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正規分布における1σと3σの違いについて考える

 統計学についての資格試験であるQC検定(品質管理検定)について、最初に3級に合格して2016年3月に2級に合格した。1級も受けたいとは思っているがそれは少し先にする予定。
 それで統計学の勉強をしてきて、正規分布で標準偏差1の範囲に68%が入っていて、標準偏差2までの範囲に95%が入っていて、標準偏差3の範囲に99.7%が入っている、ということがテキストに書いてあった。これがなんだか考えさせられた。まず正規分布が無限に裾を引いていてどこまでいってもゼロにならない、ということから、「どんなに努力をしても不良はゼロには出来ない」ということを意味しているのかなと思って、「努力して検査すれば不良をゼロにできる」と思うことがそもそも違っているんじゃないかと言うことを思った(あとは「犯罪とか交通事故を日本からゼロにすることが目標です」という警察の人とかも多分それは無理じゃないかと)。
 そして正規分布と標準偏差の関係について、横軸を「努力の量」で、縦軸を「得られる量」と考えると、1の努力で全体の68%、2の努力で95%、3の努力で99.7%が得られると考えてみると、一つのジャンルで3の努力をしたら99.7%が得られるが、3つのジャンルで1ずつ努力をしたら68%*3=204%とほぼ2倍の獲得量になるんじゃないかと言うようなことを思って、前に書いた「一つのジャンルに可処分時間とエネルギーを突っ込む」のではなくて、複数のジャンルにそれなりのエネルギーを分散して突っ込むほうが、総量では獲得量が多くなるのではないか、というようなことを思った。

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