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コラム:今更ながらフラットディスプレイ

 家にテレビが来た。そんなことでいちいち驚くとは何年前の人だよという話だが、部屋にテレビを置くとなかなか存在感があるので「おお、テレビ来たなー」と妙に気にしている。
 それはさておき、私が今回ビックカメラで買ったテレビはブラウン管のテレビである。最近は電気屋のテレビ売り場に行くと液晶テレビだプラズマテレビだというわけで、薄型テレビが売り場面積のほとんどで、ブラウン管テレビは隅っこのほうに小さく置かれている。
 それでも、チェックすれば分かるが値段は圧倒的にブラウン管のほうが安いので、私はそっちにした。基本的にテレビの薄型は画面サイズが25インチ以上でブラウン管では馬鹿でかくなる場合に威力を発揮するのであって、私のように画面サイズ15インチのテレビが欲しいということだとブラウン管でもそんなめちゃくちゃ大きくはならない。だったら値段が安い分ブラウン管の方が良いんじゃないのかと、そんな判断でブラウン管のテレビを買った。大体液晶テレビが15インチで3万円くらいだったときに、ブラウン管テレビは12800円だったのだ。半額以下だった。

 だが、ブラウン管テレビとはいっても唯一こだわったのがフラットディスプレイである。今回買った機種はノーブランド(ORION)であるが、ディスプレイは平面である。私はしばらく前まで普通の球面状のテレビを使っていたので、平面ディスプレイは圧倒的に見やすくて憧れだった。だから東京の西多摩で今使っている25インチのブラウン管テレビも、親から機種を選べといわれた時にフラットディスプレイのテレビをこだわって買ってきた。やっぱり球面状のテレビよりも画面が平面のほうが圧倒的に見やすいと今でも思っている。

 それで、最近は誰も指摘しなくなったが、ブラウン管でフラットディスプレイを実現するのは結構すごいことだったんだと言いたい。
 かつてはテレビは全部画面が球面状だった。奥から電子銃で画面に電子を飛ばしていたので球面の方が都合が良かったからだ。
 それが何年前だったか忘れたが(10年位前だったか?)、SONYが画面が平面状のテレビを作って市場投入した。このときは軽く盛り上がった気がする。「テレビ画面が平面だよ!」と。発売当時は画面が平面のブラウン管テレビが「すごいもの」だとして話題になったし、また電気屋でも平面テレビのコーナーが作られていて活気があった。だが数年するとパソコン用のディスプレイは液晶ディスプレイにとってかわられて、テレビもちょっとしてシャープが「AQUOS」を出して私が「こんな高いの売れるのか?」と思っているうちにブラウン管を駆逐してしまった。

…以上のようなことがあって、私はSONYがフラットディスプレイのブラウン管テレビを出したときの事を知っているだけに、その技術がまったく消えちまった現在が実に不思議に見える。改めて、ブラウン管で画面を平面に作るのはすごいことだったんだといいたい。
 だから、今回私が買った15インチブラウン管フラットディスプレイのテレビも、ノーブランドだが「フラットディスプレイ」という、かつての最先端技術を使った商品なんだと思って使いたい。「かつての最先端技術」がノーブランドで売られる時代になった・それでもあんまり売れてない、というあたりに時代を感じる。

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