コラム:テレビが届いたので「テレビの使い方」を改めて考える
今更だが、我がアパートメントにテレビが届いた。札幌に来てから二週間くらいたったが、実は今までテレビがなかったのだ(テレビ自体は一週間前にビックカメラで買ったのだけど、在庫がないというような話で配送に一週間またされた)。そんなわけで、本日ようやっとセッティングをしました。
だけれども、実は私はテレビをリアルタイムではまず見ません。東京の西多摩にいたときもHDDレコーダーに番組をとりためて、それを再生して見るというパターンがほとんどだった。
それというのも、私が視聴する番組はニュース23とF1とアニメにほとんど限られていたから。「ニュース23」は一回とってそれをちょこちょこ飛ばしながらエッセンスだけ見ていて通しでは見なかったし、アニメとF1は深夜にやるからリアルタイムでは見れなかった。
そんなわけで、私の場合テレビはリアルタイムで視聴してみるものではなく、録画した番組をモニターするための装置として使っていた。
札幌ではますますテレビを「モニター」として使うと思う。基本的にスカパー(CS放送)に加入するので、そいつのモニター用として使うと思う。リアルタイムではCNNを流しっぱなしにして見たい(聴きたい)と思っているが、それ以外は録画した番組の再生を写すだけで、リアルタイムで番組をテレビで見るということはないと思う。
それなので、実はテレビに搭載されているチューナーは使わないと思う。最近のテレビは2011年に修了するアナログ放送だけではなく、デジタル放送を受信できることを謳っている商品が電気屋では多かったが、私の場合デジタルチューナーはDVD・HDDレコーダーについていればよいのでテレビにはアナログチューナーだけで良いと思う。それだから、ひょっとするとこのテレビ自体はHDDレコーダーのモニター専用として2011年以降も使う可能性がある。先の話だからどうなるか分からないけど。
それはともかく、「テレビの見方」について最近はどう見ている人が多いだろうという興味がある。そもそもビデオデッキが出来るまではテレビはリアルタイムで見ることしか出来なかった。それでもラジオに比べれば「映像」というのはすげーものだっただろうと想像できるが、ビデオデッキが出来て番組の録画が出来るようになったことでテレビはリアルタイムでの視聴から開放された。
それで、最近のHDD・DVDレコーダーの登場がある。これによって「テレビをリアルタイムで見なければならない」という考え方はもう姿を消したんじゃないのかと、私は思ってしまう。いったい大多数の人はテレビをどう見ているのだろう。
私はHDD・DVDレコーダーを使うようになってからは、もうテレビのリアルタイム視聴やビデオデッキでの録画をする気がなくなってしまったのだけど。
HDD・DVDレコーダーの登場でテレビ放送に関して、自分が好きな番組を選択してみることが出来るようになったと思う。これによって放送を「飛ばし読み」で見れるようになった。
私は自分でアマチュアWEBラジオをやっているので実感しているけど、ラジオは必要なところだけを聴くということが出来ないメディアだと思う。ラジオは最初から最後まで時間通りに聞いてみないと内容が分からないからだ。テレビと違って飛ばしながら視聴することが出来ない。つまらないと思ったときに途中で視聴をやめるのがせいぜいだ。活字メディアでも「新聞」はそもそも全部読まれる事を想定していないメディアだし、雑誌も普通は全部読まない・部分的にしか読まない。単行本は基本的に読者が全部読む事を想定しているが、小説以外の本は飛ばし読みが可能なメディアである(余談になるが「小説をあらすじで読む」といういわゆる「あらすじ本」が一時期話題になったが結局定着せずに廃れた)。
以上のようないろんなメディアを使っていると、「情報源」としては「飛ばし読み」が可能なメディアのほうが使い勝手が良いと感じている。だからテレビが飛ばし読み可能なメディアになったのは個人的には歓迎すべきことであり、またこれによって格段に使えるメディアになったと感じている。
だけれども、私がアマチュアWEBラジオの運営にハマっているように、飛ばし読みが出来ないラジオのようなメディアも私は好きだ。ラジオは部分的にぱっぱっと飛ばし読みして情報収集をするメディアとしては不適だし、その点では飛ばし読みが可能なブログに負けていると思うけど、ラジオにはラジオにしか表現できない雰囲気があると思っている。だから視聴者数がブログよりも少ないが、私はラジオは好きだと思って運営を続けているし、視聴もしている。
話を戻して、テレビの話。テレビが飛ばし読み可能なメディアになったことで、情報源としての使い勝手は格段に増すと思う。私は個人的にこれを歓迎するし、またやろうと思えばラジオのようにだらだらとBGMにも流せる、なかなか便利なメディアだと思う。
インターネットが普及してホームページ製作が流行った。それから数年ほどしてブログが普及した(今から2年半前にブレイク)。ブロードバンドとHDD容量の増加でポッドキャストに代表されるアマチュアWEBラジオが技術的には簡単に出来るようになった。はたして、アマチュアで映像作品・テレビ番組を作って簡単に配信される時代が来るのだろうかというのが少し気になる。
今はYoutubeで動画配信が技術的には出来るというが、オリジナルの映像作品・番組を作っている人はあまり聴かない。せめて現在のポッドキャストと同じくらいにはアマチュアでのテレビ番組作りがどんどんとやられて欲しい。
・注
この文章は「テレビの使い方」ということでテレビの話をしたかったのだが、最後にはネットの話になってしまった。表現手段について考えると、ブロガー兼アマチュアラジオパーソナリティとしてはどうしてもネットの話になってしまう。
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- 2007/04/18
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