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大学教授の悪口を書く

「神様と人間との区別」というものに俺は強いこだわりを持っている。物理法則のような自然現象というものは「絶対に正しいモノ」だと俺は思っている。自然科学の勉強をしているが、自然現象の根本にある物理的・数学的な法則というものは、言ってみれば神様が創ったもので「絶対に正しい」(いや、俺は神様とか信じてないけど、分かりやすく書けば「神様」と表現するのが一番しっくりとくるだろう)。

 それに対して、人間社会で決められているルールのほとんどの事柄は人間が便宜上作ったものに過ぎない。たとえば法律だ。法律は、俺はまあ人間関係を円滑にする上で守ったほうが良いだろうとは思っているが、法律というのは人間が便宜上作ったものであって「絶対に正しい」モノではない。法律なんていつでも変更可能なものであって、それは物理法則の絶対的な正しさとは全然違うものだと思っている。

 そして俺は自然科学をやっていて、物理法則のような絶対に正しいもの、「神様のルール」はとても偉大なものであって、それと比べたら法律のような人間が適当に作ったルールなんて大したものではないということを思っている人間である。いやまあ法律とか良く作ってあるとは思うけど、けど「絶対に正しいもの」では断じてない。
 この二つの違いを、俺は強く意識している人間である。


 そして、大学教授について。俺は今まで学習院と北海道大学と二つの学校を眺めてきて、大学の教員というものを20-30人は観察する機会に恵まれた。見ていて思ったのは「こいつら大学の教員の癖になんでこんなに頭が悪いのだろう?」と思えて仕方がない連中しかいないということだ。…本人には失礼すぎるので直接は言わないようにしているが、学習院と北大の教員に関する限り、俺が見てきた教員は100%「大学教員の癖に、こいつバカだな」という程度の頭の良さでしかなかった。

 注釈すれば、これは別に向こうが特別バカなわけではない。ただ、俺が「大学の教員だったらきっとものすごく頭が良いのだろう」という風に過剰な期待を持っていたために、実物を見たときに期待ほどではないということに落胆したに過ぎない。言ってみれば、俺は大学の教員のことをものすごく頭がよい、いわば「神様」と同じような存在だと思い込んでいたのだ。

 ただ、当然ながら大学の教員というものは所詮はただの人間である。間違えることもあるし、判断も常に正しいわけでもない。個人的には、専門以外に関してはど素人だとすら思っている。なのだが、俺以外の学生や、あるいは教員自身が、「自分はエライ!」と思い込んでいるようにしか見えないので、その点に強い違和感を感じている。
 言ってみれば、神様と人間の区別がついてない連中が多すぎる、と俺は思っているのだ。
 私はしばらく前から大学教員がただの人であってたいした能力を持っていないということが分かってしまったので、正直彼らのことをかけらも尊敬していないのだが、私以外の学生を見ていると「大学教員だから偉いのだろう」と、かつての俺のような思い込みをしている人が結構いる。そして大学教員自身が学生に対してやたらにえらそうに振舞うケースが多々ある。「大学教員は学生よりもえらい」ということを、学生だけではなくて教員自身がそう思い込んでいるのだ。

 基本的に、理工系においては学生も教員もエスタブリッシュメント(確立されたもの、権威権力)に盲従している。


 ここからは俺の推測になるが、そもそもが大学の教員になるような連中がどういうことを考えているのかが気になる。それというのも、俺は大学の教員が、テストや作業が上手くできない学生のことをいとも簡単にバカにしたり見下したりすることが多いということを経験的に知っているからだ。大学の教員は敗者・弱者の気持ちを理解する能力が根本的に欠落しているのではないかと、俺は疑っている。

 敗者・弱者に対して共感するためには自身が負けた経験が絶対に必要だと俺は思っている。大学の教員にはその「負けた経験」がないのではないかと俺は疑っているのだ。
 かつて、学習院大学にいたときに、学習院の物理の教員の8割くらいが東京大学を卒業していた。俺はプロフィールを見ていて「なんでコイツらはこんなに東京大学ばっかり卒業しているんだ?」と不思議に思ったほどだ。
 そして、東京大学に入学できて、卒業した挙句に大学教授になるような人生を歩んできた連中の思考パターンというものは、果たして敗者・弱者のことが分かるものなのかというのがとても疑問だ。

 東京大学を卒業して大学教授になるような連中は、どこからどう見ても勝ち組である。人生「上手くいってきた」経験しか持っていない、「負けた経験」がほとんどないのではないかと思う。だから、俺は彼らは「負け組」のことを想像するだけの能力が欠落した連中ではないかと疑っている。

 そして大学の教員がバカだなと思うのは、彼らは自分が「敗者のことが理解できない」ということにすら気づかずに敗者のことを簡単に見下すということだ。
 また、理工系の教員は社会科学・人文科学に関してはほとんどまったく分かっていないただの素人なのだが、自分が社会科学や人文科学の素養を持っていないということにすら気づいていないし、そのことに対する危機感も持ち合わせていないということも、とても不幸なことだと思う。


 俺は大学に入学していくつか役に立つ経験をしてきたが、その中でも「大学の教員は阿呆の集まりだ」ということを実感として理解できるようになったことだけは相当の収穫であると思う。大学の教員がバカの集まりだと思うようになったことによって、俺は権威・権力というもの全体に惑わされないだけの精神力を得ることが出来た、と考えている。

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コメント一覧

別に偉い、偉くないとか意識したことないっすよ。ただ研究をやる上で明らかに先生方が経験値があるだろうと思うので、やはり言っていることは参考になると思います。人生においても、特別にすごいとかまでは思わないにしても、自分よりは人生経験積んでるし、社会人生活も長いこと送っているので、それなりには言っていることは間違いではないと思います。

自分でしっくりくるか、来ないかをあとは取捨選択すればいいのでは。
こういうことに正解とかはあまりないと思うので。

大学教員だけが劣っているような印象の文章ですが、研究分野が長けているだけであって、あとの部分は普通の大人だと思います。どんな仕事をする人もだいたいは仕事とする専門分野が長けていて、あとは至って普通な社会人だと思います。

東大とか肩書きにとらわれてないですか?ほとんどの人は誰でも挫折を味わっている気がします。じゃないと真の意味で大きくなれないと思います。まあでもそういう偏見はありますよね。そういう人は確かにいる気がします。そんな人とはあまり付き合いたくないっすね、確かに。

ところで、こういうことを書くきっかけというか、何かあったんですか??

  • 2008/10/14
  • ちかぽん ◆ -
  • [ URL ]
  • [ 編集 ]

> ところで、こういうことを書くきっかけというか、何かあったんですか??

 きっかけは数日前にふっと思い浮かんだだけで、特に教員とトラブルになったというような直接的なことがあったわけではないです。というか教員とのトラブル自体は日常的なものなのでいまさらきっかけになるようなものじゃないです。

 というか、ここに書いたようなことは私が数年前からずっと思っていた大学組織に対する怒りです。私は大学の組織において、教員が学生に対してむやみやたらとえらそうにすることに対して、強い怒りを感じて仕方がない人間です。
 なので学習院にいたときにやっていたここの前のブログでも数回にわたってこのテーマでのエントリを書いてはコメント欄が紛糾していましたし、コメント欄が紛糾しても、何があろうとも、学習院にいたときと変わらず、やはり大学組織というものに対して、私はここに書いたような怒りを現在でも感じてしまって仕方がないです。

> 東大とか肩書きにとらわれてないですか?

 肩書きにとらわれています。そして、書きにくいので書きませんでしたが、このエントリで書いた東京大学は北海道大学とイコールです。北大の学生も、私からすれば人生の苦労が分かっていないあまちゃんだと正直思えて仕方がないです。
 学習院と比べて実感していますが、やはり北大は学習院とはレベルが全然違う学校です。「北大も学習院も同じだ」という言説は偽物です。

 植松電機の植松専務が、北見工業大学の学生だったときに北大の学生に嫉妬した話がブログに書かれていて、私は学習院にいたときに東京にある学習院よりもレベルの高い学校(東大・東工大・早稲田・慶応・理科大・中央・立教・首都大)にコンプレックスを感じていました(今考えると8つの学校にコンプレックスを感じていたというのも我ながらすごいが)。
 たとえばちかぽんさんを含めて、北大の学生はそもそも私のように「周りのレベルの高い学校の学生に嫉妬する」という経験がないでしょうし、嫉妬する私の気持ちを理解することが出来ないでしょう。
 いやまあ学習院も終わるころになると嫉妬することもなくなってきたのですが。

 私自身、東京大学という名前や肩書きに過度にとらわれている言説は好きではありませんが、ただそれがまったく荒唐無稽なものではない。それは私自身が、学習院と北海道大学というレベルの全然違う二つの学校を経験することで身にしみて分かってきたことです。
 北大生は、北海道大学だというそれだけの理由で批判されても仕方がない、と私は思っています。

  • 2008/10/17
  • 中谷@無重力 ◆ -
  • [ URL ]
  • [ 編集 ]
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