藤子F不二雄と長谷川町子の評伝を読んだ
↑ちくま書房から中高生向けの評伝のシリーズが刊行されたようで、図書館の児童書のコーナーを見ていたら置いてあったので借りてきて読んでみた。
藤子F不二雄と長谷川町子は名前は知っていたがどういう人生だったのかは知らなかったので読んでいて面白かった。
藤子F不二雄が死ぬ時まで子供向けの漫画を描いていたが、それは非情に強い精神力を必要とする事柄だった(普通は大人向けの作品を書くようになる)、とか、長谷川町子の「サザエさん」の世界では女性(サザエ)や子供(カツオ)が成人男性と同じように生き生きとした存在として描かれている、それは現実社会で女性と子供の立場が弱かったことを考えると特筆すべき事だ、というようなことが書いてあってなるほどと思った。
星4つ。
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- 2014/10/24
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