アメリカ人は日本人ほど本を読まないのではないか
今、アマゾン・コムの本を読んでいる。その中でベソスが本に注目した件の中で「1994年の時点でアメリカの本の年間売上は190億ドル」という記述があった。あとは「100万部以上売れた本が14タイトル」とか。
前から薄々思っていたが、アメリカ人は日本人ほど本を読んでいないのではないかと思うのだがどうだろうか。
日本では本は「二兆円産業」と言われてきて最近売上が二兆円を切ったことがニュースになっていたが、「190億ドル」と言ったら約二兆円弱で日本と変わらない。人口が日本が1.2億人でアメリカが3億人じゃないか。人口が倍以上なのに売上がほとんど同じということはアメリカ人が本に費やす額は日本の半分以下ということになる。
「100万部以上が14タイトル」ということだが、日本で言えば「50万部以上」が比率として同じくらいだがそれだって14タイトルは有るだろう。むしろ日本で100万部売れる本が年に数タイトル有るのだから「アメリカで200万部突破」という本があって良さそうなものだが、そういうコピーの本を見た記憶が無い。
本について、「本離れ」とか「若者が本を読まなくなった」「最近本が売れなくなった」というようなニュースを時々見るのだが、世界的に見て日本人は本を読んでいる(というか買っている)部類に入るんじゃないかと思うのだが、それについて言及した話を読んだことがない。その辺りが気になる。俺は世界的には日本人は本を読んでいる方だとなんとなく思っているのだが。
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- 2014/02/16
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