新幹線は楽しくない・電車にのることそれ自体が楽しみの電車が好きだ
冬休みに広島に帰るときにムーンライトながらに乗っていて考えていた。どうも俺は新幹線がいまいち好きじゃない。その理由は何なのかと。
前から思っていたし、どうもはっきりわからないからこれからも機会があるごとに考えてみようと思うテーマであるのだが、今回思っていたのは「日本最高の電車のはずなのに乗ることが楽しくない」ということが変だという感想。
新幹線は日本の電車の中で最高カテゴリーの電車のはずである。だとしたら、新幹線に乗っている時に「もっとずーっと乗っていたい」と思ったってよいはずじゃあないか。
それなのに、俺が新幹線に乗っている時に考えることといえば「早く(目的地に)つかないかなー」ということである。実際、新幹線自体が「速さ」を売りにしている電車である。
これがおかしいんじゃないのかと。電車に乗っていることが楽しいとか喜びであるという考え方がない。素晴らしい電車だというのならば乗っていることそれ自体が喜びや楽しみで「もっと長く乗っていたい」と思うような電車でないのがおかしいんじゃないかと俺は思った。
俺が青春18きっぷで在来線でゆっくり移動することが好きなのは、乗っている間が楽しいとまでは言わないが、長距離を移動すると「よくここまで来た」という達成感のようなものを感じることができることが大きいのではないかと思った。在来線移動では電車で移動したことそれ自体に喜びや楽しみを感じることができるのである。新幹線にはそれがない。
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- 2014/01/08
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