「王手桂香取り!」3巻を読んだ
少し前のことだが「王手桂香取り!」の3巻を読んだ。第一部完結だということだがなかなか面白かった。
ストーリーとしては綺麗にまとまっていたし、将棋の「強さ」なんて小説で読んだとしてもよく分かるものでもない。だから逆に主人公がたったの三巻の間にアマチュアから奨励会三段の腕まで強くなっていたという設定でも、冷静に考えればそれはないだろうという気はするが、なんか本作を読んでいるとそんなに違和感なく読むことが出来た。
むしろ「月下の棋士」とか、大抵の将棋マンガでは将棋の名人が変人として描かれているのに対して本作では将棋の名人が「普通のおじさん」として描かれていることのほうが珍しいなとそこにびっくりした。
綺麗に「第一部完結」ということだが、面白い作品なので見れることならば第二部もぜひやってほしいと思う。たしかにヒロインとは絡みにくいだろうが奨励会編もやってほしいものだと続きを期待する作品である。
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- 2015/06/05
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