、だが、著者の意図するところは分かるし、そもそも「こういうことが起こってもまったく不思議じゃないよな」ということは想像できるので(というか、これに近いことは実際に行われてきた)、読んでいて実に考えさせられる小説である。

 そして、この小説を読んでいると、好き勝手に新聞や雑誌や本が出版できて、インターネットでほとんど規制せずに発信できるということが、無形ではあるが、とても価値のあることなんだとつくづく思わざるをえない。「これは『当たり前』ではない」と。

 太平洋戦争中の日本国における思想弾圧の話はちらちらと聞いている。今の私からすれば「信じがたい」としか思えないめちゃめちゃなことを、どうやら本当にやっていたらしいということが、よく考えると実に驚くべきことである。なにか社会のありようというものについてよく考えないといけないような、そういう気分である。だが、私は考えるだけの知識や技術を持っていない。

 自然科学の勉強だけで、人間は頭がよくなれるのか? ということを最近は思う。

 私は何を勉強するべきか。そして、どういう風に生きていくべきか。ということをつくづく考える。

 今まであまり読まないできたが、SF小説というのは結構ものを考える上で価値がある作品が多いのではないだろうか。そういうことをつくづく思うようになってきた。またブックオフで探してみたい。

1984年 (ハヤカワ文庫 NV 8)

今日の札幌は寒い・1984年を読んでいる・彼岸過迄を早く読みたい

 天気予報を見ていても今日だけ突発的に寒かった。冬を髣髴とさせる寒さである。気温的にはもちろん今のほうが暖かいが、雨が降っていて風があるので外歩きがつらい。ついでに装備も冬用より軽いのも効いている。

 昨日はなんとも集中できずに頭がふわふわとしていたのでろくに作業ができなかった。今日は比較的ましに頭が回っていると思う。
 実験結果をまとめて報告する原稿が一本と、なんだかんだで研究室のウェブサイトになにかを載せないといけないらしいのでそのための原稿を書いている。
 それなりに面倒くさいが、だが、まあ悪くもないだろう。

 昨日はオーウェルの「1984年」を読んでいた。前に読んだときは途中で止めてしまったが、今回はなんとか読めている。夏目漱石もそうだが、作品が分かる程度には人生経験をつんできたのか、ということを思う。
 人生経験をつまないと分からない作品は結構あると思う。そういうものが分かるようになるというだけで、長生きするだけの価値はあるのではないかと思う。特にぱっとしない生き方、というものにも価値があるんじゃないかと最近は思うようになってきた。
 文学では、どこからどうみてもぱっとしない生き方をしている主人公が数多く登場する。考えてみれば、大多数はぱっとしない生き方をしているからだと思うが、そういう人生のネガティブな部分に味わいを感じられるようになるということが、実に素敵なことだと思えて仕方がない。

 夏目漱石はなんか読み返してみたい作品だ。高校のときに読んだ「こころ」なんて、高校生が分かる小説じゃねえぞと、この前高校のときの知り合いと話していた。今読み返したら新鮮な発見があるかもしれない。
 私は太宰治がどうしても分からないのだが、かなり良さそうなのでこれも読めたら読んでみたいと思う。
 恥ずかしいのであまり他人には言わないでいたが、高校のときは中原中也の詩が妙に好きだった。高校を卒業してからはさっぱりと読んでいないが、あの明らかなダメ人間の詩を今はどう思うのだろう。

南陽堂書店で古本を買う・読書・いじめ・深海探査

 この前散歩した帰りに南陽堂書店にたちよって古本を適当に買ってきた。

 岩波の読書本はそれなりに楽しそう。本をめぐるコラム集である。
 朝日新聞社の「いじめられている君へいじめている君へ」は、朝日新聞一面に小さいながらも目立つように配置された連載コラムをまとめたものである。「偽善的」という批判はあったが、だが私は評価する。読み応えのある価値のあるコラムだったと私は思っている。この本は希望者に無償で配布されたものだが、書籍化もされたようで偶然棚で見つけた。改めて読み直してもはっと考えさせられるメッセージであふれている。中学生とかを対象とした本だが、大人でも読む価値はある。

「深海のパイロット」は、海洋科学技術センター、だったか、JAMSTECのしんかい2000・しんかい6500での深海調査についての本のようだ。なんか気になったので買った。考えてみれば、深海だって宇宙と変わらない世界である。宇宙開発との共通性を感じる。

読書のたのしみ (岩波文庫別冊)読書のたのしみ (岩波文庫別冊)
(2002/08)
岩波文庫編集部

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いじめられている君へいじめている君へいじめられている君へいじめている君へ
(2007/06/20)
朝日新聞社

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深海のパイロット (光文社新書)深海のパイロット (光文社新書)
(2003/07/17)
藤崎 慎吾、田代 省三 他

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英語の講義を受講する

 気がついたら講義が始まっていて、初日にまったく気がつかなかったが、なんとか三日目の今日に本年度最初の講義を受講する。

 英語の講義である。講義というか演習に近いのか。副題に「ディベート・スキル」とかある、それなりに上級向きの英語のコースである。
 今までならば英語で初級より上のコースに申し込むなんて考えられなかったが、だいぶ気合と自信が出てきたので参加してみようと申し込む。

 今日は簡単な自己紹介をしただけであったが、少し話すと「まあ、(受講する上での)英語の基礎レベルは問題ないだろう」というようなことを講師が言っていた。…本当か知らん。とにかく、本格的に英語での論戦を準備しないといけない。役に立つのかたたないのか知らないが、今現在に準備をすることは、空回りに終わったとしても悪いことじゃないだろうと思う。


 今日は起きたら足が筋肉痛だった。昨日たった1.5kmとろとろ走っただけで足が痛くなるんだから相当弱っているなと思う。続けていれば走れるようになると思いたい。学習院で最長5kmまで走れていたから、とにかく当面は4kmを目標に走りこみたい。
 もっとも学習院はキャンパスをぐるっと回れたので走っていてコースが面白かったが、北大はメインストリートを往復するだけだから基本的に直線しかない。なので学習院よりはコースが単調で面白みにかける。それでも走れるだけよい。冬は走れないからつらい。運動不足が深刻である。せめて冬までは走りこむべきである。


 夜に本を読むのが好きだ。なんだか真昼間だと部屋にこもって読書をするといけないような気がして読書に集中しずらい。そう思うと、日が沈んでからの方が読書をするのには落ち着いてよいような気がする。

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遥か彼方、ではなく、今ここ 札幌引きこもりを肯定する

 札幌に引きこもっている。現在いる学校は学習院に比べるとはるかにワールドワイドである。日本以外の国から人が来て、逆に日本以外の国に出かける人も大勢いる。
 学習院の理学部では日本から出て行くことがとても珍しいことであったので、あまりにも簡単にこの学校の人間が外に出て行くことに驚いている。そして「こういうことを簡単にやっている以上、学習院はここには勝てないだろう」というようなことも漠然と思った。

 そんなわけで、ここの支援プログラムを利用すれば私自身もどこか海外に出かけて何かをすることが、学習院に比べればはるかに容易にできるらしいということはわかっている。だが、私はあえて札幌引きこもりを行うべきだと、そう思うのでそうすることにする。

 そもそも私は明らかなインドア派である。外に出て何かするより、室内で読書をしたりアニメを見たり、インターネットで作文を載せるほうに興味がある人間である。そしてインドア派として言うならば、それはアウトドア派と比べても遜色はない、単純に性格の違いだと思っている。
 外に出ないで、読書だけで世界のすべてをわかることはできない。そんなことは分かっている。だが、逆もしかり。外に出るだけで世界をわかることなんてできない。

 私は「考える」ことが好きで、好きなだけではなくて考えることに価値があると信じ込んでいる人間であるが、勉強をする上では、引きこもって孤独に考え込むことがとても重要だと思っている。

 だから、人によってどこに重点を置くかが違うと思うが、私の場合は「引きこもって孤独に考える」ことが一番重要でメインの活動であると思う。「外に出かけて何かをする・他人と話をする」ということは二次的な、おまけの活動だと思っている。

 そもそも東京の西多摩から北海道にやってきたので、今いる「北海道」が外国に近いということも感じているが、その前に「まだここでやれることはたくさんある」という気分だ。私が北海道から出て行くことを考えるのは「北海道ではもうやれることがない」という状態まで行ってからの話だと思っている。

 それなので、私は外にはなるべく出ないで、札幌に引きこもって世界のことを考えてみたいと思う。

「ここではないどこか」ではなく、「今いるここ」が勉強するのに十分なところなのだと、そう思っている。ここで勉強ができなかったならば、どこに出かけてもできないだろう。そういう気分だ。

「現実とゲームを一緒にするな。ゲームに失礼だろう」

↑今週のサンデー新連載中の名言。

 水曜日なのでサンデーを立ち読みする。なんか巻頭カラーで新連載「神のみぞ知るセカイ」が始まったが、個人的に非常にツボだった。「おお、なんかすごい連載が始まった」と立ち読みして軽く衝撃を受けた。一話を読む限り、これは面白そう。失速しないでほしい。ハヤテみたいに大化けしたら面白いと思う。…ただ「あいこら」ですらもたないんだからたぶんサンデー読者は理解しないだろうなと思えてしまって仕方がない。

 ユニクロでズボンを買ってきた。よさそうなズボンがあったのだが、男性用がなくて女性用だけだったが、試着したらはけるしいいやと思って一着買った。なかなか気に入っている。今度ユニクロのオンラインで男性向けのも買おうかと思う。

 帰りにビックカメラによる。関数電卓コーナーが面白くて夢中で最近の関数電卓を見てしまう。私が使っているのはもう二十年以上前の父親が使っていた古い関数電卓である。私は基本的な計算しかしないので特に困っていないが、最近の電卓はいろいろできて本当にすごいなとひたすら感心する。なんかほしくなってきた。2千円くらいだし衝動買いしても良いかもしれないと思った。


 今日は実験データの解析をがんばる。本当に難しい。解ける目算が立たない。…どうなっているんだ? 本当に。原理的にはこんなに難しいはずはないのだが。
 解けない問題を延々と考えているが、煮詰まってしまって仕方がないのでなにか手を動かしたいと思う。何か新しく実験装置でも動かしたい。
 練習用にちょこちょこと動かしていた数値計算が少し役に立った。なので今日はうれしかった。やってみるものである。

 今日ランニングを再開した。1.5kmのんびりと走る。春なので気分が非常に良い。走ることは続けたいと思う。身体に走って負荷をかけるのはなんか良いことのような気がする。

 図書室で新聞を読む。やはり新聞は読むべきである。世界の見え方が違ってくるものだ。ポプラ社の小説集「諸国物語」の広告を読んでなんか面白そうだと思った。メルヴィルの「バートルビー」に興味がある。

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絶対可憐、だから負けない!

…というわけで、新アニメをちょっと見た。

DC2SS 1話
S・A(スペシャル・エー) 1話
仮面のメイドガイ 1話
絶対可憐チルドレン 1話

 興味が持てそうな作品を選んで見たせいもあるが、どれも予想以上に面白かった。
 DC2SSは、原作をやっているとどうしても声に違和感を感じるが、だがアニメとしては非常に楽しめるよい作品だと思う。これから見るのが楽しみ。

 個人的にすごくすきなのがS・A(スペシャル・エー)である。花ゆめではあまりチェックしていなかったが、今回のアニメ版を見てうまく作ってあると思った。典型的な少女マンガである。だが、なんか「ホスト部」みたいなノリが俺のツボ。ひょっとすると今期一番になるかもしれない作品だ。

 仮面のメイドガイ、はコガラシのキャラがすべてを持っていっている。こりゃ一発で引き込まれた。

「絶対可憐チルドレン」見るまではそんなに期待していなかった。ハヤテがよすぎたので、それ以上であるはずがないと。だが、見てみるとなんか楽しめる。平野綾さんの名演技が光まくり。あの演技力だけで見れるなと思った。

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