最近見たアニメの簡易感想 9/18編
> クロムクロ 第23話「雪に唄う蛙」
絶望状況において、日常を送って未来を考えること。学校に来て、先生は進路相談をして、シナリオを書いたと言ってみんなで映画を取り出す、そんなことを描いていた。
あれはそうすることが絶望状況の打開の最善手だからだと思った。そういえば「サマーウォーズ」でもパニくった時には「みんなでご飯を食べなさい」といって冷静に対策を考えるほうがいいという表現だった。
「がっこうぐらし」も、努力してあの状況下で「日常」を送っていた。それはそれが生き残るための最善手だからだろう。
「ノーゲーム・ノーライフ」で、「どうやってもダメだ」と思ったらそのゲームには絶対勝てない、「なにかまだ手段はある」と思うことが勝つための条件だという主人公の台詞があり、今回はカエルの話があったけど、「諦めたらたら死ぬ」ということは深いと思った。
政治的な話をあまりしたくないが、太平洋戦争末期の日本てあんな感じかなと感じた。負けるのは確実でアメリカに占領されたらどうなるんだろうって。アメリカに占領されて良くなった日本はスーパーラッキーだったのかなと。
こういうアニメってある種反戦を描いているかという気がする。「がっこうぐらし」とか、「クロムクロ」とか、おそらく近い将来に全滅する絶望状況で超頑張らないと生き残ることが出来ないなんて状況は私は嫌だもん。適当にボーっとしていてもなんとか生きていける今の日本の状況のほうが絶対に良いと私は思う。ある種、極限状況の怖さと今の平和のありがたさを描いているのかなと思った。
星5つ。
> 甘々と稲妻 第10話「夏休みとねことアジ」
幸福グラフィティみたいに、料理で幸せになる話かと思っていたが違うんじゃないか。もともと不幸だった人が、あそこで集まって料理をすることでなんとか厳しい明日を生きていくだけの力を得るというか、0の状態をプラスにするというよりは、マイナスの状態を0に持っていくことをしている気がする。
なんか、基本的に不幸で苦しい人たちなんだよ。それがやっとやっと日常生活を送っている、その力を得ている感じに見える。今回の「ネコになる」ってなんなんだろう。なんで泳ごうとしなかったの。
あとは繋がる話かなと。お父さん・女子高生・幼稚園児と三カテゴリーの人たちが居て、実は共通点がろくにないんだよ。そのバラバラな人たちが料理で繋がる話かなと感じた。
星3.5。
> バッテリー 第9話「バックホーム」
真面目な人と真面目じゃない人の話かなと思った。
セイハのたまをガチで打つ事。二人だけがガチだった。
ひたむきな人が不遇な話だが、ひたむきに技術追求している人が最後に幸せになるストーリーならばまだ救いがあるかなと。
私は学校で物理学をやっていたけど、基本的に理系は技術追求で政治的な駆け引きが苦手というか、そもそも興味がない。それが本作の主人公とかぶる。
星3つ。
> ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第23話「シアーハートアタック その1」
あの爆弾とのバトルがドキドキで超面白い。エコーズACT3も出てきてなんか見ていてすごく面白かった。コウイチが一人で闘っているところが実に格好良くて良い。
星5つ。
> アンジュ・ヴィエルジュ 第6話「嘘の笑顔」
相変わらず闇堕ちされた方々が妖艶で素晴らしすぎる。彼女たちの主張も実に考えさせる。なかなかどうして見応えのある作品である。
星4つ。
> Rewrite 第9話「回り始める運命」
いきなり話がぶっ飛んできたが、序盤の日常から非日常にシフトしてって話は嫌いじゃない。結構楽しく見れるので良し。
星4.5。
> クオリディア・コード 第9話「反獄のイデア」
何の話かわからないが、このどんでん返しがありそうな感じとか次回が楽しみでしょうがない。
星4つ。
> NEW GAME! 第10話「正社員ってお給料を安くするための法の抜け穴…」
改めて仕事をしているんだかしていないんだかという風に見えるところが面白いとは思う。本当に、仕事が遊びであるかのような仕事のやり方ってのはうまくすれば出来るものなのだろうかということを思わずにはいられない。ねねっちは基本的に仕事をしている人ではないはずなのだが、それでもイーグルジャンプのメンバーと同じようにみえる。だからむしろ「今は就業時間中なので…」というほうが不自然に見えてしまうところは本当にユニークだとつくづく思う。
星3.5。
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- 2016/09/18
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