「三四郎」で三四郎が美禰子が結婚することを知るシーンが面白すぎる
朝日新聞が夏目漱石の「三四郎」の復刻連載をやっているので読んでいるのだが、改めて読んで「『三四郎』ってこんなに面白い小説だったのか」とびっくりした。
それで、話も終盤になって、今日の分でインフルエンザでぶっ倒れた三四郎のところによし子が見舞いに来て、三四郎が「そういえば美禰子さんにも縁談があったそうじゃないですか」と話を振って三四郎が美禰子が結婚することを知るシーンが無茶苦茶面白い。読んでいてドキドキした。
引きも実に上手い。改めて「これ新聞連載小説だったんだな」と実感した。
前も与次郎が「そういえば里見のお嬢さんがね…」といってほのめかすところで「続く」っていう引きがあって、改めて連載形式で読むとほんと面白いなーとつくづく思う。
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- 2015/03/19
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