内田樹「日本辺境論」新潮新書を読んだ
↑割りと売れた本みたい。タイトルがそこまで惹かれなかったのでノーマークだったがちょっと前にやっと読んでみた。思ったより楽しめた。日本が「辺境」(=世界の中心ではなく中心から外れている)という視点でいろいろと考えていく話。そもそも中国を中心としてそこの東だから「日が上がるところ」という意味で「日本」という名前にしているが、これは中国中心の考え方だからネーミングが変じゃないかとか、日本が辺境でなかった時期は戦争ばっかりしていたからむしろ日本は辺境であることを選択するべきなのだとか。
前書きで「新しいことは書いていない」ということだそうで、今までに言われてきたことの紹介だと言っていたが、俺は知らんかったので十分に楽しめた。
同人誌「ブロガーズユニオン」のPDF電子版メロンブックスDLにて無料配信中。
キンドル版はこちらから→ブロガーズユニオン14
- 2014/01/25
- 読書
- 固定リンク
- トラックバック (0)
- コメント (0)
- ↑
コメント一覧