空想しろ!という現状・読売新聞の「だいち」記事に異議あり
来週の火曜日に研究室のゼミ発表、そして1/28にHASTIC学術講演会での発表のための予稿の締め切りがあるので、その原稿を考える。
まずはどういう戦術でいくか、というか、実験データをどういう切り口で切り取って自分のストーリーを組み立てるかというあたりが結構重要だと思う。それなので、実験データを眺めながらどう加工するかを悶々と考えています。
私はできるだけはMSパワーポイントを使わないようにしているので(まったく使わないわけではない)、プレゼンはOpenOffice.orgのImpressというソフトウェアでプレゼンテーションを考えています。現状ではワードはオープンオフィスへの置き換えはまだ難しいけど、普通のプレゼンテーションに関してはもうオープンオフィスの能力で十分にプレゼンができる状態になってきたと思う。それなので、プレゼンはOpenOffice.orgを使って考えています。現状では表計算にエクセルを使っているけど、これもOpenOffice.orgの表計算Calcの能力は結構高いと思う。
図書室で新聞を読んでいたら、本日の読売新聞朝刊一面肩に地球観測衛星の「だいち」の記事がなかなか大きくあった。
> 550億円の陸域観測衛星、誤差やノイズで地図作れず
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080109it01.htm
予想以上にノイズがひどいので当初期待していた性能が発揮できないという記事だが、うまくいかなかったからといって「税金の無駄遣い」というような論調で記事を書くんじゃない>読売新聞。
これまでにない人工衛星を作る以上、予定通りにいかないことはありえることだ。そもそも軌道に投入するまで動くかどうかのテストが出来ないんだからうまく出来なかったからといって悪いわけじゃない。不可抗力だ。…宇宙工学専攻学生として軽く反論しておく。
- 2008/01/09
- 科学技術
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