ISPSが楽しみになってきた・原稿は相変わらず大変だが
来週出かける予定のISPSという宇宙関係の国際シンポジウムが大分楽しみになってきた。ウェブサイトにプログラムが載っているので(http://www.pac.ne.jp/isps2007/pro.html)、それをちらちらと眺めていたのだが、なんだか宇宙関係の最先端の研究がかなりたくさん発表されるようで、宇宙科学が好きな私にはもうたまらなく魅力的なプログラムなのである。その後に札幌である宇宙科学技術連合講演会のほうも、宇宙関係の最先端の研究が実にたくさん発表されるので、これはもう宇宙好きには実に魅力的なイベントに違いない。
そんなわけで、本日も発表原稿を考えていて、どうもこの原稿の執筆の修正が延々と時間がかかりそうで結構大変だが、発表のプログラムを見ていているなんだか大分楽しみになってきた。そんな気分。
最近の札幌は大分寒いのだけれども、今日は比較的暖かいほうだった。昨日は冬の陽気だが、今日は秋の陽気である。日中はすごしやすかった。
10月に入ってから勉強のことを結構考えていて、そうすると頭がふらふらしてきてなんか上手く頭が動かなくなってきた。やはりもうちょっと休養をとったほうがよいのではないかという気分になってきた。勉強は大事だが、やりすぎても頭が動かないので進まないものである。
図書館に出かけて、落下塔実験で10月上旬の新聞が読めなかったのでそのバックナンバーを少しずつ読み返している。今日は10/1-10/5の新聞を読んでいたが、なんかフリーターの労働環境についての特集記事が心に引っかかった。
新聞を読んでいて思うが、この世の中に対するゼネラル(一般的?)な知識を仕入れる上で、新聞を定期的にチェックするというのは大事なんじゃないかと思う。最近の私は、大分勉強をしているといって多分間違いがないくらいには勉強をしていると思うのだが、そうすると注目しているジャンルに知識が偏ってしまっていけないと自分で思うようになってきた。特定のジャンルの勉強は結構面白いし価値があるとも思うが、そのカウンターバランスとして一般的な世の中のことについて、新聞を読むとか本を読むとかしないと阿呆な人間になってしまうのではないかと、そんなことを思う。
出来るかどうかわからないし、意図しないと多分やらないで終わるだろうが、北海道の先住民であるアイヌの歴史について、勉強をやらないといけないような気がしている。良く知らないが、どう考えても尋常ならざるを迫害をしてきたに違いがないのではないかと思う。現在でも、ロケットや特急電車の名前に勝手に「カムイ(アイヌ語で『神』の意味だったはず)」と名づけたり、北海道では実に適当にアイヌ語の言葉を勝手に使っているが、うすうす思うがアイヌ語で「神」を意味する言葉を勝手にロケットや電車の名前なんかに使って良いのだろうかという疑問を感じる。
そういうあたりをずっと突き詰めて考えていったり、これまでの歴史を調べていくと、なにか重要なものが見えてくるのではないかと思う。
とにかく、本を読みたいと思う。パソコンやインターネットが大好きな私だが、インターネットの可能性を考えていくとどうしても「紙の本というのは結構すごいものだ」と、アナログの価値を再認識してしまう。読書をすれば頭がよくなる、という確証はないが、だが今の私はもっと読書をしてみたい気分だ。
人気blogランキングへ
↑自然科学40位くらい
- 2007/10/18
- 科学技術
- 固定リンク
- トラックバック (0)
- コメント (2)
- ↑
コメント一覧
どうも。
歴史というのとはちょっとちがいますが、アイヌ民族については岩波文庫の「アイヌ神謡集」http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C%E7%A5%9E%E8%AC%A1%E9%9B%86-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%96%87%E5%BA%AB-%E7%9F%A5%E9%87%8C-%E5%B9%B8%E6%81B5/dp/4003208013/ref=pd_bbs_sr_1/24990574339451547ie=UTF8&s=books&qid=1192714076&sr=8-1が参考になるかと思います。
口承のみによって伝えられるアイヌ文学をアイヌの少女がローマ字で記したものです。
日本語訳もついてますので、アイヌ民族が北海道という大地にどのような自然観をもっていたかを知る上で非常に興味深いです。
解説も充実していますので、その点でもおすすめです。
どうも、参考になるサイトの紹介どうもありがとうございます。学校がどうにもこうにも忙しくってなかなか他の勉強が出来ないのですが、北海道に来た以上、ココの歴史と過分かは勉強しないとダメかなと、そう思っています。
なんとか勉強したいです。ご紹介本当にありがとうございます。