アニメ「時をかける少女」をみた感想
時かけをやっとみた。ブログ「木下クラブlog」管理人のぴよさんが絶賛していて、またいろんな賞を受賞していたりと絶賛されていて気になった作品。なかなかツタヤに行く機会もなく、この前のフジテレビでの放送をやっと見ることができた。
なるほど素晴らしい。私は映画というのは長すぎて90分集中することができないのでほとんど見ないのだが、この時かけに関していえば最後まで飽きることなく見ることができた。私の中ではそれだけでもすごいことだった。
私はSFというものは好きではあるが詳しくはない。時かけは原作は読んで面白いと思ったが、それでもほかのタイムリープのSF作品はほとんど知らない。そんな私にとって、この話はストーリーとして非常に興味深く見れる内容だった。
作品の舞台が徹底して日常的な高校であり、小さな閉じた世界である。そのコンパクトな世界の中でタイムリープという特殊能力が効果的に生きているよいストーリーだと思った。それなので、まずは脚本が私の趣味にあっていたということが面白く見れた理由だと思う。
それにプラスして私はあまり詳しくないのだが、この前のBSアニメ夜話を見ると、アニメーションとしてもしっかりとしたつくりになっているという。たしかにクオリティの高いアニメーションであったと思う。話がよくてアニメとしてしっかりとできているのだから、楽しく見れる作品になっているのではないかと思う。
本作は時かけの現代版リメイク、というところなのだろうか。とても大当たりな作品になっていると思う。上映開始時はやっている映画館の数も非常に少なくて、見る人がほとんどいないんじゃないかという状態だったが、今のように評価も受けて、歴史にも残るのはとても喜ばしいと思った。
私はジブリの「耳をすませば」が実はすきなのだが、耳すまに雰囲気がどことなく似ているところも、個人的には良いと思った点だろうか。
久しぶりに「良い!」と思える作品を見ることができた。見終わった後でなんともさわやかな気分になるところが非常に良い映画だと思う。
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- 2007/08/17
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