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原稿が進まない

 日本マイクログラビティ応用学会に出たいので、そのための予備原稿を書かないといけない。書かないといけないのだが、書けない。どうしたんだろうというくらいに書けない。それなのでいささかつらい。

 実験について少しばかし考えている。実験データを10GBほどHDDに転送しようとしたら2時間半かかった。…こんなに時間がかかるものだったかな。なんにせよひどく時間がかかったのでめんくらう。

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「ドラゴン桜」1.2.4.5巻と「乃木坂春香の秘密」8巻を買ってきた

 いまさらながら、「ドラゴン桜」をしっかりと読むことにした。少し前にブームになっていたときにぱらぱらとは立ち読みしたがガチで読んではいなかったのだ。だから読もうと思って、本日大通南のブックオフまで出かけてとりあえず100円コーナーにあった5巻までを買ってきて読んでみた。…おもしれーな。たしかにあちこちに金言があって、非常に考えさせられる作品だと思った。いちおう「勉強をする」ということに注力している現在、受験に関係なく考えさせられるところの多い作品だと思った。続きも読みたいと思う。

 あとはアニメを見ていて乃木坂春香が非常に良いので、一度は切ろうかと思っていた原作ももうちょっと読んでみるかと思うようになった。なので、少し前に出た最新8巻をとらのあな札幌店で購入してくる。…楽しめるかな。これを読むことはただの現実逃避じゃないかとしか思えないのだが、それでも俺はこの世界が好きだ。

 水曜日なのでサンデーとマガジンを立ち読みする。ハヤテのアーたん編がどうなるのかを、ここ最近はずっと気にしながら生きている有様だ。

 昨日の英会話で、「憧れの人物は?」 という話が出たので「佐藤琢磨、日本人のF1ドライバーだ」と答えた。俺がリスペクトする数少ない人物である。

 8/11締め切りの原稿があるので、それを少しばかし考える。なんか散歩から戻ってきたら頭痛がするようになってきた。精神的なストレスが大きいせいなのか。よく分からんが、頭痛はつらい。が、頭痛がすると余計なことを考えなくって済むので精神的には楽なのかもしれないとすら思う。いろいろ難しい。

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乃木坂春香の秘密 8 (8) (電撃文庫 い 8-14)乃木坂春香の秘密 8 (8) (電撃文庫 い 8-14)
(2008/07/10)
五十嵐 雄策

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人工衛星の講義が最終回だった・実験して、英会話をする

 講義の最終回なので朝っぱらから聞きに出かける。最後になると何がなんだかという複雑さでよく分からんし、基本的なところは終わって応用に入っているのでいささか退屈をもよおす。が、全体としてみたら有意義な講義であったと思う。パッチドコニック法について知ることができたのが収穫だっただろうか。

 講義が終わって昼食をとってから実験装置をぶいぶいと回す。最近は憂鬱で仕方がないが、そういうときこそ無理やりにでも動かないとダメだと思ったので無理をして動く。動いていると幾分かは気がまぎれる。
 本日思ったが、この札幌ラウンドは人生における「冬」なのだ。冬を寒がっているうちにやがては春が来るだろう。そういう風に思いたい。というか、やがては春が来るだろうと思わなくっちゃやってられない状態だ。

 あとはなんだろう。現在の私のあり方や精神状態は「傭兵」に近いものがあるんじゃないかという気分でいる。金で雇われて殺しをする(そして殺される可能性もある)。多分、そういう職業の人と同じような気分で毎日を過ごしている。自分自身で「楽しい」という感情がここ最近どこかにいっちまって生きていることがさっぱりと楽しくないということに、驚きを感じている。…ほんとこんなんでいつまでやれるんだろうかなーと思いながらだらだらと日を送る。

 夜に英会話。なんとか体力に余力があったので出る。いまさら英語の勉強をしてなんになるのだろうという無意味さを感じるが、止めようと思うほど魅力がないわけでもない。不思議なレクチャーだ。

 実験装置のセットアップ・セットダウンに手間がかかるので動かしているときはできるだけ機会を稼ぐことにしている。なので英会話の後も実験装置をぶいぶい言わせている有様だ。

 新聞を読む。読売新聞肩の連載「日本の知力」がすごく面白い。


 昨日読んだ夏目漱石の「それから」のことを考えていた。「幸せ」とはなんだろうと思った。あの小説のラストを読んで、「なにが幸せなのかなんて誰にも決められない、当人が幸せだと思うことをするよりないんじゃないか」と思った。社会的に上手くいっていないが、それでも当人が選んだ道ならそれもアリじゃないかとか、いろいろと思う。そもそも100%ハッピーな状態なんてない。それを描くのが文学じゃないかということも思った。あのラストはどう解釈すりゃいいんだ? ということを強く思う小説だった。その「それから」あとのことは書いていないあたりが「それから」ということの意味の一つなのか。あとは「三四郎」が東大を卒業したあとがこれなんかと思うと、「三四郎」が可哀想に思えてくる。

 あとはなんだな。主人公の代助は高等遊民としてニート暮らしをしているわけだが、親が裕福で働かなくて良いからやつは働かなかったんだと思った。働かざるを得ない状況だったら普通に働いていたんじゃないかと思って、そう思うと金持ちであることでかえってスポイルされてしまっていたんじゃないかと思った。主人公が俺と相当に考えや行動パターンが近いので、ほんと他人とは思えなかった。

「それから」は不倫・恋愛の小説として紹介されていたので今まで敬遠していたが、恋愛小説である前に、無力な若者の生き方の小説だと思った。そう思って読むとものすごく感情移入して読める。

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他者承認がないと不安になる、のだと思えて仕方がない

 自分で思うが、他者からの肯定がないので、それで自分自身に自信を持つことができていないのだろうと思っている。

 俺は自分では自分の意思で動くことを心がけている。他人の評価なんてしったことかと。そう思っているつもりだが、それでも実際問題、他人からの評価が芳しくないとモチベーションが下がってしまって仕方がない。

 俺自身は「他人からほめられる」ことを目的に勉強をしているわけでは決してないのだが、それでも他人からほめられないとやる気を出すのが難しいものなんだなーということも最近は実感として思う。

 札幌にいると周りからの刷り込みで日本ハムファイターズを応援したくなる。本当にそういう気分になったので俺の心というのはいかに周りからの影響を受けやすいかと自分で驚いている。
 だから「他人の評価なんて無視する」と理性で思っていても、感情では他者評価に影響を受けまくっている俺がいる。

 こんだけ厳しい現状でいつまでファイティング・スピリットを持ち続けることができるのか、自分で自信がない。いつなんどきにぶっつぶれても不思議じゃないなと自分自身では思っている。そんな状態。

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夏目漱石の「それから」を読んでみた

 本を読みたくなったので夏目漱石の「それから」を読む。高校のときに一度読んだことがあるような気がするが、今回読み返してみて以前はまったく読めていないことに気がついた。今ならどういう話なのかが大分分かる。そして、分かって読んでみるとこれはとんでもなく重い話だと衝撃を持って読んだ。

 まったく同じではないが、主人公の境遇が現在の私と相当近いので、それで主人公に非常に感情移入して読めてしまった。そう思って読むと展開も飽きるところがなく、一気に読むことができた。

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それから (新潮文庫)それから (新潮文庫)
(2000)
夏目 漱石

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hpの小型PCがなんかよさそうだった

 今日はぼけーとした後で昼食をとってからちまちまと実験装置を動かす。そう思ったら、実験装置を制御しているパソコンが立ち上がらない。OSの起動画面でフリーズする有様だ。それなのでセーフモードでなんとか立ち上げてOSの復元機能で少し戻してから再起動をかけてやっと元に戻した。XPは安定性が高いOSなので、なんで突然に機嫌を損ねたのか分からん。
 PCを直してからはちまちまと装置を動かす。


 ヒューレットパッカードの小型PCがヨドバシカメラに展示してあるらしいというので昨日閉店間際にでかけてみてきた。果たして札幌店にも展示してあった。
 なんか、思ったよりもキーピッチが大きくて打ちやすくてすごくよさそうだなーと思いながら見ていた。
 知人の情報によると「本体が異常に発熱する」とのことだそうだが、多分本体を金属製にしてあるのは本体から熱を逃がすことを前提に設計しているからじゃないかなーとかいろいろと思った。これが6万円で売られる時代になったんだということが本当に驚き。

アマゾンで古本を買った。届いたので読んでいる。

> 「へんな会社」のつくり方
「はてな」社長のブログの書籍化。アマゾンで中古が安かったので買ってみた。本当にブログをただ本にしただけの本だが、500円でこの内容ならば買いだと思える一冊だった。少し浅いが読んだだけの価値はある本だった。

> 白雪ぱにみくす!
「ひとひら」の著者がコミック・ブレイドで連載している作品。これもアマゾンで安かったので中古で買ってみた。チラッと読んで「ひとひら」のほうが好きだなと思ったが、まあ悪くはない作品だと思う。

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「へんな会社」のつくり方 (NT2X)「へんな会社」のつくり方 (NT2X)
(2006/02/13)
近藤 淳也

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白雪ぱにみくす! 1 (1) (BLADE COMICS)白雪ぱにみくす! 1 (1) (BLADE COMICS)
(2007/07/10)
桐原 いづみ

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最近読んだ漫画とか

最近読んだ作品02

 並べて撮ってみた。

本屋に出かけて茂木健一郎のコラムを立ち読みする

 読売ウィークリーとサンデー毎日の連載コラムを立ち読みする。…改めて思うが、週刊連載を二本て相当すごいと思うのだが。よく書けるなーとつくづく思う。

 あとはたまたま読んだ日系サイエンスのバックナンバーでの対談もちょっと読む。「プラトンは書き言葉よりも話し言葉を重視した」という一文にへーっと思った。私は典型的に書くことを話すことよりも上位においているが、話すほうが書くことよりも上だ、という考え方もありえるんだと、それに感心した。

 ただ、「対話」には相手が必要だ。「書く」ことは一人でできる。だから独りの私は書くことのほうが向いているのではないかと思う。話す相手がいるのならば話すことに価値を見出したのかもしれない。


 本屋においてあった札幌での講演会のログ本でのシンスゴのメッセージが読んでいて考えさせられる内容だった。教育基本法は在日コリアンにはまったく適用されていない。学校に入る権利すらない。年金の資格もない。それなので私は年金に入っていない。   というような話だったが、「無権利状態は奴隷状態ということ」ということについて、しばし考え込む。
 少し考えてみれば、そういえば、「学校に入学する資格がない」という人がいるということに思い当たる。私は学校への入学資格は問題なく持っている人だったからほとんど気にしなかったが、よく考えると、「学校に入る資格がない」という状態はめちゃくちゃじゃないかと思った。

 少し考えてみると、どう考えても、世界がクレイジーなのではないかと、そう思えてしまって仕方がない。

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「ひだまりスケッチ」4話と「乃木坂春香の秘密」3話を見る

 ひだまりは俺が傑作エピソードだと思っている宮ちゃんの猫の話をやってくれた。ただ、原作で読んだときの、朝起きたら猫がいなくなっていたときの、あのふっという感じの喪失感、余韻がアニメ版ではあまり表現できていないんじゃないかと感じた。まああれをアニメで上手く表現するのは至難の技だと思うからよくやっているとは思うけど。

 そして宮ちゃんの猫の話に続いてやっぱりこれも傑作エピソードである学園祭でのゆのっち編に突入。ひだまり2期は飛ばすなーと思いながら見ていた。今回は前半で終わったが、続きはいつやってくれるのかな。それがちょっと気になる。この辺もなんか狙っているのかな。
 改めて思うが、「?でわっしょい」のあのOPが本当にすばらしいと思う。大好きだ。

 乃木坂春香は3話でミカ様登場。さらにコミケ編もいきなり前ふりはいってきた。コミケ編はもうちょっと後にやるかと思っていたら、2話でアキバに行って3話目でいきなりコミケカタログを持ち出してくるから、乃木坂春香もようしゃなく飛ばしている。見ごたえ十分。

 今期はやっぱりひだまりと乃木坂が2トップ。

「泣くことは笑うことよりも良いことだ」英語上級演習の立論

 この前の木曜日にあった英語の上級演習のディベートのテーマが「泣くことは笑うことよりも良いことだ」VS「笑うことは泣くことよりもよいことだ」だった。私は泣くことの肯定派として、最後のまとめとして以下のような主張をしてきた。


***********************
 泣くことは笑うことよりもよいことだと思う。なぜならばこの世界がクレイジーだから。この世界においては悲しいことがたくさんある。たとえば、戦争とか、犯罪とか、貧困とか。
 この日本においても先日街中で大学生が刺し殺される事件が起きた。事件があった(八王子)のは私の家に近い場所だった。こういう事件を聞くと私は悲しい気分になる。

 私が主張したいことは、我々はもっとこの世界に存在する悪いことに対して泣いたり怒ったりしたほうが良いということだ。なぜならば「泣く」ということはこの世界に対して「No」ということだから。もしもいつも笑ってばかりいたら、この悪いことがたくさんある世界は変わらない、悪いままだろう。
 我々はこの世界をもうちょっとマシなほうに変えていく必要がある、と俺は思う。その第一歩として「No」と声を上げることが大切なことなんじゃないかと思う。たとえば、戦争とかに対して。

 俺は「笑う」ということが好きじゃない。なぜかって言えば「笑う」ということは現状の肯定だから。「笑う」ということは、この狂った世界に対して「Yes」ということになるから。だから「笑う」ということはフェイク(偽物)だと思う。
「泣く」ということ、「怒る」ということ、そっちのほうが真実で、そして重要なことじゃないかと俺は思う。

 少し話は変わるが、俺は高校生くらいまでは自分で言うのもなんだが優等生だった。日本の社会においては「泣く」ことと「怒る」ことは悪いことだと考えられている。日本の文化では「笑う」ことが良いことなのだ。だから、俺は高校生くらいまでは何があってもいつもニコニコと笑っていたし、ほとんどのことに対しては相手に合わせて「Yes」といっている人間だった。…今から考えると、それはすごく疲れることだった。そして、今になってつくづく思うが、いつも笑っていて、いつも「Yes」というばかりでは、自分の周りの世界はなにも変わらないってことだ。泣いたり怒ったり、とにかく「No」という意思表示をすることが、すごく重要だってことだ。

 ネガティブな感情を表現することがすごく大切だと思う。日本の社会では悪いことだと思われているが、「泣く」ことと「怒る」ことはごくごく自然な感情で、それは悪いことでは決してない。悲しいことを見たら、我々は「泣く」べきなのだ。

「泣く」ということはこの世界をもう少しマシな方向に変えていくためのファースト・ステップなんだと俺は思う。

********************

以上。持ち時間は5分間だったが3分くらいで終わってしまった。時間が押していたので司会がそのまま切ったが、俺としては自分が思っていることを言ったような気がする。ただ、同室のメンバーにどこまで通じたかは知らんけど。

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泣くことと笑うことについて、英語の上級演習

 英語の上級演習の最終回だった。終わってみると「もうこれで終わりなのか」というのが感慨深かった。クラスメートともう会わないのだろうなーということが、ひどく寂しいことのように思えて仕方がなかった。
 講師が最後に、「お前らが泣くことがなく、笑ってすごせることを祈る」というようなことをいっていた。
 とても有意義な講義だったと思う。

 演習の前に研究室の勉強会があって少しばかし発表をする。コンテンツがあまりないので単発のネタでやっただけである。次までしばらく時間が空くので、それまでにはもうちょっと勉強を進めておきたいなと思う。
 それにしても、最近は暑いせいかなんともぼーっとすることが多い。集中力があんまりでないのでどうしたのだろうと思っている。

 なぜかサンデーとマガジンが今週は木曜日発売だった。サンデーを立ち読みする。ハヤテのアーたん編クライマックス。どうなることだろう。ラストが非常に気になる。

発表原稿の準備をする・漫画を買って立ち読みをする

 明日に研究室の勉強会で発表をするのでそれの準備をする。単発のネタでコンパクトなものになってしまったが、現状ではこのくらいしかコンテンツがない。

 本日の札幌はざーっと雨が振ったりやんだりしてとても面白いものだった。
 雨がやんでいる隙を突いて紀伊国屋書店に出かける。「とらだよ。」で倉田英之が紹介していた「小さな惑星の小さなお話」かずといずみ作品集を買ってきた。あとは「ヒャッコ」が隣にあったのでこいつも購入する。
 ベンチに座って石田イラがR25で連載したコラム「空は、今日も、青いか」を立ち読みしてきた。ほとんどは連載中に読んだものだが、改めて読むととても読み応えがあって面白かった。本当なら買いたかったのだが、アマゾンの中古が高値なので立ち読みにした。

 水曜日なのでハヤテを読みたかったのだが、近所のコンビニにサンデーがなぜかない。マガジンもないのでなにかあったのだろうか。

 アニメは「ゼロの使い魔」の3話と「S・A(スペシャルエー)」の今週分を見る。なんか、ゼロ使は重い話に入ったらとたんに薄っぺらいストーリーになりそうだがキャラクターの魅力は抜群だと思う。あとはなんだかんだで俺は「S・A」が好きだといまさら思う。

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以下、本日立ち読みしたり購入した本と漫画。

空は、今日も、青いか?空は、今日も、青いか?
(2006/03/16)
石田 衣良

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ヒャッコ 1巻 Flex Comixヒャッコ 1巻 Flex Comix
(2007/05/10)
カトウ ハルアキ

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小さな惑星の小さなお話―かずといずみ作品集 (CR COMICS)小さな惑星の小さなお話―かずといずみ作品集 (CR COMICS)
(2008/05/07)
かずと いずみ

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F1ドイツGPをみて、人工衛星の講義を聞いて、紀伊国屋に出かけて、数値計算を回す

 F1ドイツGPを見終わる。…ここでネルソンが2位か。佐藤琢磨のルノー加入がまた遠のいた。あそこでセーフティーカーが入るとはなー。レースは何が起こるかわからん。

 朝っぱらに人工衛星の講義を聞く。難しくて問題が解けなかったので白紙で出す。罪悪感を感じる。

 午後に紀伊国屋書店をちょっと冷やかしてから、今日は一日数値計算を回していた。久しぶりにやったが、なかなか面白い。中毒性があってハマるものである。
 この数値計算が動いてくれたとするのならば勉強に役立つので、なんとか早く実戦投入をしたいのだが、一日回してもどうしても上手くチューンができねえ。…使えるんだか使えないんだか本当に分からない。

 アマゾンで本と漫画を注文した。注意深くチェックすると中古で捨て値で売っている本が結構あり、そういうのを狙って落としている。

カナダに宇宙人はくるか

 夏休みが近づいてきた。研究室では8月に行われる国際学会に、多くのメンバーが出席する。しかし、私は全然まったく関係がない。ひょっとすると、それなりの運動をすれば私も出席できたのかもしれないが、コスト対メリットを考えると、海外の国際学会に出席する価値があるとはどうしても感じられない。

 前から思っているしここにも書いているが、東京からこの北海道にやってきて勉強を続けているというそのことがもう奇跡なのだ。だから、それ以上にカナダに行きたいとか思わない。そして、そもそもカナダには何があるというのだろうと思うと、私はどうにも過大な期待を持つことができない。

 国際学会である。悪いものではないが、ただの発表会ではないか。発表会で発表をしたとして、それで何が変わるものじゃない。だったら札幌に引きこもってなにかすごい情報を出すことに注力するべきだ。というのが私の考えである。


 飛行機が一般的になって、ちょっとの金(数十万円くらいか)を払えば地球上のいろいろなところに行くことができるようになった。だが、私は読書が好きなので、世界のいろいろなところにいっても予想の範疇のことしか起こらないんじゃないかと、シニカルにとらえる。カナダにいっても、ただのカナダである。べらぼうに衝撃的なところだとは思えない。

 本を読めば、過去にもいける。未来にもいける。突然に宇宙人がやってくることすらある。カナダには宇宙人は来ないだろう。だったら、近所の本屋でアーサーCクラークの「幼年期の終わり」を800円くらいで買ってきて宇宙人が地球にやってきたらどうなるかを考えるほうが、よほどコスト対メリットが高いって言うもんだ。


…とまあいろいろと書いているが、どう考えても俺は劣等感に苦しんでいる。同じ研究室のメンバーがカナダやドイツの国際学会にどんどんと出かけていっているのに、私自身は京都で行われる小さな学会にすら参加の許可が下りない有様に、「ああ、俺は本当に阿呆なんだなー」と思って、ひどく悲しい気分になっている。
 よくよくと考えてみれば、私は高校の物理部の延長をしているだけの話であり、その目標は国際学会に行くことでも、国内の学会に行くことでもない。自分自身の内部において、科学の勉強をすることが唯一の目標であり、それさえできるとするのであるのならば十分だと思うのだが、それでも、やはりいくばくかの劣等感を感じることはやむをえないものであろう。そんな気分だ。

 学校を卒業するめどが皆目立たない。こうなったならば、もはや長期戦である。耐久レースである。それを肝に銘じて、堅実に動くべきだ。最大の敵は自分自身の精神状態である。精神的にやられたら、その時点で負けるだろうし、精神的に大丈夫ならば、どんな結末になろうとも後につながる経験になるだろう。

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林芙美子の「放浪記」新潮文庫に惹かれるものがある

 大正時代の終わりごろだから、今から80年位前か。東京に出てきて貧乏暮らしをしている女の人の雑記。プライドの高さというか、貧乏ではあるが崇高なスピリットを持っているこの著者の生き方に魅力を感じる。
 読んでいて思うことは、食べ物の描写が非常にうまそうだということ。食事をすることが本当に貴重なことだったのだろう。食べ物についての描写が実に上手い。読んでいてそれが妙に心に残った。

 現在の私のあり方にも通じるものがあるのではないかと思う。読売新聞の書評で紹介されていたのが妙に気にかかったので借りてきたが、読み応えのある一冊だ。

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 以下、本日図書館で借りてきた本。

放浪記 (新潮文庫)放浪記 (新潮文庫)
(1979/09)
林 芙美子

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不肖・宮嶋ちょっと戦争ボケ〈上〉1989~1996 (新潮文庫)不肖・宮嶋ちょっと戦争ボケ〈上〉1989~1996 (新潮文庫)
(2005/10)
宮嶋 茂樹

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打たれ強くなるための読書術 (ちくま新書 705)打たれ強くなるための読書術 (ちくま新書 705)
(2008/02)
東郷 雄二

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ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
(2007/11/06)
梅田 望夫

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CAPETA最新17巻を購入する

 東京に遅れること2日でやっと札幌にCAPETA最新17巻が入った。早速、紀伊国屋で入手して読む。こちらも心に響く名言が多い。レースが好きでよかったと思う。レースドライバーのあり方を考えることで、自分自身のあり方を考えることができる。

「キケンをさけてオッサンみたいな考え方にはなるな」
 というノブのセリフに感銘を受ける。そうだよなーと。

 今週はF1ドイツGPがある。楽しみだ。
 気づかなかったが今日は時かけが放送されたらしい。あれは良い作品だった。本当に。


 悪循環にハマりかけている気がする。精神的なあせりが講じて作業が遅れてそれでますます焦る、みたいな。別段焦ること自体はどうしようもないと思うので居直るが、それにしても、意図的に休養をとらないといけないかもしれない。それが難しい。だから漫画を読んだりF1を見たりすることがとても貴重だと思う。


capeta(カペタ) 17 (17) (講談社コミックスデラックス)capeta(カペタ) 17 (17) (講談社コミックスデラックス)
(2008/07/17)
曽田 正人

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カメラがどうにも使えんかった

 現状の厳しさをつくづくに思う。あんまり考えてはいなかったが、難易度の高いミッションに着手してしまったなーと思う。別に悪くはないと思うけど。

 最近時々思うのが敗戦必至な状態の指揮官とかどんな心境だったのだろう、ということ。太平洋戦争中の日本軍の指揮官とか、どう考えてもアメリカに勝てるような気がしないと思うのだが、どんな気分で指揮をとっていたのだろうとか。
 あるいはイラク軍の指揮官はアメリカと戦争をするときにどういう心境で指揮を取っていたのだろうとか。
 元寇のときの日本の指揮官である北条時宗はものすごいストレスで30代で死んでしまったというが、どんな気分で日々をすごしていたのかと思う。
 あるいは徳川家康と戦っていた真田幸村とか。


「紅 ギロチン」を読み終わる。一気に読んだ。というか、一気に読める作品だった。それでいて、主人公の迷いが自分のことのように感じられる作品だった。

 今日は古いカメラを少し動かしていた。結局、時間分解能が悪くて使えないという風に結論した。なんだかなー。うまくいかない。

「乃木坂春香の秘密」2話を見る。…2話めでもう秋葉原か。しかもとら・メイト・@ほーむカフェと実名で全部出すし! 俺はこっぱずかしくて直視できない展開だったが、ここまで飛ばすとなると今後も期待できるのではないかと思った。

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紅―ギロチン (集英社スーパーダッシュ文庫)紅―ギロチン (集英社スーパーダッシュ文庫)
(2006/07)
片山 憲太郎

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CAPETA最新17巻が待ち遠しい・勉強会と・ディベートと

 発売は本日なのだが、札幌は入荷が東京より2日遅れがデフォなので2日待たされる。全日本F3参戦の話である。読むのが楽しみだ。

 研究室の勉強会があった。先週はぱにくって頭が回らなかったが(まあ現在でもだいぶぱにくっているのだが)今回はそれなりに聞けたのでよろしかった。次週が私の発表のターンである。それなので、発表の準備を考えたいと思う。

 英語の演習に参加する。だんだん飽きてきたがディベートは面白かった。質問で「インターネットがなくなったらどうする?」と聞かれて、俺が「困るなー、すごく困る」と延々と答えていたら「ところで、お前はインターネットの否定側だろう? ネットを肯定してどうするんだ?」といわれて「あ、そういえば」と慌ててインターネットを否定する有様だ。というか、あれだけ注意していたのに自分のポジションを綺麗さっぱり忘れる俺はいったい全体どうしているんだか、という状態だった。だがこのイレギュラーで大分楽しめた。

 次回のディベートのテーマがふるっている。
「泣くことは笑うことよりも良いことだ」VS「笑うことは泣くことよりもよいことだ」である。哲学的である。テーマがとても面白そうだと思った。テーマがつまらなかったらばっくれようかと思っていたが、このテーマならば参戦するだけの価値はあるかもしれない。

 今日は曇りだったり雨だったりで涼しい。おかげですごしやすい。
 昨日は水曜日だったのでハヤテを立ち読みする。アーたん編佳境。たくさんのものがあるが、それがアーたんを幸せにはしていない、だから外に出よう、というハヤテの問いかけが核心を突いている。読んでいてあっと思うエピソードだった。

 今日は週刊アスキーを立ち読みする。EeePCの二段がフィーチャーされていた。ぱらぱらっと立ち読みだけする。

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「勘違いするなッ!!100点差をつけられただけで、まだ負けたわけじゃない!」

↑「逆境ナイン」より。俺の中で「逆境ナイン」は名言のオンパレードで、屁理屈だろうがなんだろうが、俺自身がそうだと思うんだからそうだと思う。このセリフも、自分自身に言い聞かせたいセリフだ。不屈のあの過剰なまでのやる気を大いに見習いたいと思う。というか、野球で言えば100点とはいかなくても10点くらいの差をつけられたくらいの状態ではある。

「まぐれが10回でも続いた時、まだそれを人は「まぐれ」と呼ぶか!? 否!! 実力と呼ぶ!!」

このセリフも、俺は読んで衝撃を受けたセリフである。


 今日も1kmだけ走る。走ったり歩いたりしているとアイデアがふっと浮かんでくる。できるだけ走ったほうがよいと思う。最近はとにかく暑いので、へたばる。新聞を読んだらスポーツドリンクを飲むとよいというので買いに出かけたらおいてなかった。

 明日は研究室での勉強会がある。なので参加したい。英語の演習はどうなのだろうか。

ハヤテ最新16巻を購入したり、高校の物理部を基点に置こうと思ったり

 朝に人工衛星の講義があった。なので聞いてみた。残り三回ということで話が妙に込み入ったことになってきた。話についていくのが結構めんどい。というか、だんだんと話がつまらんと思えるような話なってきた。講師にいったら怒られそうだから言わんけど、正直に言えばつまらん。先週のモルニア軌道までは「へー」っと思っていたが(というかこの講義を取っていなかったらモルニア軌道なんて死ぬまでしらなかったと思う、それをしっただけでもめっけものだ)、今週の惑星探査軌道あたりからは飽きてきた。贅沢か。いや、「重力圏を仮定して二対問題を解く」という方法で惑星探査を計画する話は松浦シンヤの「恐るべき旅路」でちらっとでてきたので、それをもうちっと詳しく知れたのはちょっとだけ楽しかった。


 昼過ぎにまんだらけに出かけて漫画をうっぱらう。1600円くらいになった。買い取ってくれなかった本をブックオフに持っていったら300円くらいになった。なので合計2000円くらいになった。その分散財したが。

 まんだらけで「紅」の原作2巻目と、(チャベスさんが絶賛していたので)「はなまる幼稚園」1巻を買う。
 とらのあな札幌店で「ハヤテのごとく!」17巻と「神のみぞ知るセカイ」1巻を買う。

 学校に戻ってきて、ここ最近は精神的に鬱鬱としているので、少し動くかと思ったので、実験装置を少し組むことにした。…つっても今日は板を切っただけだが(よく考えるとあれだけ意気込んだ割りに板を切る以外にしていないという落ち)。それでも完成品をイメージして大分良い気分になってきた。というか、実験室にあるアクリルカッターがぐあーっという感じで、仮にあの歯に触れると多分指を切断するだろうなと思うと、実にびびる。なので、そうとうに気をつけて操作している。それを言い出すと私はボール盤でもびびる。アクリルは穴を開けるのが結構難しいので木材にした。俺は旋盤みたいな複雑な工作機械は使える自信がない。


 今日の午後にふっと思った。現実でうまくいっていなくって、学校を卒業できる見込みが皆目立たないのでひどく憂鬱で仕方がないが、この現状でも高校のときの物理部の俺が見たらどうだろうと思った。高校のときの俺が今の俺を見たら、たとえ卒業の見込みが立っていないにせよ、よくやっているというか、「俺もああいう風になりたい」と思えるような状況に位置しているのだろうな、と、私は自分自身のこととして思う。
 私は自分自身を「立川高校物理部の残党部隊」だと自称することにしているが、高校のときに霧箱を作ってアルファ線が見えない見えないといっていたあのときを思うならば、今現在は肯定するに値すると思う。
 この学校にいると周りが派手なので基準がおかしくなるが、俺自身は「高校の物理部のときの俺から見て肯定できることをする」それだけができていれば良いのではないかと思う。そこに居直ったら、もうちっとはやっていけるんじゃないかとは思うようになった。

 ただ最近つくづくと思うのは、今現在にやっている「燃焼学」というジャンルが新規参入が難しいということだ。立花隆の本で大学では文学部と数学・理論物理なんかのジャンルでは若者が結果を出すことがあるので大学教授が学生を馬鹿にしないという話があったが、私からすると上記とコンピューターサイエンス・情報科学の分野以外では若者が早いうちにすごい結果を出すことが非常に難しいんじゃないかと思う。特に工学系ではそれが顕著だと思う。若者が頭角を表すことが極端に難しい。だから大学の工学の教員は学生をバカにしてばかりだ(少なくともこの学校では)。それも実に気分がよろしくないことの一因である。

 とにかく憂鬱だ。その状態でどこまで動けるか、ということがとても大切だと思う。ファイティング・スピリットを持ち続けることさえできるとするのならば、私はまだまだやれると思う。他人からどう見えるにせよ、だ。
 もっとも重要なことは自分自身で自分を肯定すること。それさえできれば他者評価なんてどーだっていい。自分自身で「俺はもうダメだ」と思ったときに、私は精神的に死ぬだろう。

…つまらんことを書いた。せっかく入手したのだからハヤテ16巻を読もう。誰が共感してくれるか知らんが、16巻3話の薫先生のエピソードに泣きたい気分になっている俺がいる(だれか分かってくれるやつはいないか?)。連載のときも書いたと思うけど。
 16巻は最初のヒナギク編はもちろん当たり前に良いが3話目の薫先生のエピソードが秀逸です。

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↑自然科学28位…なんか久しぶりに高位置につけています、応援感謝。

ハヤテのごとく! 16 (16) (少年サンデーコミックス)ハヤテのごとく! 16 (16) (少年サンデーコミックス)
(2008/07/11)
畑 健二郎

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神のみぞ知るセカイ 1 (1) (少年サンデーコミックス)神のみぞ知るセカイ 1 (1) (少年サンデーコミックス)
(2008/07/11)
若木 民喜

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はなまる幼稚園 1 (1) (ヤングガンガンコミックス)はなまる幼稚園 1 (1) (ヤングガンガンコミックス)
(2007/04/25)
勇人

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紅―ギロチン (集英社スーパーダッシュ文庫)紅―ギロチン (集英社スーパーダッシュ文庫)
(2006/07)
片山 憲太郎

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久しぶりに走ったがさっぱり走れなかった

 精神的に悶々としていて活動的ではない。文献を少し読んでいるが、いまいち頭に入らない。
 札幌も夏になった。東京よりはすごしやすいので良い。エアコンがないのも味わい深くてよい。
 今日は久しぶりにメインストリートを走った。だが1kmくらいでばててしまって、以前よりも格段に走れないことにびっくりした。続けるのが本当に難しいが走れる期間は走りたいと思う。冬はどうしたらよいのだか分からないけど。

 どうしても精神状態が低調で仕方がない。実に困った。研究室のミーティングがあった。近況を報告しろというので「これからどうするか分からない。途方にくれている」と正直に答えたら周りが絶句していた。…本当に途方にくれているんだから仕方がない。本当にどうしたものだろう。

 ハヤテの最新刊が発売になった。今日に北海道に入荷したはずである。天気が良ければ明日にでも買ってこようかと思っている。面白い漫画を読めば少しは気分が上向くかもしれない。

 明日の朝に人工衛星の講義がある。なんとかがんばって受講をしたい。

 狂乱家族日記の最新を見る。話の今後が見えない。それでも見ごたえは感じられるので見ている。

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人生相談の本が妙にためになる

 図書館に出かけて本を借りてくる。適当に読む。あとは少しばかし文献を読む。ここ数日はとにかく動けなかったので、なんとかかんとか、勉強を再開したいと思う。

不肖・宮嶋 メディアのウソ、教えたる! (14歳の世渡り術) (14歳の世渡り術)不肖・宮嶋 メディアのウソ、教えたる! (14歳の世渡り術) (14歳の世渡り術)
(2007/08/21)
宮嶋茂樹

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 孤独のすすめが終わりのほうに書いてあった。ひとりでいることが大切だと。そして、不安になったときは「根拠のない自信」でのりきってきた、というあたりが妙に共感する。


人生相談万事OK! (ちくま文庫 い 65-1)人生相談万事OK! (ちくま文庫 い 65-1)
(2008/06/10)
伊藤 比呂美

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 新着コーナーにあったので適当に借りてきたが、読み応えがあった。西日本新聞での人生相談の書籍化。このおばさんのコメントが妙に的確な気がする。留年した大学生へのコメントとか、とにかく現在の自分にオーバーラップしてしまって自分のこととして考えてしまった。読んでよかったと思える本だった。

 以下はまだ読んでいない。


さらば「受験の国」 高校生ニュージーランド留学記 (朝日新書 112)さらば「受験の国」 高校生ニュージーランド留学記 (朝日新書 112)
(2008/05/13)
池部 敦

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学びの一歩―大学の主人公になる学びの一歩―大学の主人公になる
(2003/04)
和田 寿博上滝 真生

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大学生の学び・入門―大学での勉強は役に立つ! (有斐閣アルマ)大学生の学び・入門―大学での勉強は役に立つ! (有斐閣アルマ)
(2006/03)
溝上 慎一

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マシンを立て直す…つもりがぼけっとして一日が終わった

 水曜日から昨日まで、状況が悪くて状況によっては退学の可能性があったこともあり、ろくすっぽ勉強ができなかった。とにかく、がんばって勉強に集中をしないといけないと思う。そして私自身は、能力的には勉強をすることはできると思っている。だから勉強を少しずつでもやろうじゃないかと、そういう風に思っている。
 が、動けん。ダメだ俺。


「乃木坂春香の秘密」1話を見る。…いかん。乃木坂が1話を見る限りでは予想よりも低調な感じである。もともとメインヒロインのキャラが弱いのと、ギャルゲー同様に小説では隠れていて気にならなかった主人公の男キャラが前面に出てくると、なんか違和感が出る。そこらへんが今後リカバーできるか注目の作品。
「恋姫無双」1話を見る。…なんか思ったより面白そうな作品だと思った。チャベスさん大プッシュもあり、注目したい一作。
「ゼロの使い魔」3期の1話を見た。1話は面白かった。基本的に私はファンタジーがあまり好きじゃないので、それで今まで見ていなかったのだがそれ以外はとてもよさそうな作品だと思う。

金策に少し動く…退学回避行動のこと、週刊アスキーの秋月電子記事に驚く

 今日は雨だった。外に出る用事があったのでいささか面倒だと思ったが、そんなことを言っている場合でもないので外に出た。

 状況がまずい、というような現状である。うっかりすると退学することになりそうなので割りと必死に、そして懸命に動く。
 別段隠すようなことではないのだが具体的に書くと読み手が嫌な気分になるような状態なので書かない。というか、まあつまりは金がない(煎じ詰めればそれだけの問題なのだ)。なので金策することになった。親に金の無心をするのは実に苦しいことである(それも今回は数百万円単位で金の無心をしないといけない)。それなので、昨日は本当に憂鬱だった。ストレスで頭痛がしたのは昨日書いたとおり。最初は奥歯が痛いなと思って数時間したら頭痛になった。一晩寝たらなんか収まった。ストレスで死んでいるよりも動かなきゃと思って、今日は少し動いた。

 今日は学校側のサービスで少しはマシにならないかと思って、北部の建物(いまだに正式名称をしらないけど教養の建物、放送大学の隣のやつ)の事務室に出かけて授業料の免除申請書類をもらって、その隣の奨学金窓口でいろいろと話を聞く。それから長期履修生という制度があるらしいので、それが使えないかどうか、こちらは工学部の事務室に出かけて聞いてみる。
 いろいろと動いてみて状況を探っている状況であるが、今のところ「当面は」なんとかなるのだろうか、というような感じにはなってきた。

 数百万円単位での金の無心に対して、親に聞いてみると母親はネガティブな反応を返してきて、父親は「なんとかなるんじゃないの、アハハー」みたいな能天気なポジティブ反応を返してきて、「大丈夫か?」と俺が不安になったが、どうやら当面は現状維持というか、これまでと同じように勉強を続けてみたらどうかというような方向で話がまとまりつつある。…昨日と今日に動いた感想では、なんとか退学は回避できそうだ。かといって、状況が劇的に好転したわけでは決してないのだが。

 今日につくづくと実感したことは、事務室の職員の人がとても親切だということだ。外見はクールでドライっぽいので、ドライな対応をするのかなと思っていたが、とても親身になって相談に応じてくれたので、むしろびっくりした。…外見で人を判断するものではないなとつくづく思う。親切そうに見えて不親切な人がいたり、不親切そうに見えて実は親切だったりという人と会うと、自分の偏見を恥じ入りたくなる。


 今週一週間は、学校の本屋が文庫・新書のまとめ買いセールをしている。年に一回の恒例行事である。3冊買うと15%引きになるのだ。まあ普段が10%還元なのでそれほどの違いがあるわけではないが。私は基本的に本は一冊ずつかってまとめ買いをしないので、まとめて買うにはよい機会かもしれないと思う。のだが、ほしい本が3冊うかばないので、買えなかった。
 今週の週刊アスキーを立ち読みしたら「秋月電子特集」が載っていてびびった(秋月電子は電気電子系の学生は全員が知っている電子パーツやキットの超有名ショップ、私は秋葉原では秋月電子と千石通商で電子部品を買っていた)。さすがは週アスだ。マニアック極まりない。よく分かっているなーと思った。「秋月」の名前の由来が載っていたのが面白かった。

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倉本を買ってきて読む…精神不安で頭痛に見舞われる

 現状が予想以上に悪いということを最近知った。あまりにも衝撃的なほどに状況が悪い。で絶望感にとらわれる。ストレスが強すぎて今日は一日中頭痛がしていた。明らかにストレスからくる頭痛だった。「あ、ストレスが強いと本当に体調不良になるんだ。面白いなー」と軽く思いながら絶望していた。

…北海道大学で自然科学の勉強ができている状況で絶望しているのだから、俺も贅沢極まりないものである。もっとハッピーでいろよ、と自分で突っ込みたかった。それでも気落ちがひどいんだから本当に困ったものである。

 今日は研究室の勉強会があった。精神的に絶望していて、なにか声を出そうとすると思わず泣いてしまいそうな有様だったこともあり、一言も言えなかった。研究室の勉強会では、できるだけ講演者と丁々発止のやり取りをやりたいなーと思っているんだけど、今日は頭は回らないし、発声もできないし、とにかくまったくダメだった。だから今日の俺は黙っているしかできなかった。
 英語の上級演習も、精神的にはヤバかったが別に体調は悪くないのでとりあえず出席だけしていた。が、やっぱりほとんど黙っていた。ダメだなー。俺。

 学校を退学する可能性が出てきた。いよいよ俺もチェックメイトだろうかしらん。だが、たとえ退学することになるにしても、北海道にやってきたこと自体は取り立てて後悔はしていないと思うことにしたい。そもそもがこの学校で勉強できることが奇跡であると思っていたし、今でも「ここにいること」それ自体が奇跡的だと思っている。なので、「一年闘ってみたが通用しなかった」、というのならそれはそれで、私は大分悲しいがアリだと思う。しかけて負けることは価値があることだと思う。やらないで勝つよりやって負けたほうが良いというのが私の基本的な考え方だ。なにより、学校を退学することになったとしても人生は終わらない。

 今日は頭が回らないのでさっぱりと勉強ができずに軽い本でも読むより他になかった。RODの作者、倉田英之の雑文集「倉本」が昨日発売だった。とらのあな札幌店まで散歩に出かけて買ってきた。戻ってきて読む。…これがまた実に面白い本だ。あまりにもぶっとびすぎていて、絶望していた俺も思わず笑ってしまったほどだ。こんなやつがこの世にいるんだなーということが実に励まされる。倉田先生、大好きです。そのまま突っ走ってください! というか、今日の状況の俺をゲラゲラと笑わせるんだからすごい破壊力だ。この本はすごく良いですよ。

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倉本 倉田の蔵出し倉本 倉田の蔵出し
(2008/07/08)
倉田英之

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九州初上陸……かも

 9月に九州でなんか学生会議みたいなのがあるらしいので応募がかかっていた。なんとも面白そうだったのでエントリーしていたが、なかなか返信も来なかったし、はずれたんだろうかと思っていたら、なんかまあ良いのではないかというような内容のメールが本日届いた。
 実に興味深い。どういう風になるかは見当がつかないが、なかなか持って楽しみなことであると思う。
 本当かどうかいまだに分からないが、ひょっとすると九州に初めていくかもしれない。
 以前、種子島に行くときに鹿児島空港を経由したのがこれまで唯一の九州なので、今回まともに福岡近くを歩けたらずいぶんと面白いと思う。「とらのあな」があるくらいだから福岡は大都会であろう。


 このエントリのタイトルをつけていて「まほらば」の棗ちゃんの回を読み直したくなった(やはり棗ちゃんが一番好きだ)。それなので3巻の15話を読み返す。16話の桃野さんの回をちらっと読む。あらためて「まほらば」が実によい作品だと思う。そんなことをぼんやりと思った。アニメ版はあまり受けなかったが漫画はそれなりに受けた。だが、この作品は後世まで残ってほしい。そう思える一作。

 水曜日なのでハヤテを立ち読みする。あの城をめぐる、漠然とした影というか、陰鬱な感じを抑制を効かせての描かれ方が実にうまいと思う。バックステージを読むと読者に受けないんじゃないかと作者が心配していたが、なかなかどうして、ものすごく読めるじゃないかと驚いている。

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まほらば 3 (3) (ガンガンWINGコミックス)まほらば 3 (3) (ガンガンWINGコミックス)
(2002/07)
小島 あきら

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ブログ・世界・オリジナルテキスト   コメントをTBで送ること

 自分で書いた文章を自分のところにまとめて残しておきたいというか、コメント欄に書くとあとで埋もれてしまうので、自前のブログを持っていると、ある程度まとまったコメントをするときは記事で書いてTBで送ろうかと、思ったり思わなかったり。あとは基本ライブドアのブログはコメント欄の文字数制限が鬱陶しいのでライブドアブログにはそもそもコメントを書きたくないのでまぬけづらさんのところにはコメントをやるのに心理的なバリアがある。

 なお、ここを定期的に読んでくれるような方ならばうすうすと感ずいているでしょうが、現在の私はリアルで大コケして大変な関係でコミケ関係のブログ同盟の活動が、少なくとも私自身は身動きとれずに開店休業の状態です。あしからず、です。

 あと、これを長々と書いているのは、もちろんのことにリアルでの仕事がうまくいっていないからです。あとは、本日読んだ山形ヒロオの雑文集を読んで、ウェブでのコミュニケーションの可能性について考えて、そういや最近は同志のブログにコメントを入れてないなーと反省するようになってきたので。

 私がアクティブ・ブロガーであることに対して、ほとんど大多数の人はなんのリスペクトもしていませんが、実のところ私はブログをほぼ毎日書き続ける、ということは価値があると思ってやっています。いつの日か、「ブログは知的になるための最高の勉強の手段である」ということを示したいなーと思いながら、ブログをやっています。


以下、コメント。

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F1イギリスGP決勝@ホンダが久しぶりに表彰台を獲得

 雨が降って大混戦のシルバーストンであった。だが、タイヤチョイスで多少混乱しただけであって、あとはマッサが派手にスピンしていた程度であって、割と番狂わせはなかった気がする。結局ハミルトンが手堅く勝ったし、ライコネンも手堅くポイントを稼いだし。

 この手の混戦を見るたびに、下位チームの逆転のチャンスを思う。佐藤琢磨はこういう混戦をサバイブすることがとてもうまかった。アグリホンダが生きていたら、どさくさまぎれで1ポイントを掠め取ったんじゃないかと、そう思えて仕方がなかった。
 現在の最下位チームであるフォース・インディアの2人のドライバー、フィジケラとスーティルもそういや混戦をサバイブするのがうまいドライバーである。そして、スタート直後の第一コーナーで消えたヴェッテルも、去年の富士・上海で混戦をものにする腕をいやというほど見せ付けてくれた。

 それを考えるのならば、バリチェロ@ホンダの3位表彰台なんて、意外性に欠ける。二年前のハンガリーでバトンがワークス・ホンダ3期目として初めて勝ったが、それに比べればどうしても見劣りする。

 中島一貴が8位入賞でニコにポイントで並んだ。最終ラップでトゥルーリにかわされたが、1ポイント死守は上出来だと思う。それなのだが、現在のウィリアムズに乗っていて地味に1-2ポイントをこつこつと稼ぐようなレースしか見られないのかと思うと寂しくて仕方がない。

…F1てこんなに地味なものだったのか?、と、そう思えて仕方がない。

読んでいたら気分が上向いては来た

 気分が憂鬱で仕方がなかったので本屋に出かける。学校の本屋で山形ヒロオの文庫本・雑文集をかって読んでいた。…面白い。10年前の雑誌の雑文だが、インターネット関連の文が読み応え十分だ。そして、読んでいて、自分自身のブログを含めてウェブのことについて思いをはせた。

要するに (河出文庫 や 20-2)要するに (河出文庫 や 20-2)
(2008/02/04)
山形 浩生

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こちらは朝日新聞書評で紹介されていて、そして知人が絶賛していた漫画。まったくもってさえない主人公の漫画家の日常を描いた作品。ネガティブなものの考え方が私に似ているので共感できる。前著よりは仕事も入って大分ハッピーにすごしているようで安心した。

僕の小規模な生活 1 (1) (モーニングKC)僕の小規模な生活 1 (1) (モーニングKC)
(2007/12/21)
福満 しげゆき

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可能性無限の状態からの遷移

 今日は起きたらやたらめったら気分が憂鬱だった。書かないといけない原稿があったのだけれども、気分が沈んでいて書ける状態じゃなかったので書かなかった。ふと本屋に出かけて漫画と文庫を買って読んだらとても面白いので、夕方には気分は上向いた。だが、原稿は相変わらず書いていない。

 最近数ヶ月くらい、ときどき深刻に思うようになった事柄が、自分自身の可能性の限定性について。
 私はいまだにアニメや漫画の学園コメディが好きだが、主として高校を舞台としたこれらの学園コメディを見ていて思うのは、高校生というのが「将来の可能性が無限」だということ。
 高校生といわずに「若者」といっても良いが、何者でもなく、そして無力でもあるが、将来になんにでもなれるかもしれない可能性を無限に持っている。その可能性を夢想することで、若者はハッピーにすごすことができているんじゃないかと思う。

 私は20歳になるときに「二十歳になると何か変わるのだろうか?」といくばくか不安になって、そしていざ二十歳になってみたら特に何も変わらなかったので拍子抜けしたが(精神的には高校卒業時点とまったく変わっていなかったし、おそらく今後も死ぬまで私の精神状態は高校卒業時点のままだろうが)、「大人になる」ということは、年齢的に二十歳になるということではなく、「可能性無限」の状態を放棄することなんじゃないかと最近に思うようになった。可能性を捨てる代わりに、限定された何かを得る。

無力・可能性無限(若者)→有力・発展可能性低い(大人)

 これが大人になる、ということなのかなーとここ最近は思うようになってきている。そして、私が19歳のときに「20歳になったら大人だよ!どうしよう! 何か変わるのかな?」と、漠然とした不安に悩まされていたように、現在もまったく同じような不安とも言うべき感覚を感じている。もうそろそろ、私も「可能性無限」を、なにものかに売り渡さないといけない。「可能性」を売り渡して、俺は一体全体何を得るんだろうかなーと漠然と考えている。

 いまさらながらに思うことは、俺は一体全体何をしていたらハッピーだと自分で思うことができるのだろうかということ。そのことを、ここ最近は時々考えている。


 選択に困る。そういうときは、どういう風に選択したとしても何かしらの後悔をするものだと思う。だから困るだけの価値はない、とも思う。ものだが、ここ最近は妙に困っているような気がする。

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Author:Yutaka ICHIMURA
 趣味はアニメ・漫画・ライトノベルなどポップカルチャー全般とモータースポーツ観戦、物理学・機械工学の勉強。
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