英語教育についての益川さんの意見が面白かった
少し前の朝日新聞のオピニオン面に英語教育について、ノーベル物理学賞の益川さんの文が載っていてそれが面白かった。
彼は英語については「読む」の1技能だけで乗り切ってきたという。「英語の勉強をしているより物理の本を読んで勉強するほうが楽しかったから英語なんてやらなかったし今でも喋れない。外国の文献が英語だからしかたなく『読む』のだけはやっていたけど、『英文を読む』ということだけで十分。というか、むしろ母国語でじっくり考えることのほうが重要。」
というような意見だったと思う。
彼は「英語なんて出来ない」ということで受賞した時から話題になっていたが(ノーベル賞のスピーチも日本語でやった)、「英語をしているより物理を考えている方が楽しかった」と言うのは至極もっともだと思った。こういう人もいるんだなーということに感心した。
- 2014/12/02
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