本で読む人物はどれも過激だ・佐藤優「私のマルクス」を読む
↑今日やっと読み終えた。佐藤優「私のマルクス」である。浦和高校から同志社大学での学生時代について書かれた著者の自伝的な本。・・・派手な学生生活を送っていることにびっくりした。この著者に比べたら俺の学生生活なんて全然ぬるいぜ!と思わずにはいられなかった。
これは著者が熱かったということもあるだろうが、時代背景が暑苦しいことも大きく影響していたのだろう。多分勉強するには不便だっただろうが、俺ののんびりした学習院を思い出すにつれ、のんびりしていることが単純に良いことだとも思えん。
読み応えのある一冊で読んでよかったと思った。今、角川文庫で出ている佐藤優の本をバックパックに突っ込んで時間があるときにちょっとづつ読んでいるのだが、佐藤優は注目に値する作家・思想家だと思う。これからも注目したい。
- 2010/11/09
- 読書
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