スティーブン レヴィ「ハッカーズ」工学社を読んだ
↑この前読んだ「グーグル ネット覇者の真実」が面白かったので、このスティーブン レヴィというIT系ジャーナリストの本を読んで見ることにした。多分一番最初の本だと思うけど図書館にあった「ハッカーズ」という1987年に出た本を読んでみた。
図書館で借りたら600ページ二段組のやけに分量のある本で読むのが大変だったが、アメリカでのコンピュータ産業の最初の時期について書かれていて興味深いものだった。
これを読むとアップル社も新興企業の一つであったことがわかって面白かった。スティーブ・ウォズニアックが好意的に書かれている一方でジョブズについてはこずるく立ち回っている嫌な奴、みたいな扱いなのも興味深かった。ビル・ゲイツについても当時のハッカー文化ではプログラムは無料でシェアするものだったのに高額な値段で売っていたことが反感を買ったとか色々と書かれている。
なにより最後の「謝辞」の部分で「そして最後に、スティーブ・ウォズニアック、アップル2を設計してくれてありがとう。ぼくはアップル2を使ってこの本を書いた」と書いてあるのが「へー」っと思った。俺が知る限りアップル2で書かれた本はこれが初めてである。
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冬コミ:12/31月 東4 ヤ-37a 「ぱれっとHOUSE在住」に委託予定。Thanks for HIKKY。
- 2012/12/16
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