「榎本武揚と明治維新 旧幕臣の描いた近代化」岩波ジュニア新書を読んだ
↑図書館で借りて読んだ。
司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んでいる時に、土方歳三が最後に榎本武揚について函館で闘っていた。あとはNHKの番組で榎本武揚の回があって、それを見た程度だったのだが、本書を読むと、この人がどうやらずば抜けて頭が良い感じの人だったのだなと思う(福沢諭吉の福翁自伝をよんでも福沢諭吉がずば抜けて頭が良いなと思ったのでなんか明治維新のときの人物はすごいなとエピソードを読むと思うことが多い)。そして旧幕臣から明治政府の大臣を務めたりと、いろいろと活躍されていた様子が書かれていて「こんな人がいたんだ」ということがすごく面白かった。
東京農業大学の創始者ということで、東京農業大学の設立125周年記念で榎本武揚について調べていって「評価されていないけどすごい人だったんだよ」って感じで本書も作られたらしい。
なかなか面白い本だった。読んで良かったと思う。
星4.5。
- 2018/03/10
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