FC2ブログ

Articles

理学部と工学部ではものの考え方が違うし、工学部と文学部では相当にものの考え方が違う

 俺自身は理学部から工学部に移ってきて、なんかカルチャーが違うなと思っている。理学部では抽象的な一般論をやるところを、工学部ではとにかくやたらに具体的な数値を使って具体的に考えているような気がする。上手くいえないが「なんかちょっと違うな」ということをずーっと思いながらすごしている。講義を受けていても宿題や問題の質が理学部とは全然違うので戸惑うことも多かった。

 それ以上に、文学部にいる人と話をしていると、やっぱり理工系と文学部では世界の見方が根本的に違っているんじゃないかとすら思えるほどに着眼点というか、ものの考え方が異なっているのでそれが面白いなーと思っている。これも何がどう違うのか明文化できないのだが、やっぱり違うと思う。それなので、俺は今、文学部に入って勉強をしたくてたまらない。理学部にいて理工系の世界の見方が分かった状態で、文学部の連中がどういう風に世界を見ているのか、それがすごく気になっているのだ。

 俺の簡単な感想から言えば、理工系ではやはり人間の心理状態というか、微妙な心の動きについて鈍感だと思う。俺を含めて、理工系の人間はどうしても世界や、そして人間の内面的なことについては、もうものすごく表面的にしか見れていないんじゃないかと思う。なので「人間の内面や社会を表面的にしか理解できない」ということが理工系を勉強してきた人間の欠点じゃないのかなと思う。

 考えてみれば、自然科学というのはシンプルな原理原則を基にして世界を理解する、ということが基本の学問である。なので基本は「単純さ」をよしとする価値観なんじゃないかと思う。だから人間とか、社会とか、そういう風に単純な法則では動いていないものについてはさっぱり無力なんじゃないかと思う。
 自然科学がターゲットにしているのは自然現象である。ある種単純に扱えるものだけを扱っているのである。だから複雑なものは扱えないし、複雑なものを前にしても単純にしか扱えないのである。

 そんなことを思った。俺は死ぬまでに、文学を本格的に勉強したいという希望を持っている。俺は文学がやりたい。文学をやって、文学的な世界のものの見方というものでもって世界を見てみたいと思う。

トラックバック一覧

コメント一覧

コメント投稿フォーム

管理者にだけ表示を許可する

Navigations, etc.

Navigations

FC2カウンター

カウンターfrom2005.1.1

プロフィール

Yutaka ICHIMURA

Author:Yutaka ICHIMURA
 趣味はアニメ・漫画・ライトノベルなどポップカルチャー全般とモータースポーツ観戦、物理学・機械工学の勉強。
 コメント・TBは歓迎いたしますが、予告なく事前認証制にすることがあります。
 管理人へのメールはargonracing +at+ gmail.comからください(ただし普段使っていないアドレスなのでここからメールを送った場合はコメント欄にその旨を記載していただきますようお願いします)。

最近の記事

月別アーカイブ

カレンダー

11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

ブログ内検索

リンク

http://www.inv.co.jp/~popls/

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

管理者ページ