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相撲で稀勢の里が勝ったがそもそもスポーツを応援することの意味はあるのだろうか

 相撲で今場所は大関の稀勢の里が横綱奪取をかけた場所になっている。5日終わって3勝2敗と苦戦しているが、俺は地味に応援しているものである。
 改めて思ったが、相撲にかぎらず、俺は自動車のレースを見てインディの佐藤琢磨の走りに一喜一憂しているものだが、そもそもスポーツの応援というか、スポーツに熱中することってどういうことだろうとそれが気になった。

 どう考えても、俺には関係がない世界の事柄なのである。俺が佐藤琢磨をどれだけ応援したとしても、そして佐藤琢磨がすごく好成績を上げたとしても、それは俺とはなんの関係もない。そう考えるならばそもそも俺は自分自身のことをもっと考えるべきじゃないのかと、そういうことを思わないでもない。
 実際、俺は比較的俺自身のことを考えている方なんじゃないかとは思うものである。俺以上に何かのスポーツ観戦に熱中している人なんていくらでもいる。

 俺は好きなので「読書論」とか「勉強法」とかの本を結構読むのであるが、読書論の本を読んでいると、ビジネス系の読書論では「小説は読むだけ時間の無駄だから読むな」みたいなことが結構まじめに書いてあって俺は違和感を感じている(お前らそんなに小説が嫌いかと)。「テレビを見るな」というのも結構書いてあって、これはちょっと共感できる部分もあるが(たしかにゴールデンタイムのバラエティとかくだらなさすぎないか?とは俺も思う)、それを言い出すとスポーツ観戦に熱中することも同程度に「無価値・時間の無駄」のはずなのだが、その話が出てこないのは不思議という気はする。

 もし出来るのならば他人を見て応援するのではなく、自分自身で何かをしてその結果について一喜一憂するほうが良いんじゃないかと我ながら思うが、レースが好きでレース観戦が好きな俺からすれば、好きなスポーツ観戦をして、他人のことを自分のことのように一喜一憂することだって、そこまで悪くもないんじゃないかと思うものである。ただこの辺りをうまく説明することがまだできない。

 そういえば、日本では野球とサッカーが人気だが、レース好きから言わせてもらえばスポーツなんて基本どれも同じように楽しめるものである。だから俺は自動車のレース観戦から入って野球とかサッカーとかも見方が少し分かったと思っている。逆に、野球とかサッカーとかのファンの人ももっと他のマイナースポーツにも目を向けたら良いのにということも思う。

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 趣味はアニメ・漫画・ライトノベルなどポップカルチャー全般とモータースポーツ観戦、物理学・機械工学の勉強。
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