研究室のゼミと論文草稿と
研究室のゼミがあった。出かけてみる。ゼミに出るなんて、学校にいるとごくごく普通の行為である。だが、よくよく考えてみると学問の最前線の行為を行っているのだ。よく考えるとすごくハッピーなことをしているんだと思う。
今日は英語の上級演習が休みだったのでゼミを最後まで聞くことができた。それなのでよかったと思う。
論文の草稿を仕上げた。教員の人に見てもらおうとメールで送ってみた。
俺は今までは学術論文というのは英語で書かないとダメだと思っていた。日本語で書かれた論文なんてきっとレベルが低いのだろうと漠然と思っていた。
今回草稿を書いていて「あ、俺って今まで馬鹿にしていた日本語での論文すらろくに書けないじゃん」ということに気がついて、そのことに驚いた。日本語で学術論文を書くというただのそれだけのことが、こんなにも難しいことだったのだ。
ただ、それでも、現在の私は少しばかし気分が上向いている。今までは学術論文なんてどうやったら書けるんだか見当がつかなかった。今はただ草稿を書いただけだけれども、草稿を書き上げるということすら私は生まれて初めて行ったのだ。だから、どう考えてもたいしたことではないのだけれども、私の中では「学術論文の草稿を書く」という程度のことですら初めてのことだったので、なにかやったなという風に思って、それが少しだけ嬉しい。
気分の落ち込みが最近はどうもひどい。だが、もしこれがダメだったとしても、またチャレンジしなおせばいいんだ。そういう風に思いたい。
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- 2008/05/29
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