最近見たアニメの簡易感想 4/26編
> プラスティック・メモリーズ 3話「同棲はじめました」
アイラがなんで部屋で黙っているかがポイントだと思った。あれは劣化を防ぐためにスリープに入っているんじゃないかと私は想像してみていた。だからその前でギャグを演じる主人公が非常に哀しく見えてしょうがなかったのだが。
アイラが誰からもモノをもらわない・思い出を作らないのは寿命が来た時に周りを悲しませるからじゃないか。あるいは自分が悲しいからかと思った。アイラは「誰とも仲良くならない」ように全力で努力をしているのだ。それが哀しい。
日記が重要な小道具じゃないか。「アルジャーノンに花束を」みたいな。そのうち知性の劣化にともなって日記の内容が幼児化していくって描写とかはいらないかなと思った。
さらっと描かれていたが「老眼か!」なのも劣化しているからだろう。
楽しいところと悲しいところが同居していることの悲しさ、遊園地前で主人公が悲しそうにするシーンが切なくてしょうがなかった。楽しいところで悲しいことをされるとすごく悲しいという。アイラが死を意識している横で「嫌われている」と思っていろいろと気を引こうとすることが本当に哀しい。
最後のキーホルダーはアイラは貰って捨ててない。「誰からもモノをもらわない」アイラにとってそれはどういう心境の変化なのか。
これは恋愛モノなのか。ギフティアの精神年齢はいくつなんだろう。1話Bパートで子供のように振舞っているけど考えは結構大人びていた。そもそもギフティアは「恋愛」ができるのか。
ラーメン屋の出前が変わらずあるのがちょっと面白かった。ラップがかかったラーメンと炒飯が届いてラップを外して食べるシーンが妙に面白かったのである。穿った見方をすると本社の社員食堂が使えないで差別されているという表現なのか。
> パンチライン 3話「火星人、襲来!」
やっと話がわかってきた。地球滅亡の可能性があって陰謀論を唱えている宗教団体が居て、どうやら最近死んだ教祖が主人公の体をのっとっているんじゃないかとか。で、鉄腕アトムみたいに天才博士があのアパートでアイテム作ってあの雨宮天が選ばれたヒーローをしていると。ここまで見ないとなんだか1話が分からなかったですよ。
相変わらず、下ネタのギャグが私は楽しめるが、オタクじゃない一般の人はわからない・ついてこれないんじゃないかと思った。
アニメらしいストーリー展開でアニメ好きとしてはなかなか楽しめるとは思った。なんか古典的なギャグとかストーリー展開な気がする。
話は変わるけど、アニメと実写の違いってなんだろうと少し前から考えていて、最近はCGがあるんで実写でもいろんな映像を作れる、例えばハリーポッターの実写映画とか割りと凄かった。だけどCGの技術ができるまでは荒唐無稽な映像って実写では作りにくかったんじゃないかと思った。それが描けるのがアニメの強みかなと思った。
本作を見て古典的なアニメらしいと思ったので逆に実写でこれやったらやれるのかなと思った。これは確かにアニメ向きの素材だと思った。
それにしても、宮沢賢治に著作権はないのかとは思ったが。こんな使い方をして大丈夫か。とは思った。
> 電波教師 1話「高校教師始めました」
YD(やりたいことしか出来ない病)と主人公が言っていたが、私は本作をただのギャグには見れなかった。一話のテーマがいじめだったこともあり、意外と真面目なんじゃないかと思った。
大体「やりたいことしか出来ない」というのは科学者や数学者が持つべき特質であって悪いことではないはずなのだが。
そういえば、ウェブを見ていたら本作のヒロイン(主人公の妹)をアイドルが担当することについて批判的な意見が結構あったが別にアイドルがアニメで声優をするとかってことはこれまでにもあったわけだし、私は見ていてそこまで演技が下手だとは思わなかった、言われなければ気にならないレベルだとは思ったし、そもそも新人声優ならば演技が下手な人だっている。私はそこまで否定的に捉えるべきではないと思う。これもウェブのニュースで見たが、例えば豊崎愛生がお天気お姉さんをやるとかっていうと声優ファンは喜ぶわけだろう。だったら逆に一般のアイドルが声優をすることにも寛容であるべきだと思う。
> 魔法少女リリカルなのはViVid 1話「セイクリッド・ハート」
作画はちょっと、と言う感じだったが(ウェブを見ていたらDOG DAYS”と同時並行で作っていて腕の良いのはそっちに取られていたから作画はしょうがない、という意見を見た)、全体を通してとても面白そうだった。なのはのスピンオフ作品としては十分に楽しめると思った1話だった。キャラクターも魅力的だし、謎の敵が出てきて闘うんだなーと、しかも敵が能登麻美子さんというのも個人的には嬉しい。それを言ったらヴィヴィオは水橋かおりだし。なんか年配の声優オタクに受けそうなキャスティングだなと思った。最近こんなキャスティングのアニメは早々無いので個人的には昔からの声優好きとしては大分楽しめそうな作品だと感じた。
> アイドルマスター シンデレラガールズ 11話「Can You hear my voice from the heart?」
ネコ耳の人とロックの人が最初は喧嘩しながらも最終的にお互いを尊重するユニットになる話。
いい話だったなーと見ていて素直に良いと思った。最初はお互いの価値観を認めていない二人が徐々にお互いを理解して最終的にピッタリのユニットになる様子がごく自然にというか、見ていて違和感なくうまく描かれていた。
デレマスは結構毎回良い話をしてくれると思うが今回はその中でも特に素敵なエピソードだと思った。
> 長門有希ちゃんの消失 1話「大切な場所」
涼宮ハルヒのスピンオフ作品。スピンオフというか、「公式の二次創作」というのが適切な感じがするが。ただそれを言ったら「なのはViVid」だって「公式の二次創作」じゃないかと思うが。
私はそれは良いと思う。要するに作品を面白いと思って見れるかどうか、それだけが重要なんじゃないかと思った。
それを考えるならば見ていて結構楽しめたのでこれはこれでありなんじゃないかと思った。
> えとたま 1話「猫娘揚々」
個人的に結構面白かった。可愛いキャラデザでコメディタッチで楽しく話が進んで2Dキャラになってバトルするという。明らかに男のオタク向けの作品だが私はそうなので割りと楽しめそうな作品だと思った。何よりヒロイン?のネコ(にゃーたん)が魅力的だ。ああいう元気で明るいキャラは好きだ。
> 俺物語!! 2話「俺の恋」
これは主人公視点で見ているのかなと思った。主人公はすごく感情移入できるが、ヒロインの大和が「こんな女は居ない」というふうに思えてしまって、これは主人公視点で見ているから天使に見えているというふうなことを描いていると解釈している。
> 響け!ユーフォニアム 2話「よろしくユーフォニアム」
良く言えば「丁寧」、悪く言えば「地味な」展開だなと感じた。別に悪くはないけど、特別なことが何も起こらないところがかえって新鮮に見える。
OPを見て改めて思ったが「響け!」は英語で「SOUND」なんだなと。それが新鮮だった。
> ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編 15話「地獄の門番ペット・ショップ その2」
イギーが前足を失う話。
素直に面白かった。ジョジョは良く出来ているのであんまりツッコむところがそんなにないような気がする。なので語りにくい
Aパートで敵のラスト、あっさりやっつけすぎなじゃないかとは思ったが、突っ込みどころはそのくらいで、花京院が登場してディオの館の前での決意のシーンとか、執事が出てくる引きとか素直におもしれーと思ってみてしまって。ジョジョの三部見たような気がしていたけど全然記憶に無いから終盤は見てなかったかもしれない。だから素直に楽しめる。
同人誌「ブロガーズユニオン」のPDF電子版メロンブックスDLにて無料配信中。
コミックZINでも委託販売しています→「ブログ同盟」の本
- 2015/04/26
- アニメ
- 固定リンク
- トラックバック (0)
- コメント (0)
- ↑
コメント一覧