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コラム:勉強の方法・雑学にかけてみる

 北大に来ていよいよ実感したことがある。私は仕事が遅い。前に学習院にいたときも自分が仕事が速いなどとは思っていなかったが、北大に来て研究室で研究活動をおっぱじめてみると「こりゃー俺は本格的に仕事が遅いなー」とつくづく実感している。そんなわけで、出来るだけは頑張ろうとは思っているのだけれども、「どう頑張ってもスピーディーに動けるようにはならないのではないか」とも思うようにもなっている。こうなったなら、「俺は仕事が遅いんだ」ということに居直って、ゆっくり仕事をするようにしていこうかと思う。

 勉強をするということは「考える」ということであり、それは時間を気にしないで延々と考える「空想」が大事じゃないかと私は考えている。時間を気にしないで延々と考えれば、結果が出るのには時間がかかる。だから仕事は遅い。だが、私は思うのだ。さっさと仕事を片付けていると、科学の研究では何か重要な現象を見落とすんじゃないかと。
 ゆっくりじっくり実験をしたり考え事をしていれば、目的の結果を出すのは遅くとも、目的以外の現象の発見や面白い考えに到達できる可能性は高くなるんじゃないのかと思う。私はそこに賭けてみたいのだ。

 また、今まで周りの自然科学に関わっている学生や教員を見ていて、どう考えても読書やあるいは新聞を読むということに皆様あんまり興味を持っていないんじゃないのかと思えてならないのである。
 考えてみれば、科学の研究が大好きな人が、科学の話がほとんど載っていない新聞に興味を持つことは考えにくい。また今の私がライトノベルをあんまり読めていないように、忙しく研究をしていれば読むのに一冊2時間は軽くかかる小説なんて読む暇がないのである。だから、
「有能な」というか、忙しい学生や教員ほど本や新聞から遠ざかる傾向にあると、私はうすうす感じている。

…それは果たしてよいことなのだろうか。勉強に集中して、その結果忙しくて新聞や本が読めないと、勉強は進むだろうが社会のことは考えないのである。ひょっとすると、勉強が大好きでその結果新聞に興味がもてない人というのは、ある種不利ではないかと私は思っているのである。
 私は読書や新聞を読むことやアニメを見ることが好きである。そういうことに時間を使っていれば、物理学の勉強時間は当然他の学生よりも少ないだろう。だが、この世界は科学ばかりではない。だからひょっとすると科学をそれなりにやりながら、社会のことにも関心がある私のような趣味の人間も、ひょっとしたら勉強だけして新聞を読まない学生・教員とはまた違った切り口で勝負が出来るんじゃないのかと、私はそういうことを本気で考えるようになっている。
 物理学は好きなので出来るだけやりたいが、今の私は社会にも興味がある。本も好きだし新聞も好きでアニメも好きだ。それがただのマイナスではなく、なにかの価値になる日がくるんじゃないかと私は期待している。私はそういう方面で勝負してみたい。

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 趣味はアニメ・漫画・ライトノベルなどポップカルチャー全般とモータースポーツ観戦、物理学・機械工学の勉強。
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