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コラム:ネット上の社交は現実よりも密度が上かも

 インターネットでのやり取りは、現実で話をするよりも劣るものであると私は今までずっと思ってきた。出来ることならば現実で直接話をしたほうが良い。連絡が取れない遠くの人とも話が出来るからネットは便利でよいけど、だけど現実で話をすることはネットにはないよさがある-というようなことを思っていた。だけど最近になって「ひょっとするとネット上でのやり取りは現実よりも良い点があるんじゃないか」と思うようになってきた。

 それは文章を通してやり取りをするので情報の密度が濃いということ。私のblogに関しても、普段は一日2-3枚くらいの文章を書いていて、ブロガーとしては分量的にはよく書いているとおもうけど、それでも「一日の出来事の中で一番印象的な事を原稿用紙2-3枚にまとめたもの」をblogに載せているとすれば、それは密度が濃いというか、情報的には少しは煮詰めたものになる。
 このネットに対して、現実で誰かと話をするのならば、そもそも「何を話そう?」という風に最初はなるし、伝えたい情報以外のどうでも良い話が入ってしまったりして、blogよりも情報の密度が下がるのではないかと思う。

 言い方を変えるならば、blogは「面白い点だけをクローズアップして見せる」から短い時間で重要な情報だけを伝えている。それに対して現実で誰かと話すときは情報を煮詰めないでそのまま話すからどうしても「だらだらした」コミュニケーションになるのではないかと思う。
 私自身がblogをやっていて、またアマチュアWEBラジオをやっているのでコミュニケーションが達者な人間だと誤解されているかもしれないが、実際に私と会ってみると「なんか、blogやラジオよりもしゃべらないなー」という風に私の事を思う人は結構いると思う。われながら、私はblogやラジオで表現しているようには現実では饒舌に話が出来ない。

 私は1998年ごろからネットをやり始めたので、その当時の「BBS(掲示板)」と「チャット」という二つの方法をメインに知人とコミュニケーションをとっていた。その経験からすると、チャットはダラダラ話すので情報密度は薄く(今ならメッセンジャーになるのかな)、BBSは考えた作文を載せるので読み応えのある情報交換が出来ていたと思う。
…blogと現実でのやり取りも同じではないかと思う。インターネットのやり取りよりも現実で話をするほうが良いとブロガーの私まで思い込んでいたが、blogをやっていると体験したことの中でも飛び切り面白い情報だけをまとめて掲載しているので、それと比べたら現実で顔をあわせてのやり取りなど「だらだらしている」のでネットより劣るのではないかと思う。
 それだから、現実でのやり取りは否定しないが、情報密度という点で考えてみればインターネットでのやり取りは現実を超えているのではないかと思う。この点はもっと評価しても良いのではないか。

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