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コラム:日本語で本と新聞が読めれば十分

 勉強の必要上英語の勉強をしている。北大で勉強をしていて、前よりは格段に英語が分かるようになったと思う。
 私が英語が分かるようになったのは、意識が変わったから。
「簡単な言葉の組み合わせで意思を伝えること」に主眼を置くようになったことが原因である。

「言葉」とは何かを考えると、決まった数の「単語」があって、それを「組み合わせる」ことで情報を伝える、それが言葉だと思っている。
「文章」になると、「文字」という記号の組み合わせだと思っている。日本語で言えば、文章はひらがなが40個ちょっとと常用漢字が2千種類くらいだから、大体2千個の記号を組み合わせていることが日本語の文章だと思っている。

「言葉」は「文章」よりも対象が広いけど、基本的に「有限個の記号の組み合わせで情報を伝える」ものだという認識はいっしょである。

 私が英語を前よりも使えるようになったのは、英語の単語や文法を勉強しようという考えをかえて、「単語と文法は中学生レベルでもよい、中学生レベルの英語力でも言葉の組み合わせでかなりの情報を相手に伝えることが出来る」と思うようになったからだ。簡単な言葉の組み合わせで情報を伝える。自分の手持ちの言葉をうまく組み合わせれば、意思は伝えられるはずだと思うようになった。
 この確信が得られてから、英語で表現することへの抵抗が大分なくなった。


 英語に対する考え方が変わるようになって思ったことが、「日本語が出来ることが幸せだ」ということ。現在の日本語の本や新聞はとても充実していると思う。それが読めるならば、わざわざ英語の本や新聞を読みたいとは、現時点では思わない。モノを考えるための言語として、日本語は十分に使える言葉だと思う。

 英語力の国際テストで、日本がアジアの国で点数が低いという話を新聞で時々読む。シンガポールだったか、英語で小学校の授業をやっている国が比較に出されることがある。
 だが、私がしばらく前から思っているのは、英語に力を入れている国は、母国語の影響力が弱いということだ。自前の言葉が貧弱だから英語に頼っているのであって、英語に頼らないでもまったく困らない状態にある日本はむしろ幸せだということではないかと思う。

 私は学術文献が英語でかかれているからそれを読むために英語で読んで、あるいは発表の言語として英語を使うかもしれないが、だがそれは中学生レベルの語学力で十分だと思っている。普段の読書や新聞は、日本語のものが十分充実しているから、それをしっかり読み込みたいと思う。ブログを書くのでも、日本語は考えるための言語として十分な性能を持っている言語だと現時点では思っている。

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